雨樋の雨水の落ち口が正面向かって左側でした。ところが建物が少し、右側玄関の方に傾いており雨水は集水器の方には流れておりませんでした。
従って、今回の工事では雨水の落ち口を玄関側（現在と反対側）に変更する事といたしました。
（左側写真）
現在ついている雨樋です。集水器から草が生えています。
（右側写真）
新しい雨樋に交換された写真です。

（左側写真）
既存の古い雨樋を取り外した写真です。
（中央写真）
新しい軒樋を取り付けるための、吊り金具を打ち付けた写真です。
吊り金具は600ピッチで取り付けました。（今迄は900ピッチでした）
もちろん水勾配は玄関側に流れる様に取り付けました。
（右側写真）
新しい軒樋を取り付けた写真です。
新しい雨樋はパナソニックPGR60新茶（高耐候性雨樋）が取り付けられています。

早井集会所の管理を任されている区長さんより、ところどころ外壁を止めてある釘が緩み、浮き出ているので釘頭をカナズチで叩いて締め直して頂きたいとお願いが有りました。
外壁の釘が緩む原因は、外壁が鉄板です。気温の寒暖差により材料が伸び縮みします。その際釘に摩擦を及ぼしその影響を受けて釘が永年の間に緩んで出てくるのです。
この外壁材の釘に対する宿命（デメリット）です。昔は予算があまり無い場合はこの外壁材が随分使われました。
現在ではこの外壁材を使用する事はあまり有りません。
（左側写真）
外壁を止めてある釘が、ゆるんでいて外に少し飛び出している写真です。
（中央写真）
外に飛び出している釘をカナヅチで上からたたいて締め直している写真です。
全部締め直すのに3名で1時間位かかりました。
（右側写真）
飛び出していた釘がきれいに締め直された外壁写真です。

上の写真2枚とも、雨樋が交換されキレイニ仕上がった写真です。
建物が玄関側に傾いて少し沈んでいるので雨水の落ち口である集水器は玄関入口の脇に持ってきました。
完成したところに町の住民が数名訪れ、完成現場を見て、これで良い正月が迎えられると大変喜んで下さいました。

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