築年数が20年を超えると、スレート屋根は一見きれいに見えても、内部では防水性能が低下していることが少なくありません。今回のお住まいも、表面の色褪せや小さなひび割れが広がり始めており、劣化が進行していました。
「今すぐ雨漏りしていないけど、このままで大丈夫なの？」という不安を抱える方は多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に行った屋根カバー工事の流れをもとに、どのように劣化を見極め、どんな工程で屋根が生まれ変わるのかを詳しくご紹介します。放置した場合のリスクや、メンテナンスのタイミングもわかる内容ですので、ぜひ参考にしてください(^^)

屋根の劣化が気になる方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

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工事内容

防水シート貼り

既存屋根の上に清掃を行い、防水シートを全面に敷設しました。このシートは、万が一屋根材の下に雨水が侵入しても、下地を保護する重要な役割を持ちます。古い屋根を活かしつつ新しい防水層を確保することで、雨漏りリスクを大幅に低減できます。

シルキーG2葺き

防水シートの上から、シルキーG2を一枚ずつ丁寧に施工していきます。軽量ながら耐風性・耐食性に優れており、見た目もスタイリッシュです。施工中は継ぎ目を正確に合わせ、雨水が流れやすいよう勾配に沿って固定しました。施工後は屋根全体に統一感が生まれ、美観と防水性能が大幅に向上しました。

トップライト廻り板金加工取付

トップライト（天窓）部分は雨水が溜まりやすく、漏水のリスクが高い箇所です。既存の形状に合わせて板金を現場加工し、雨仕舞いを強化しました。細部までシーリング処理を行い、見た目にも自然に仕上がりました。

換気棟取付

屋根内部にこもる熱と湿気を外へ逃がすため、換気棟を設置しました。夏場の屋根裏温度を下げ、結露やカビの発生を防ぎます。換気機能を備えた屋根は、建物の耐久性を高める上で非常に有効です。施工後は通気経路が確保され、快適な室内環境づくりにも貢献します。

掃除・最終確認

全ての工程が完了した後、屋根全体と周囲を清掃し、釘や端材の残りがないかを確認しました。細部まで点検し、仕上がりの美しさと安全性を確保して工事完了です。

まとめ

今回の屋根カバー工事によって、築28年の屋根が新築同様の美しさと耐久性を取り戻しました。防水性・断熱性・耐風性すべてが向上し、これから長く安心して暮らせる屋根へと生まれ変わりました。
「屋根の状態が不安…」というご相談から始まった今回の工事ですが、仕上がりを見たお客様にも大変ご満足いただけました。
屋根の劣化は気づきにくい部分です。定期的な点検と早めのメンテナンスで、安心できる住まいを守りましょう。気になる方はお気軽にご相談ください(^^)

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実際の施工事例やお客様の声も、ぜひ参考にしてみてください(^^)

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