袖ケ浦市百目木で台風の影響で屋根が破損、金属波板に葺き替え
【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
袖ケ浦市百目木で会社を運営している業者様からのご依頼でした。昨年の台風15号(令和元年房総半島台風)で、倉庫の屋根が吹き飛んでしまい、大きな損害が出てしまったそうです。 法人様なので色々な業者に依頼を出したそうですが、中々希望の工事とかけ離れている業種が多く契約には至らなかった中で私達、街の屋根やさんに相談をいただき工事まで施工させていただきました。 屋根はアスベスト入りの大波スレートでしたが、築年数が経っているのでだいぶ劣化が進んでいる状態でした。このまま屋根材を使用し続けても大波スレートはデメリットばかりなので、金属屋根材への葺き替え工事をさせて頂きました。 今後の台風が年々大型化してきている中でコストパフォーマンスが良く、耐用年数が高い屋根材であるガルバリウム鋼板の金属波板にて屋根の葺き替え工事をいたします。
担当:谷
ビフォーアフター
大型台風被害
袖ケ浦市百目木に法人様の倉庫兼営業所がありますが、昨年の大型台風15号(令和元年房総半島台風)の影響を受け屋根の一部分が剥がれてしまい、雨漏りの被害が出てしまいました。屋根材は工場や大型倉庫などでよく見る大波スレートでしたが、強風の影響で割れてしまい一部分は飛散してしまっていました。
破損した建物は営業所と言う事もあり、働く環境にも悪影響が出てしまう為修理業者を探しており、問合せをした中の一業者が私達、街の屋根やさんだったそうです。
破損状況
台風の影響で吹き飛んでしまった部分は建物を増築した部分になり、屋根の一部分を木工事にて、鉄骨構造に継ぎ足した場所になり、増築してからも月日が経っており、木部が劣化した所に台風の横風を受けてしまい飛散したと思われます。鉄骨造屋根は、一枚も剥がされていませんでした。
劣化した大波スレート
鉄骨造の建物でしたが屋根は大波スレートと言い、耐用年数が高く当時はアスベスト入りとなっており、丈夫な屋根として多くの倉庫屋根などに普及していた商品です。現在ではノンアスベストになっており、有害物質は入っていません。
法人であるお客様の倉庫には大波スレートが貼り付けていましたが、築年数の経過で止め具のフックは錆が出てしまい、スレート自体も形に歪みが出ており浮いてしまっている状態の物もありました。
アスベスト入り建材
今回建物の老朽化と言う事もありましたので近い将来建て直す事を前提にしており、部分修復か全面葺き替えかでお悩みになっていましたが、雨漏りが原因で運営が出来ないといけないと言う事があり、屋根材を違うものにし、出来る限りコストを削り、かつ雨漏りがしにくい状態にしたいと言う事で、私達、街の屋根やさんでは、ガルバリウム屋根による金属大波板を提案させて頂きました。
屋根葺き替え工事
既存の大波スレートにはアスベストが混入していますので全て撤去いたします。大波スレートは劣化してくると、屋根面の雨水が流れにくくなったり水分を含んでしまうようになって、強度が弱くなってしまう事があります。鉄骨(Cチャンネル)にボルトで引っ掛けているだけですので、チャンネル下地がある場所でなければ、屋根材が弱くなっていると突き抜けてしまう事があり古くなった大波スレート系屋根は危険を伴います。
金属波板取り付け
工場や倉庫などに多く見られる屋根材として、常日頃から小さな補修工事にならない様に,耐用年数が非常に高いものや交換が効くものになります。特に鉄骨構造で取り付けられる屋根材の中で、折板屋根や大波・小波スレート等がありましたが、今回使用した金属波板はガルバリウム鋼板で当時の金属波板とは違い耐用年数が非常に高くなっております、厚みがあるものも注文できますが、今回使用した物は厚みが0.5mmの物を使用しています.
下地施工
金属の鉄板ですと季節により裏側に結露が発生してしまう事が多くあります、屋根もこれほど大きいと、雨漏れが生じてしまっていると勘違いしてしまうほど、天井に結露による染みが付着してしまいます。今回使用した金属波板の裏側には、発泡ウレタンが初めから取り付けてある物ですので、結露を大幅に軽減できます。
棟板金面戸付け
屋根材で波型になっていますので、棟板金を通常通り取り付けると隙間が出来てしまうので、雨水が強風などで逆流し雨漏りが生じてしまう可能性がありますので、ウレタン面戸を設置し隙間が出来ない様にいたしました。屋根材が波型ですと重なり合う部分も山形になっていますので、隣の屋根材に雨水がいかない様になっており、雨水が落ちた時にも傾斜に雨水が落ちるので屋根に伝わる雨音も軽減出来る様になっています。
屋根葺き替え工事
今回今までにない被害が各地で出てしまった大型台風15号でしたが、風の当たり方で色々破損状況が出てしまいました、お客様の営業所も周りに障害物が無かった事で、まともに強風が当たってしまい屋根が捲れてしまったように感じます。
建物が建てられてから、メンテナンスをしていない事で、取り付けフックが錆びてしまって、ボルトの役目を果たせていなかった事もありました。大波スレートの劣化もあり強度が弱くなっていた事も要因となっている事もありました。皆様が屋根材で勘違いしている事として、耐用年数が高い建材を設置していても、メンテナンスを定期的に行えば、平均的な耐用年数も著しく下がってしまいます。
破損してから工事して直すとなると、屋根材だけ直す事にならないケースが多くありますので、必ず定期的に点検をしましょう。
追記 2022年9月22日 ドローンにて定期点検にお伺いいたしました
袖ケ浦市百目木に会社倉庫兼事務所を所有している法人様の屋根葺き替え工事を以前致しました、今回は定期点検時期となりドローンを使用して点検してまいります。
以前大型の台風の影響を受け屋根の一部が破損してしまい、雨漏りが生じてしまって非常にお困りになっていました、葺き替えをした後は比較的大きな台風も到来しておらず、雨漏りは葺き替え工事以来発生していないとの事でした、葺き替え工事をしたので雨漏りは当然起こりませんが、定期点検にて屋根の状態を見る為にドローンにて調査を致しました。
定期点検では色々な方法がありますが、工事前後など仮設足場が無い現地調査時などは危険が伴い、屋根建材の中には元々滑りやすい素材もありますしかも劣化している屋根建材などは特に危険で破損させてしまう事もあり注意が必要になります、特に金属系屋系では滑りやすい物が多く軒先などの調査は細かく調査できない場合もあります。
ドローンでの定期点検では仮設足場がなく高所な場所でも安心して調査が出来る事とが一番のメリットです、比較的細かな詳細部分まで調査が出来ますので人為的危険が共わない為安心できます。
お客様は屋根に登ることが非常に危険な行為でやめた方が良い行為となります、点検できない屋根形状が多くある中で現状どの様な状態になっているのか解らない為、実際は調査した人間の言われた事を信じるしか方法はありません、壊れそうになっているなどの不安用語を言ってきたりする業者さんも多く存在している事が確かです。ドローン画像では現在進行形でご一緒に確認ができるため、不正などが無くより安心が出来る共有ツールになっています。
屋根は雨漏りが生じてから破損している事に気が付く事が多いのですが、破損してからですと下地に影響が出ていたりしますので、何でも事前に発見し不具合が無いようにメンテナンスをしないといけません、弊社では全面改修工事をしていただくお客様には定期点検にて随時報告をしていますので、長期にわたり安心が持てると考えています。
記事内に記載されている金額は2022年09月22日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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