ホーム > 北区志茂にて塩ビ波板をポリカーボネート製の波板へ交換工事を実…
北区志茂にて塩ビ波板をポリカーボネート製の波板へ交換工事を実施致しました!施工状況や費用についてご紹介しております
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白井
北区志茂にお住まいのN様邸にて行った波板交換工事の様子をご紹介しております。強風により波板が1枚飛散してしまったとの事で「街の屋根やさん」へお問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。
既存の波板は、ガラスネット入の硬質塩化ビニル製の波板でした。波板設置から10年以上経過しており、波板には経年劣化の症状が見受けられました。
塩化ビニル製の波板は、紫外線により劣化が発生すると波板に黄ばみや変形といった症状が発生します。この様な症状がでてしまうと、従来波板が備えている柔軟性が失われているサインとなり少しの衝撃でも割れやすくなっている状態になります。
強風により飛散した波板は1枚でしたが、全体的に劣化の症状や飛散リスクがある状態でしたのでベランダ屋根全面の波板交換工事をご提案致しました。ご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。
北区志茂にお住まいのN様邸にて行った波板交換工事の様子をご紹介しております。強風により波板が1枚飛散してしまったとの事で「街の屋根やさん」へお問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。
既存の波板は、ガラスネット入の硬質塩化ビニル製の波板でした。波板設置から10年以上経過しており、波板には経年劣化の症状が見受けられました。
塩化ビニル製の波板は、紫外線により劣化が発生すると波板に黄ばみや変形といった症状が発生します。この様な症状がでてしまうと、従来波板が備えている柔軟性が失われているサインとなり少しの衝撃でも割れやすくなっている状態になります。
強風により飛散した波板は1枚でしたが、全体的に劣化の症状や飛散リスクがある状態でしたのでベランダ屋根全面の波板交換工事をご提案致しました。ご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。
担当:白井
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:その他の工事
- 施工期間:1日
- 築年数:築35年
北区志茂にお住まいのお客様より「強風により波板が1枚飛散してしまったので修繕を検討しています。波板には全体的に劣化の症状がみられるので全体的な張替えのお見積りをいただきたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
現地調査の様子になります。強風により飛散してしまったのは、2階のベランダに設置されている波板になります。波板は全体で9枚取り付けられておりましたが、端部の1枚が風に煽られてしまい飛散してしまっている状態になります。波板はフックや傘釘により固定されておりますが、強風により一定以上に負荷が掛かるとフックの破損や、固定箇所周囲の波板が割れてしまう事で固定力が低下し飛散へと繋がってしまいます。
既存の波板は、ガラスネットが入った硬質塩化ビニル製の波板になります。波板の間にガラスネットを挟むことで強度を上げているので塩化ビニル製の波板と比較して耐久性が高く劣化しにくいといった特徴があります。
通常の塩化ビニル製の波板は耐用年数が3年程ですが硬質塩化ビニル製の波板は耐用年数が5年程と言われております。
波板には、変色や変形といった塩ビ波板の特徴的な劣化症状が発生しておりました。
塩化ビニル製の波板には、形成時に可塑剤とよばれる物質が添加されています。可塑剤とは、材料に柔軟性を与えたり加工性を上げる為に添加される物質になります。
そんな、可塑剤ですが経年劣化と共に流出してしまうと添加されている材料の柔軟性を低下させてしまいます。こちらの波板でも可塑剤の流出に伴い、塩ビ波板の柔軟性が失われ材料が硬くなってしまった事で衝撃を分散出来ずに破損し易い状態になっておりました。
既存波板の固定には波板フックが使用されておりました。樹脂製のフックが使用されており波板が飛散してしまった箇所以外にはフックの破損は確認されませんでした。しかし、波板の設置から年数が経過しているため樹脂製のフックも経年劣化により負荷が加わると破損しやすい状態となっておりました。
ポリカーボネート製波板への交換工事をご提案致しました!
