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横浜市瀬谷区にて「屋根・外壁」塗装工事を実施!併せてサイディング張替工事で雨漏り解決しました
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
横浜市瀬谷区にある築15年の住宅です。
塗り替えを検討されているとの事でお問い合わせをいただき、現地で点検したところ、外壁の一部に雨漏りが発生していました。
雨漏りは被害を広げる原因となるため、塗装工事よりも先に補修を行うことが重要です。
横浜市瀬谷区にある築15年の住宅です。
塗り替えを検討されているとの事でお問い合わせをいただき、現地で点検したところ、外壁の一部に雨漏りが発生していました。
雨漏りは被害を広げる原因となるため、塗装工事よりも先に補修を行うことが重要です。

担当:高田
ビフォーアフター
基本情報

- 施工費用:詳しくはお問い合わせ下さい
- 平米数:屋根:8年 外壁:10年
- 使用材料:屋根:サーモアイSi(クールブラック) 外壁:エラストコート(B-3977)、パーフェクトトップ(ND342.104)、IPヨウヘキコート
築15年の2階建て住宅です。
サイディングと左官仕上げが組み合わさっており、とてもおしゃれな印象です。
仕上げ材が異なるため、塗り替えの際には外観の印象も大きく変わります。
どのようなイメージに仕上げるかを考えるのも楽しみのひとつですね。
数種類の仕上げ材を使っている住宅では、場所ごとに補修や塗装時の注意点が異なります。
左官仕上げの場合、原料の特性上ひび割れが生じることがあります。
また、サイディングと比べて塗料の吸い込みが激しいため、下塗りで吸い込みを抑えておかないと、塗料の消費量が多くなってしまいます。
軒天も外壁と同じ仕上げになっていますが、換気口の表面塗膜が剥がれ、錆が発生していました。
錆が進行すると軒天に流れ出し、見た目が悪くなってしまうため、塗装でしっかり補修しておくことが大切です。
サイディング外壁にはモルタルと異なり目地があります。
目地のシーリングは経年によって痩せや亀裂が生じ、雨水が侵入する可能性があるため、定期的な補修が必要です。
新築時に使われたシーリングは、一般的に5年ほどで劣化が始まります。
そして、10年目頃には亀裂が入っていることが多く、塗膜よりも劣化が目立つ場合があります。
劣化の現れ方は場所によって異なります。
「肉やせ」だけでなく、よれていたり内部のバックアップ材が見えている箇所もありました。
紫外線の当たり方によって劣化のスピードも変わるため、最も傷みが激しい箇所を基準に判断することが重要です。
築15年ともなると、外壁材にも徐々にダメージが現れてきます。
新築時の釘周辺では、徐々にひび割れが広がり、割れにつながることがあります。
これは施工時の作業環境によるもので、避けられない場合もありますが、顕著に現れるのは築10年頃です。
また、紫外線が直接当たらない軒天も、風で舞う埃(ほこり)によって少しずつ黒ずんできます。
汚れの進行はゆっくりですが、確実に蓄積していきます。
スレート屋根の塗り替えは、おおむね10年ごとが目安です。
ただし立地条件によって差があり、苔(こけ)が大量に生える住宅もあれば、ほとんど生えない住宅もあります。
日当たりが良くない場所や、風通しの悪い立地では湿気がこもりやすく、苔(こけ)やカビが発生しやすくなります。
塗膜が劣化すると苔(こけ)が付着しやすくなります。
苔(こけ)は水分を保持してさらに繁殖を促すため、高圧洗浄でしっかり落とし、新しい塗膜を作ることで、美しく仕上げながら苔の再付着を防ぐことができます。
バルコニーにはタイルデッキが設置されていますが、下地のFRP防水層も点検が必要です。
補修する場合は剥がしての作業が基本となります。
ただし、剥がさず対応したい場合は洗浄のみも可能ですが、防水層が劣化していると、いつ雨漏りが起こるか分からないため注意が必要です。
屋根や外壁の塗装を行うには、足場の設置が必要です。
作業中に水や塗料が飛散して近隣に迷惑をかけないよう、メッシュシートも取り付けます。
玄関付近の単管には衝撃防止のカバーを付け、安全対策を整えました。
