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牛久市南町で二階天井から雨漏れ、原因を見つけ直した施工事例を紹介します。
【工事のきっかけ】
二階の天井から雨漏れしているので、調査して原因をつきとめ、直して頂きたいとの依頼が有りました。
施工した会社に何回電話しても来てくれなかったとの事でした。また施工した人は専門の屋根職人ではなかったとの事でした。
お客様に良くお話を聞いてみると、屋根の葺き替え工事をしてまだ4年ぐらいとの事。最初は解らなかったのであまり気にもとめていなかったとの事。
ただこの近年、長く激しい雨降りが何度かあったので雨漏れがしてきて、気が付いたとのことでした。
施工会社に電話してもなかなかつながらず困り果てていました。だからといってこのままという訳には行きません。何とかして下さいと頭を下げられ頼まれた次第です。
私たちも困っている姿を見れば何とか助けてあげたいと思いました。
「街の屋根やさん龍ヶ崎店」の基本姿勢はお客様の悩みや不安を解決してあげる事に有ります。快く引き受けた次第です。
基本情報
- 使用材料:改質アスファルトルーフィングゴムアス カッパ S
- 保証年数:既存の屋根材を再利用したので保証は有りません。
今回は、牛久市の一軒家で発生した屋根からの雨漏りの修繕に伺いました!
外観を観察すると、多少劣化しているものの、雨漏りに繋がるような大きな損傷や問題はありませんでした。
が、そこには外観だけでは分からない、私の永年にわたる経験と知識によって判明した、屋根材自体が抱えた問題がありました。
前述の通り、屋根の上に上がり調査した結果、大した損傷もなく、穴やキズがついている訳でもなく、異常は認められませんでした。
雨漏れしている部屋の部分は、屋根の中央より少し下の場所でしたが、その場所は損傷もなく穴も開いていませんでした。
こうなると目に見えて解からない事から、私の永年にわたる経験と知識から判断しなければなりませんでした。
先ず初めに気が付いた事は、このメーカーの材料は横につないでいく立てハゼ部分から雨水が侵入しやすい作りとなっている屋根材でした。
お客様と協議の結果、雨漏れしている片側の屋根全体を取り外し、再度、下葺き材ゴムアスを敷き直して雨水の侵入を防ぐことを提案しました。
お客様も納得し、屋根の葺き直しをする事となりました。
取り外す前に、現在の屋根材がどの順番で取り付けられているか解るように、各屋根材に養生テープを貼り番号を記入しました。
こうしておけば、取り外して、再取り付けする際、元通りに取り付けられるからです。
(左側の写真)
屋根の頂点の棟部分から取り外します。
(中央の写真)
上から順番に取り外し作業をしているところです。
(右側写真)
取り外した屋根材を下に落ちない様、重ねて縛ってある写真です。
上の写真3枚を見て頂ければ解るように、屋根下葺き材が貼ってありませんでした。
前回のこの工事をした会社の人達は断熱シートが貼ってあるので、改めて下葺き材ゴムアスは葺かなくても良いと判断したようです。
しかし、これから取り付けようとする横葺き材料の屋根材特質までは理解していなかったようです。
この材料は、つなぎハゼが上下が切り込欠きされている材料なので雨水が侵入しやすいのです。
写真で見てもお解かりの様に実際に、つなぎハゼから雨漏れして遮音シートの下に入り込んでいます。
この写真をお客様に見せたらビックリしていました。
何でもないように見える屋根から、こうなっていると判断したあなた達こそ、本物のプロですね。どうかよろしくお願いします。と頭をさげられ、再度お願いされました。
こんな予測がついたのも、「街の屋根やさん龍ヶ崎店」の50年以上にわたる経験と知識があったからこそにほかなりません。
また私たちには多くの同業者や仲間がいます。欠点のある材料は、お互いに情報交換し使用しないようにしています。
この屋根を葺いた業者は、屋根専門業者では無いとの事。値段が安価で屋根が葺ければ良いと思ったのでしょう。
(これが典型的な昔から言われている、安かろう悪かろうなのです。)
現在この屋根材は全くと言って良いほど売れていません。また買う人もいません。
屋根は建物の一番大事な部分です。腕のある安心した業者選びが大事です。
上の写真は、遮音シートの上に屋根下葺き材のルーフィングゴムアスファルトを敷きこみました。
下葺き材のメーカーが解るように名前部分を写真に撮りお客様に提出しました。(日本全国で使用されている認定品です)公共事業にも使用されています。
この屋根材を葺いた会社がゴムアスルーフィングを下葺きしてあればこのような結末には至らなかったでしょう。
再度、取り外した屋根材を順番通りに再取り付け致しました。
(一番右側の写真)
今迄、取り付けられていた棟板は釘止めでした。永年にわたる台風や大風にあおられて、釘だと緩んで棟板が飛んでしまいます。
そこで私たちの作業ではビス止めとしています。ビス止めだと外れる心配が有りません。
(左側写真)
棟板を専用ビスで止めてある写真です。
(右側写真)
屋根材の再取り付けが完了した写真です。
今回の雨漏れの原因は屋根下葺き材である、ルーフィングゴムアスを敷きこまなかった事です。
これは大変大きなミスで、屋根職人としてしてはならない事をしてしまったのです。
なぜ下葺き材を最初に敷きこまなかったのか、考えさせられました。
私が考えるには、ただお金を安く仕上げる為だけでは無いように思えたのです。おそらく屋根工事というものの知識があまりなかったのだと思います。
もし解っていて下葺き材を敷かなかったとしたら、これは犯罪に近いです。仕事に対する責任が有りません。なぜならば絶対にやらなければならない手順だからです。
お客様によれば、屋根を葺いたのは専門の職人では無かったとの事。自分も簡単に考え仕事を依頼した事をしきりに反省していました。
前回の工事をした会社は電話しても直しに来なかったとの事。また同じ過ちを犯さない様にと思っています。
何でもそうですが特に仕事は少しでも甘く見たら終わりです。(現在会社は倒産して無いようだとの事)
お客様に大変喜ばれ、これで安心しましたとの言葉、他の事で何か有りましたら電話しますのでよろしくお願いしますと言われました。
お客様のお役に立てて本当に良かったと思いました。
この手直し工事に携わった自社の職人には、今回の工事を教訓とし絶対に忘れる事の無いよう、深く肝に命じるよう話しました。
どの世界でも同じですが一生勉強です。知識と経験がどれほど大事か、私たちも身に染みた工事でした。
私たちが仕事をする上での判断基準は常にお客様の側に立って考え行動する事です。
今回の仕事は私たちにとって大変大きな勉強になりました。
「街の屋根や龍ヶ崎店」は50年にわたる経験と知識ノウハウが有ります。これからも皆様方のお役に立ちたいと願っています。
どんな些細な事でもお電話下さい。あなたの悩みや不安、問題を解決するために私たちがいます。あなたに会えることを何時でもお待ちしています。
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