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牛久市さくら台のお客様より、銅雨樋に穴が空いてしまったので交換して頂きたいと依頼が有りました。
牛久市 谷板金修理
【工事のきっかけ】
牛久市さくら台のお客様から電話が有り、現在銅雨樋で施工してあるのですが30年経過しています。軒樋や竪樋に穴が空き雨水がその穴から零れ落ち、雨樋の役目を果たしていません。
なんで銅雨樋に穴が空いたのか原因が解りません。しかしこのままではだめなので交換していただきたいとの依頼がありました。
基本情報
- 施工内容:谷板金修理
- 施工期間:3日間
- 築年数:31年
- 使用材料:雨樋・タキロンシーアイ㈱ 半丸樋105mm 銅色
(左側写真)
お客様より銅雨樋の交換依頼が有り、現調に来たときの交換前の全景写真です。
30年途上の年月が経っています。
(中央写真)
お客様から、長い年月の間に穴が空いてしまい、雨漏れしているとの事。
下から見上げると、軒樋に穴が空いていました。瓦から流れ落ちる雨だれによるものです。
これほどまでに日本の気候が悪化しているのかと、驚きました。
(右側写真)
竪樋上部の写真です。竪樋に穴が゜開いているのは珍しいです。
現在の日本の気候は昔と変わり、酸性雨となっています。昔ですと銅板の雨樋なら半永久だと言われていました。
お金のある農家の家は良く銅板で板金工事をしたものです。しかし近年になり、雨が酸性雨となり銅板には大敵です。酸性雨ですから浸食作用が進み穴が空いてしまいます。
神社やお寺の屋根で銅板で施工している大谷樋部分は浸食が著しく、穴が空いているのが多々見受けられます。
そんな事から谷樋交換工事が良くあります。
(左側写真)
施工前の写真です。
(中央・右側写真)
軒樋の上から穴が空いている場所を撮影した写真です
この写真を見た皆様方はどう思いますか。あんなに高いお金をかけて取り付けたのに勿体ない。そう思われるのではないでしょうか。
現在では昔から言われている銅板に対する考え方や見方が大きく変わりました。
昔と比べ、銅板が現在の気候に適していない事が良く解ります。
現在の屋根に使用されている銅雨樋は表面に特殊保護被膜を施して有ります。
現在売り出されている商品は、雨樋の外皮を0.1mmの純銅、雨が直接当たる内面はステンレスとなっています。
値段も高級品ですので高いです。全部新しい銅雨樋に交換すると大変な金額となります。
お客様も高年齢であり、自分達の体が丈夫な間だけ持ってくれれば良いですとの事でした。
お客様と相談をした結果、出来るだけ工事費を安価で仕上げる方向で考える事といたしました。
そこで現在ある金具類はまだ十二分に使用出来る事からそのまま使用し、軒樋と竪樋を塩ビの雨樋に交換する事と相成りました。
リフォーム工事で雨樋交換工事を請け負った際、絶対に注意しなければならない事は現在の建物が30年間という長い経過の中で、どれだけ建物の水平が曲がってしまっているか把握することです。
今迄に多くの地震や大きな台風が幾度となく建物を襲いました。特に忘れてならないのは東北地方を起点とする3.11の大地震です。あの大きな地震では沢山の被害が生じ、今でも復興できず大きな爪痕を残しています。
茨城県南でも多くの建物が傾きました、地盤の緩いところ、反対に硬いところ又傾斜地と要因は沢山有ります。現場に行ったら先ずこのお客様の建物は影響を受けやすい場所か否か、考えることです。
そのことをを把握しないで「今まで通りに仕上げておけばいいんだ。」という安易な考えで施工すると、とんでもない失敗をします。
後で大雨が降った際、雨水が思うように流れていないで途中から溢れ出している。という事に成りかねないのです。そんな事になったら信用は台無しです。
軒樋の受け金具を取り付ける際は、東西南北どのカ所も水糸を張り水平器で見なければなりません。
多少の場合は受け金具を調整するか、又は取り付け直し致します。それでも直らないほどに建物が狂っている場合はお客様と相談の上、雨水の落とし場所を変更させていただきます。
(左側写真)
既存の銅受け金具の勾配を再度正しい位置に、糸を張り手直しているところです。
(中央写真)
竪樋を取り付けている写真です。
(右側写真)
新しい塩ビの雨樋を取り付けた完成写真です。
今まで銅板の雨樋だった事から、銅色という色があったのでこれにしました。
3枚とも新しい塩ビの雨樋に交換した完成写真です。
いままで銅板の雨樋だったので出来るだけ近似色の雨樋にしました。
お客様も、これならいいやと喜んでくれました。
銅板の雨樋に穴が空いていたのだからと思い、屋根の上に上がり、大谷部分を点検しました。
あんのじょう穴が空いており、そこから雨水が侵入し建物の中に雨漏れしていました。
お客様に写真を撮りお見せしたところビックリしていました。
このままでは大切な家が腐ってしまうので、とりあえず応急処置をして雨漏れを止めてほしいとお願いされました。
現在の銅板の谷を交換するには谷上の瓦を取り外さなければなりません。少し大がかりになります。
予算もかかる事から取り合えずコーキングでの応急処置とする事といたしました。
どこの建物も年月が経つと銅板は酸性雨に浸食され穴が開きます。
これからの建物は、銅板に変わりステンレス、ガルバリウム鋼板、専用の谷コイルを使用するようになっています。
時代とともに気候が変化するにつれて、材料も変わってまいります。材料メーカーも日々研究追われているのが実状です。
また、私たち施工者も勉強の連続です。
(左側写真)
谷部分に切れ目が生じていたので、コーキング処理を施しました。
(中央写真)
少し大きく穴が空いていたので、取り外した銅板雨樋を利用し、空いている穴より少し大きく切り取り、空いている穴の上に張り付け、その上からコーキング処理いたしました。
(右側写真)
本来の工事である雨樋の交換が完成した写真です。
お客様から大変感謝され、一年以内に屋根瓦との取り合いである銅板大谷を交換する事となりました。
お客様の建物は大変良く作られた建物です。メンテナンスすればまだまだ十分に長持ちします。現調費は無料ですので、どんなことでもお電話下さるよう話しました。
お客様には、大谷の材料はカラーステンレスで交換する事を提案しています。
ここまでご覧になって頂き有難うございます。雨樋交換といえどもも経験や知識がが十分でなければならない事がお解かりになっていただけたかと存じます。
「街の屋根やさん龍ヶ崎店」は50年以上にわたる経験とノウハウが積もり積もって有ります。今まで携わったお客様は6,000人を超えています。その数だけ悩んで参りました。
今迄悩み学んだノウハウを皆様方のお役に立ちたいと願っています。建物に関する悩みや、心配事、問題どんな些細な事でも結構です。お電話下さい。メールでも良いです。お待ちしています。
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