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新居浜市。板金屋さんからパミール屋根を板金屋根へカバー葺きをするのに接する釉薬瓦の取り除け復旧依頼を実施。
新居浜市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
板金屋さんから、「カバー葺きするのに取合いの瓦を除けてほしい。」
と依頼を受けました。
現地はパミールを葺いた車庫で、劣化でボロボロでした。
板金でカバー葺きするためには自宅の瓦の軒先が被っているので水切りを付ける
為に瓦を取り除けます。
地伏せだけなら板金屋さんでもすることはありますが、隅棟も取り除けが必要でした。
軒先は風の影響が大きいので、軒から3列分とそこまでの隅棟を取り除け、カバー葺き後
復旧の御見積を提出し実施しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:取り除け半日 復旧1日
- 使用材料:ゴムアスルーフィング 桟木、釘 鶴弥釉薬和型エース ハイシルバー シルガード コーキング
みなさんこんにちは。
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
今回は板金屋さんのヘルプ作業です。車庫屋根のカバー葺きのため取合い部分の
釉薬瓦を取り除けます。
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足元の屋根材がカバー葺きする屋根材です。
ニチハのパミールと思われます。
アスベスト規制が行われたと同時くらいに作られたノンアスベスト屋根材と
して流通しました。
しかし、耐久性を上げる素材として使われたアスベストが含まれないこと、
代替え素材の試験不足によりパミールは
・劣化が早い(ミルフィーユ状の割れ)
・塗装が出来ない
・カバー葺きか葺き替えしかできない
というイメージになっています。
カバー葺きをするため軒先の瓦を3段取りのけます。
3段の取り除けるのは軒先は風の影響を受けやすいので2段目までは
釘止めします。
左側の隅棟はパミールが部分が被るので3段分取りのけます。
瓦を置く屋根足場を設置します。
瓦屋根上ならカバー葺きの邪魔になりません。
瓦を3段分取りのけました。3段で100枚以上になります。
軒先の瓦とカバー葺き板金の一部を合わせて施工に支障がないかチェックです。
赤線までカバー葺きの水切りを被せます。
隅棟の取合い部分を板金屋さんと職人が打ち合わせ中です。
瓦屋根は寄棟なので樋がぐるりと伸びているので調整が必要です。
古いルーフィングをカットして新しいルーフィングを差し込みます。
このように、上のルーフィングの下に敷きこみます。
上に被せるだけでは上から落ちてきた雨水をルーフィングの上に
流れず屋根板側に流れます。
3段目の瓦を仮伏せします。
古いルーフィング上に雨が落ちないようにしておきます。
隅棟も雨に濡れないようにシートをかけて重しをしておきます。
板金屋さんがカバー葺を終えたら復旧です。
板金屋さんのカバー葺きが終わりました。
波上の金属屋根材で取り合いの水切も入れてくれてます。
何より踏んでも割れないのがいいです。
取り除けはどこ踏んでも、いくら掃除しても移動すると割れるのが苦でした。
葺き戻し作業開始です。
まずは新しいルーフィングの飛散と防水のために取り除け後に
仮伏せした3段目の瓦を再び取り除けます。
軒先の余分目に出しておいた防水シートをカットします。
新しい桟木を取り付けます。
軒先にはプラスチックの面戸を取り付けます。
和瓦は湾曲しているので、プラスチック面戸を取り付けることで
軒下の隙間をなくします。
瓦を戻す前に瓦の重なる部分などに溜まる土やゴミを
取り除けます。
チリも積もれば、雨漏り原因です。
1段目、2段目の瓦はしっかり釘を打っていきます。
軒先の瓦は葺いた後にプラスチック面戸の
面戸部分をスライドさせ、瓦に合わせ、シルガード(漆喰)で
しっかり固定します。
下から見ると、軒先にできる瓦の隙間をしっかりと塞いでいます。
この部分を雀返しと言います。
本来ここにある空洞部分から雀が出入りして巣を作ります。
面戸をすることで雀を返すという効果を発揮します。
昔は大工さんが瓦の形に木材を加工していました。
現在では、軒先の瓦の裏面に雀返しが付いています。
これがある場合はプラスチック面戸が必要ありません。
もちろん雀返しが付いていない商品もあります。
地伏せが終わったら、部分的に壊した隅棟を戻します。
以上で吹き戻し完了です。
このように屋根の状態や修理場所では、瓦業者以外の方と協力しながら作業することも
あります。困ったときにに助け合える関係が嬉しいです。
施主様も快く記事の許可ありがとうございました。
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