施工個所の状態の確認

棟板金交換

新しく取り付ける谷板金は自社にて加工した板金を使用します。これをさっき敷いた防水シート部分に取り付けていきます。その後瓦をもとに戻して谷板金の施工完了です。

関連記事

＊屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法

谷板金施工完了

漆喰補修

剥がれてしまっているところやひびがあるところにコーキング剤を塗布して隙間を塞いで漆喰部分の補修は完了になります。

関連記事

＊屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

波板交換

まずは既存の波板を全て取り外していきます。

新しい波板を取り付ける前に工事内容が変わることとなりました。2階ベランダの半分くらいまで波板の屋根があるのですが、ベランダに雨水が溜まってしまうとお客様から相談がありました。雨水が溜まってしまう原因ですが、地震などの影響で地盤沈下したことでベランダの勾配が変わってしまったため起こっているようです。

この対策としてベランダの屋根を端まで拡張することとなりました。

柱や垂木などを新たに取り付け屋根の土台となる部分を拡張しました。

新しい屋根材を取り付けていきます。今回使用するのはポリカ（ポリカーボネート）波板になります。この屋根材は耐久性に優れており長持ちするものとなっています。
他の波板と耐用年数を比べて見ると、塩ビ波板は1年から3年、ガラスネット入り波板は5年となっています。ポリカ波板は耐用年数が10年と言われているので長持ちする事がわかりますね。経年劣化しても割れにくいものなので波板の交換する場合はポリカ波板がとてもお勧めです。

関連記事

＊ベランダ・バルコニー屋根の補修・修理にかかる費用は？防水工事もお任せください

ポリカ波板を取り付けた状態がこちらになります。とても綺麗で明るい印象になりましたね。

最後にベランダ屋根部分に雨樋を取り付けていきます。

屋根の軒部分の両端に金具を打って水糸を金具に巻き付けます。水上と水下の位置を決めて勾配を付けていきます。これを間違ってしまうとうまく排水されなかったり雨樋に雨水が溜まってしまったりするので大事な工程になります。
勾配が決まったら水糸に合わせて他の金具も打ち付けていきます。その後雨樋を取り付けて完了となります。

関連記事

＊雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください

使用材料　　谷板金　コーキング剤　ポリカーボネート波板　雨樋
築年数　　　３５年
工事費用
施工期間
保証年数　　耐用年数１０年

以上で今回のすべての工事完了となります。
穴や隙間などは無くなったので雨漏りする心配は無くなりましたね。波板部分は拡張したことで多少雨がベランダに入るのを防いでくれると思われます。

私たちは『街の屋根やさんいわき店』ではお客様のご要望にあった工事をご提案させて頂いております。
お困り事やご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。
お見積りやご相談は無料で受け付けております。

メールでのお問い合わせはこちらから