街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は尼崎市で行った「屋根下地とガルバリウム鋼板で暑さ対策を行う屋根の通気断熱工事」になりますよ(^_^)/

戸建てにお住まいの方ですと、どこかのタイミングで屋根の葺き替え工事をご検討される方が多いと思ます。

その際に、屋根を軽くしたりされる方が多いと思うのですが、それに加えて断熱効果を高めたいという方も複数いますね！

断熱効果の高い屋根材は今現在でも多く販売されていますが、それに加えて屋根下地を工夫することで大幅な暑さ対策が実現できます。

今回の施工事例では屋根の下事工程から仕上がりまでをご紹介していきますので、参考にしてくださいね！

尼崎市で屋根の通気断熱工事を行う現場紹介

コチラが、尼崎市で屋根の通気断熱工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数37年
・2階建て木造住宅
・既存の屋根材　瓦屋根
・現在　雨漏りなし

既に瓦屋根を撤去した後の写真となります！既存の屋根下地は厚み9ミリの小幅板を貼っている状態ですが、隙間が多くかなり劣化している様子ですね。

新たな下地材を使用して空気層を設け、補強と同時に断熱効果を高めていきますよ！

屋根下地で空気層を作る通気断熱工事をご紹介

まずは、既存の屋根下地の上に垂木と呼ばれる角材を取り付けていきます！

元々の屋根下地である小幅板の下にも骨組みとなる垂木が備わっているので、その真上に新しい垂木を取り付けていきますよ(^_^)/

約40センチ程度の間隔となりますね。

新しい屋根下地の垂木は、既存の垂木へとビス固定していきます！

垂木は屋根の骨組みとなるため、重ねてビス固定することにより強度を高めることができますね。

そして、垂木の上から厚み12ミリの下地用合板を貼っていきます。

下地用合板を垂木の上から貼ることにより、垂木間で空気層が設けられ断熱効果が高まる仕組みですね！

断熱材を入れるよりも空気を流動させるほうが高い断熱効果を発揮できるそうです(^_^)/

下地用合板は取り付けた垂木にビスで固定していきます！

釘固定よりもビス固定のほうが強度が高くなるため、基本的にすべての現場でビス固定を行っていますよ(^_^)/

この様な感じで、既存の屋根下地の上から垂木と下地用合板を取り付けることにより、丈夫で断熱効果の高い屋根下地へと生まれ変わりました！

屋根の通気断熱工事でも雨漏り対策は重要です

そして、屋根通気断熱工事（葺き替え工事）で最も重要なのは「防水シート」を貼ることですね！

どれだけ屋根の状態がキレイであっても、防水シートが劣化していると雨漏りしてしまいます。

既存の防水シートの耐用年数は25～30年と言われていますので、屋根葺き替えを行う際は新しい防水シートを貼ることが重要となりますね(^_^)/

今回の屋根通気断熱工事で使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートです！

従来の防水シートに比べゴム繊維が含有されていることから、釘やビスを貫通させても漏水しない商品となっており、耐用年数は35年以上と言われていますよ。

尼崎市で使用した断熱効果の高いお勧めの屋根材をご紹介

ここから、尼崎市での屋根通気断熱工事で断熱効果の高いガルバリウム鋼板屋根をご紹介していきましょう(^^)/

この屋根材は既存の瓦屋根と材質が全く異なるので、割れることがなく安心ですよ！

使用している屋根材は「IG工業のスーパーガルテクト」ですね！

材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）で以前のように割れる心配がありませんので長持ちします。

どんな屋根材にもメリット・デメリットが存在するのでご紹介しておきますね！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

尼崎市での屋根通気断熱工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

それぞれ、長期的な保証となっておりますのでお勧めの屋根材ですよ！

今回の屋根通気断熱工事で使用した「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

断熱効果の高いガルバリウム鋼板屋根の各部おさまり

そして、仕上げ材である棟板金を取り付けるための下地材「貫板」を取り付けていきましょう(^_^)/

貫板は15年程度で湿気などの影響により腐食することがありますので、「防腐木材」や「樹脂」で出来た貫板を使用することがお勧めですよ！

ビスでしっかりと固定して台風対策も行っていきます。

コチラが、仕上げ材となる「棟板金」になりますね！

材質は屋根材と同じガルバリウム鋼板ですので、錆に強く長持ちしますよ。

ジョイント部分には漏水対策としてシーリングを挟み込み、釘ではなくビスで固定することにより台風対策となりますね！

更に、ステンレス製のビスを使用することで錆を防止することもできます。

そして、壁際には「雨押え板金」と呼ばれる部材を取り付けていきます！

材質は同じくガルバリウム鋼板で、吹き降りの雨が入らないように止水処理を行いながら取り付けていきますよ(^_^)/

ジョンとにはシーリングをしっかりと挟み込んで雨漏り対策を行っていきます！

これを取り付ければ屋根工事は完了となりますね(^_^)/

尼崎市　屋根の通気断熱工事を行った費用と保証内容

今回の屋根通気断熱工事費用は65㎡に対して1,100,000円となりました(^_^)/

単価で言うと1㎡当たり14,000円程度になりますね！足場費用は150,000円です。

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けており、アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

屋根を軽くした上に長期的な雨漏り対策も出来、断熱効果を大幅に高めることが出来ました(^_^)/

現在、屋根から雨漏りしている方や屋根の重さが気になっている方にはお勧めですので、お気軽にご相談くださいね！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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