下地に問題がなければ、そのまま塗装作業に進むことができます。
しかし、今回は雨漏りが発生し、外壁に異常が見られたので、サイディングの張り替え工事が必要です。
腐食箇所も確認されたため、まずは外壁の補修工事から進めます。
正面の外壁材についてです。
軒天側から確認すると不自然な隙間があり、外壁材が浮いている可能性があると考え、点検と補修を行いました。
外壁材を剥がして内部を確認したところ、水が入り込んだ跡が見受けられました。
外壁材をすべて剥がしたところ、下地自体は傷んでいませんでしたが、部分的に雨水が入り込み、透湿防水シートが黒ずんでいる箇所がありました。
これが原因で下地が浮き、外壁に隙間が生じていました。
補修する場合、モルタル仕上げでは時間と費用が掛かるため、今回はサイディングの張り替えで対応していきます。
まずは下地の木材を交換し、透湿防水シートを張ったうえで、胴縁を取り付けます。
透湿防水シートは、外壁内に侵入した湿気を通気層を通して外部に排出し、同時に外部からの雨水を防ぐ役割を持ちます。
以前は防水紙(アスファルトルーフィング)などが使われ、これほどの機能は求められていませんでした。
しかし、高気密・高断熱化により室内結露の問題が増えたため、内部の湿気を逃がしつつ雨水を防ぐ透湿防水シートが必要とされるようになりました。
今回、使用しているのは「タディスバリア」です。
透湿防水シートには製品名が明記されている場合が多く、他の現場で使われている物と異なりますが、問題はありませんのでご安心ください。
胴縁を下地として、サイディングを直接張り付けて釘で固定する方法もありますが、今回は金具止め工法で工事します。
サイディングは横から見ると噛み合わせる形状になっているため、金具でしっかり固定しながら取り付けていきます。
サイディングを固定する金物には、通気性のものと非通気性のものがあります。
取り付け方法はサイディングの種類によって異なります。
なお、釘止め工法や非通気性の金物を使う場合、直貼りでは外壁内の通気ができないため、胴縁の設置が必要です。
金具で固定する工法は、釘止めに比べて地震などの揺れに対する耐性が高いという利点があります。
金物が露出している部分にはバックアップ材を入れ、三面接着を防いだうえでシーリング処理を行います。
まずプライマーで密着性を高め、その後シーリング材を充填して仕上げます。
モルタル仕上げの場合は、下地にラス網やラスカットを設け、何度か重ね塗りして仕上げていきます。
今回、バルコニーの外壁を張り替える際には笠木も取り外しました。
笠木のシーリング劣化が原因の一つと考えられます。
笠木を取り付け直し、継ぎ目にシーリング施工を行えば、サイディング張り替え工事は完了です。
取り合い部分にも同色のシーリングを使用することで、違和感なくサイディングの張り替え工事を仕上げることができました。
これで塗装工事に進める…と思いきや、次はベランダの下地処理です。
現在はタイル張りのため、防水工事を行うにはタイルをすべて剥がし、凹凸のない平滑な下地に仕上げる必要があります。
なお、デッキ材のように直貼りタイプの場合は、剥がすだけで下地処理が不要なこともあります。
タイルの剥がし作業が完了しました。
剥がしてみると、目立たない部分に汚れが溜まっていることが分かりました。
塗装工事と同時に高圧洗浄を行い、しっかりときれいにしていきます。
ここから塗装工事に入ります。
まずは高圧洗浄で屋根の付着物を落としていきます。
家庭用の洗浄機とは異なり、高圧で苔の根までしっかり取り除きました。
同時に、汚れていたベランダや苔、旧塗膜の付着した外壁も丁寧に洗浄し、その後に乾燥させます。
スレート屋根の塗装では、縁切りのためにタスペーサーを設置します。
縁切りを行わないと毛細管現象が発生し、雨漏りに繋がります。
その結果、「屋根カバー工法」や「葺き替え工事」が必要になる住宅も多いです。
スレート屋根は1枚1枚が薄いため、塗装後に密着してしまう可能性があります。
内部に入り込んだ雨水を排出できなければ毛細管現象が起きるため、縁切りやタスペーサーの設置は非常に重要です。
また、棟板金などの金属部分は経年で錆びやすいため、塗装前に防錆剤を塗布して錆の発生を抑えておきました。
