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相模原市中央区千代田にて飛散した棟板金に交換工事を実施!併せて「屋根・外壁」塗装工事も施工
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
今回、相模原市中央区千代田在住のお客様から、強風で屋根材が破損したとのことで、修理を希望されるご依頼を受けました。
点検の結果、棟板金の一部が飛散していることが確認され、火災保険を活用して復旧工事を行うことになりました。
築後15年が経過していることもあり、この機会に屋根と外壁の塗装工事もあわせて実施していきます。
今回、相模原市中央区千代田在住のお客様から、強風で屋根材が破損したとのことで、修理を希望されるご依頼を受けました。
点検の結果、棟板金の一部が飛散していることが確認され、火災保険を活用して復旧工事を行うことになりました。
築後15年が経過していることもあり、この機会に屋根と外壁の塗装工事もあわせて実施していきます。

担当:高田
ビフォーアフター
基本情報


- 使用材料:屋根:ファインパーフェクトベスト(ダークミラノグリーン) 、外壁:パーフェクトトップ(ND-281)
お客様にお話を伺うと「強風で周辺の住宅でも屋根材が飛散する被害があった」とのことでした。
強風や台風の際は、怪我のリスクが高まります。
できるだけ外出せず、飛散したものは安全を確認してから片付けて、清掃や調査は風が落ち着いてから行うのが安心です。
お住まいの屋根はスレート材でした。
スレートはセメントと繊維質を5mmほどの厚さにプレスして作られており、1㎡あたり約20kgと瓦より軽量です。
ただし、セメントは雨水を吸うと劣化するため、塗料による塗膜で保護することが必要です。
全体を見ると色あせや苔の付着は見られるものの、大きな破損は確認できませんでした。
一方、今回問題となった棟板金は、屋根の棟を金属で覆う部分ですが、半分以上が風で飛ばされていました。
築15年以上が経過しており、貫板も劣化していたため、強風で破損したと考えられます。
点検の際に、外壁も確認しました。
窯業サイディングの外壁で、塗膜の劣化により色あせが目立っています。
特に北側の陰になる部分では、カビがうっすらと生えて黒ずんだ印象でした。
築年数を考えると塗装の時期でもあり、今回の機会に屋根とあわせて外壁の塗装工事も行うことになりました。
足場を組み、水や塗料の飛散防止用のメッシュシートで養生した後、高圧洗浄で汚れや苔、劣化した旧塗膜をしっかりと洗い流していきます。
工事で使用する業務用の洗浄機は、家庭用に比べて水圧が非常に強く、扱いには注意が必要です。
屋根材を傷めないよう、丁寧に汚れをそぎ落としながら清掃を行っていきます。
まずは棟板金の工事を行います。
残っていた貫板も劣化していたため、すべて取り外し、新しい貫板と棟板金に交換します。
スレート屋根を傷めないよう、丁寧に釘を抜いた後、古い貫板を撤去します。
その後、新しい貫板を並べ、ビスでしっかり固定していきます。
ビスは釘よりも強い固定力があるため、抜けや浮きの心配もありません。
棟板金には、耐久性が高く錆びにくいガルバリウム鋼板を使用します。
貫板の上に棟板金をかぶせた後、横からビスでしっかり固定して工事は完了です。
屋根の塗装を行います。
まずは下塗りで、屋根材の吸い込みを抑え、塗料の密着性を高めます。
使用する塗料は日本ペイントの「ベストシーラー」です。
下塗りは、屋根材の表面を整え、この後塗る上塗り塗料との密着を高める役割があります。
中塗りと上塗りには「ファインパーフェクトベスト」を使用し、色はダークミラノグリーンです。
下塗り塗料が十分に乾燥したことを確認してから、ローラーで丁寧に塗装を行います。
乾燥後、2回目の仕上げ塗装を施し、塗膜の厚みと色をしっかりと仕上げます。
これで屋根の塗装工事は完了です。
屋根の塗装工事は完了建物の外観になります。
職人さんが丁寧に塗り上げてくださいました。
次に窯業系サイディングの作業です。
まず、目地シーリング材をカッターで切り取り、古いものを取り除いていきます。
増し打ちで補修すると一時的にはきれいに見え、古い部分との違いが分かりにくくなります。
そのため、施工方法もしっかり確認しておきます。
シーリング材を打つ前に、プライマーで下地の密着性を高めてから充填していきます。
シーリング材の耐用年数はおおむね5年前後ですが、オートンイクシードなどの高耐久タイプも多く開発されています。
塗膜で表面は保護されているものの、シーリング材が劣化すると雨水が入り込む恐れがあるため、できるだけ長持ちする仕上がりを施します。
シーリングを充填した後はヘラで表面を均し、整えます。
均した後、ある程度乾燥させてからマスキングテープを取り外して完了です。
外壁の塗装工事に入ります。
下塗りには、ラジカル制御形塗料「パーフェクトトップ」とセットの「パーフェクトサーフ」を使用します。
隠ぺい性が高いため、濃い色から淡い色への塗り替えも可能です。
外壁の凹凸に注意しながら、丁寧に塗装を進めていきます。
下塗りが乾燥した後、「中塗り・上塗り」に使う塗料を塗っていきます。
色はND-281です。
ローラーを使い、下塗りの色をしっかり覆い隠すように丁寧に塗布します。
中塗りが十分に乾いた後、最後の上塗り塗装を行い、重ね塗りによってムラをなくし、きれいに仕上げます。
庇や雨樋などの付帯部もあわせて塗装します。
付帯部は屋根や外壁に比べて塗料の密着性が低くなることがあるため、油性(溶剤)タイプの塗料を使用します。
さらに、塗装前にペーパーで表面に傷をつける「目粗し」を行い、密着性を高めてから塗り直します。
塗り残しや汚れがないかを最終確認した後、足場を解体し、周囲を清掃して工事は完了です。
付帯部の塗装が完了し、すべての工事が無事に完了しました。
今回の工事は、強風による棟板金の飛散がきっかけでした。
ですが、ちょうど屋根や外壁の塗装時期と重なったため、一度にまとめて工事を行うことになりました。
一度に施工すると、仮設足場の費用を1回分で済ませられるため、可能であればまとめて行うのがおすすめです。
屋根や外壁の塗装でお困りの場合は、ぜひ街の外壁塗装専門店に相談してみてください。
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