調査報告を行い、お客様のご希望通りベランダ屋根全面の波板交換工事のご提案を行いました。ご検討の末、弊社へ工事のご依頼をいただきました。
今回の波板交換工事の費用は、税込み95,000円にて承りました。工事の費用は、施工環境や施工面積により異なりますので詳しくは「街の屋根やさん」へお問い合わせ下さい。
先ずは、既存の波板撤去を行います。波板フックにより固定が行われておりましたので、フックを緩めることで波板の取り外しが可能でした。
経年劣化によりフックが劣化している箇所では、フックを緩める際に破損してしまう箇所が多々ありました。人力で破損してしまう程度の強度ですと、強風により負荷が加わった際にも破損が想定されますので全体的に飛散リスクが高い状態でした。
既存の波板、フック共に劣化が進行しており撤去の際には破損が伴い破片が周囲に散乱してしまうので撤去後の清掃作業は欠かせません。
アルミフレームの軒先側には、排水用の樋が備え付けられております。普段は波板により隠れており外部より大きなゴミが入ってしまうことはありませんが砂や塵等の微細なものは隙間から樋に入り込み、降雨時に砂が水を吸い込むことで泥として樋の内部に堆積してしまうことがあります。
樋の内部に堆積物があると排水時に水の流れが妨げられてしまいオーバーフローの原因となります。波板交換の際には、樋内部の清掃も併せて行うことが推奨されます。
波板交換工事で使用するのは、三菱ケミカルインフラテック㈱が製造しているポリカーボネート製の波板になります。ポリカーボネートは、耐衝撃性・耐候性・耐久性・採光性に優れた素材で波板や平板などの様々な製品に加工されて使用されております。色は、お客様とご相談しブロンズをお選びいただきました。
現在でも、塩ビの波板は製造・販売が行われておりますが耐久性を考慮するとポリカーボネート製の波板を使用することが推奨されます。
アルミフレームの流れ(軒先に対して垂直方向)1700mmでしたので、5尺(1515mm)では寸足らずとなる為6尺(1818mm)の波板を加工し寸法の調整を行いました。
波板は、専用のハサミを使用することで簡単に切断することが可能です。このように加工性に優れているところもポリカーボネートの特徴ともいえます。
新規波板取り付けの様子になります。アルムフレームに合わせて加工を行った波板を先ずは、アルミフレームに差し込み仮付けを行います。
仮付け後は、フックを通すための下穴を空けます。下穴を空ける際には、専用の錐を使用し波板の山となっている部分に穴を空けます。波板の谷部分は、水が流れる部分になる為、漏水のリスクが高く穴あけ位置には向きません。したがって、波板の高い箇所(山部分)に穴を空けます。
波板の固定に使用するのが、ポリカフックになります。アルファベットのJ型の形状をしたフックになっており、アルミフレームに嵌合させることで波板を固定します。今回使用するポリカフックは19㎜の長さですが、ポリカフックは19㎜~30㎜の種類がありますので各現場に応じた選定が必要となります。
また、ポリカフックにはクリア(透明)、透明茶、茶、白といった様々な色がありますので使用する波板に合わせることで一体感のある仕上がりとなります。
ポリカフックは、下穴に通した後アルミフレームに嵌合させることで波板を固定します。
固定の際に、フックの頭と波板との間のパッキンが圧縮されることで下穴からの漏水を防ぎますので漏水の対策も万全です。
複数枚の波板を設置する際には、雨水の浸入防止の為に波板の重ねは2.5山以上重ねるようにしなければなりません。重ねた山が少ないと雨水の浸入リスクが高まりますので注意が必要です。
一般的に655mmと規定サイズの波板ですが2.5山の重ねを考慮すると有効幅は575mmとなります。必要枚数を計算する際には有効幅で計算を行わないと枚数が足りなくなってしまいますので注意しましょう。
波板交換工事が完了となりました。固定箇所が多くありましたのでビスの締め忘れ等の不備が無いことを再確認し作業が完了となります。作業完了後は、お客様にお立会いいただき仕上がりの確認をしたところ工事の仕上がりに大変満足していただくことが出来ました。
私達「街の屋根やさん」では、波板交換のみならず建物全体のメンテナンスに対応しております。建物についてご不安な点やメンテナンスをご検討の際にはお気軽にご相談下さい。
関連動画をチェック!
火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
屋根修理って追加料金が発生しやすいって聞いたけど本当なの!?
屋根修理って追加料金が発生しやすいって聞いたけど本当なの!? 「屋根修理の際、工事中に追加料金が発生した」という経験をお持ちの方へのアドバイスです。優良な業者では、通常、追加料金はほとんど発生しません。追加料金を要求する業者は、技術的に未熟な業者や、予測不能な…続きを読む
費用の高い屋根工事を行う際にはリフォームローンがお得!
リフォームローンは急にお金が必要になった場合に手元に資金を残しておきたい方や、大規模なリフォームを検討していて予算に余裕を持ちたい方にはお勧めです。住宅の非常事態に備えて加入しておくと、もしもの時に後悔致しません!…続きを読む
大体の屋根工事料金が知りたい!そんな声にお応えします
屋根の工事を検討しているけれど、料金が全く分からない...そんなお客様のご要望にお応えして、屋根工事別のおおよその料金にお応えします。料金は大体の目安になりますので、詳しい価格が知りたい方には、無料点検をお薦め致します。…続きを読む
各種屋根材の初期費用と維持費用を合わせたコスト比較
各種屋根材の初期費用と維持費用を合わせたコスト比較各種屋根材の初期費用と維持費用を合わせたコスト比較 お住まいのご購入、そして住み続けるための維持管理、人間が生活していく上で基本となる「衣食住」はいずれもお金がかかります。 それに加えて、お子様がいるご家庭では…続きを読む
建坪約30坪でモルタル外壁とセキスイかわらUの塗り替えを行った場合の費用をご紹介
塗装やリフォームの見積もりを頼んだ時、本当にその金額が妥当なのか?と不安になりますよね?使用する塗料や業者によっても費用に差異が出てしまいますがおおよその費用は知っておきたいものです。そこで今回は建坪約30坪でモルタル外壁とセキスイかわらUの塗り替えを行った場合の費用をご紹介をご紹介します。…続きを読む
街の屋根やさん東東京
電話 0120-989-742
株式会社シェアテック
〒132-0023
東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
店舗詳細はこちら
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。