下塗り作業に入ります。
今回は日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイ」を使用します。
通常の遮熱塗料とは異なり、下塗りと仕上げ材を組み合わせることで遮熱効果を発揮するため、セットでの施工が必須です。
仕上げ色はクールブラックを選んでいます。
続いて「中塗り・上塗り」作業です。
全40色の中から仕上げ色を選べますが、色によって日射反射率は異なります。
ホワイトに近い色ほど反射率は高く、ブラックに近い色ほど低くなります。
それでも遮熱塗料は通常の塗料に比べ、紫外線や赤外線をしっかり防ぐ効果があります。
見た目のイメージと遮熱効果を比較しながら、仕上げ色を選びましょう。
次は外壁塗装です。
サイディングの塗装時には、シーリングの補修もおすすめです。
特に目地は雨水の侵入を防ぐ重要な部分であり、建物へのダメージを受けやすい箇所でもあります。
傷んだ既存の目地を撤去し、打ち替え工事を行ったうえで塗装に進みます。
この工程の後に塗装を行うため、シーリングの色を選ぶ必要はありません。
幕板やサッシ周りには、既存のシーリングの上から重ねる形で増し打ちを行います。
施工後は硬化に時間がかかるため、触れないよう注意を促したうえで、シーリング工事は完了です。
外壁塗装工事に入る前に、シーリングが硬化するのを待ちます。
その間に付帯部の塗装を進めます。
雨樋のような表面が滑らかな素材は、そのまま塗装すると塗膜が密着せず、数年で剥がれてしまう事があります。
そのため、まずサンドペーパー掛けを行い、表面に細かい傷をつけます。
これにより塗膜との密着面積が広がり、しっかりと塗膜を定着させる事が可能です。
錆びやすい素材には、必ず防錆剤を塗布する必要があります。
こちらもペーパー掛けで表面を整えた後に防錆剤を塗り、その上から仕上げ塗料を塗布していきます。
なお、塗装できない素材や、塗装しても密着性が低い素材については塗装を行いません。
その場合は、施工前にあらかじめご説明いたします。
換気扇も防錆処理を行い、外壁塗装に合わせて仕上げます。
いよいよ外壁塗装作業です。
サイディング外壁の場合、破風板や軒天は別素材であることが多いですが、モルタルの場合は一体になっている住宅もあります。
その場合は既存と同じ色で仕上げますが、別の色にしたい場合はご相談ください。
破風板などは雨樋と同じく黒で仕上げ、全体をスタイリッシュにまとめます。
外壁は下塗りを行い、下地の調整と吸い込み止めを行います。
クリアータイプの下塗り材もありますが、既存色をリセットし仕上がりを整える意味で、白の下塗り材を使用すると仕上がりがより美しくなります。
仕上げ塗装の前に、サイディングの浮きやひび割れ部分は補修しておきます。
特に浮いている箇所にビス留めを行うと、ひび割れが発生する可能性があるため、錐で下穴を開けるなどの対策が重要です。
基礎はご希望に応じて塗装します。
基礎の現状に近い色にする場合や、外壁の明るい色に合わせて塗装する方も多いです。
住宅の基礎や擁壁は内部に水分を含みやすく、塗装後に膨れや剥がれが発生することがあります。
そこで、素地との密着性に優れ、膨れなどが起きにくい「IPヨウヘキコート」を使用し、外壁の仕上がり色に合わせて塗装していきました。
では、外壁の中塗り・上塗りの工程に進みます。
塗料はパーフェクトトップのND-104とND-342を使用しています。
中塗りでは、ご希望の色はまだ完全には出ません。
2回塗り(中塗り・上塗り)を行うことで、ローラーのムラや塗り残しを防ぎ、しっかりと仕上げていきます。
ベランダについては、防水層に大きな傷みがないため、トップコートによる表面保護を行います。
下地処理の後にプライマーを塗布して施工します。
トップコートの耐用年数は5~10年です。
下地の状態によって寿命は変わるため、定期的な確認が大切です。
外壁に取り付けられた換気扇フードも、塗装中にしっかり仕上げました。
付帯部を黒で統一することで、全体の印象がすっきりとまとまりました。
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