街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は小野市で行った「棟瓦を積み替える瓦屋根の部分修理工事」になりますよ(^_^)/

耐久性の長い瓦屋根も長年放置していると雨漏りが発生します。基本的には雨漏りが発生した場合、葺き替え工事が望ましいのですが費用は高額になりますよね！

雨漏りでお困りの方の中には数年で引っ越すなどの事情があり、葺き替え工事が出来ない場合も珍しくありません。

雨漏りの原因が部分的であれば、部分的な修理で解決することが出来ますので参考にしてみてくださいね！！

小野市で雨漏りしている瓦屋根の部分修理を行う現場紹介

コチラが、小野市で雨漏りしている瓦屋根の部分的な修理を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数40年
・2階建て木造住宅
・屋根材　陶器瓦
・屋根修理歴あり

現在、棟瓦の隙間から漏水して室内へ雨漏りしているということでしたので、部分的な棟瓦積み替えを行うことになりました！！

瓦屋根修理前に雨漏りの原因を調べるため屋根裏を点検したのですが、棟瓦付近の屋根下地が腐食している状態でした(>_<)

雨漏り箇所は複数個所あり、全てが棟瓦付近ということでしたね。

この現場の雨漏り調査に関しては現場ブログで詳しくご紹介しておりますので、そちらを見ていただけると幸いです！

【この現場の雨漏り調査に関する記事】
・「小野市　瓦屋根からの雨漏り原因を知りたい方へ！【無料診断】」

今回、瓦屋根の部分修理で棟瓦を積み替えるのは合計で4列となります(^_^)/

他の部分も劣化はしているのですが、数年で引っ越すというご事情もあるため施工範囲を最低限にしていますよ！

部分的な修理とはいえ、雨漏りを確実に止めるために良い工事を行っていきたいと思います。

部分的な瓦屋根修理で雨漏りしている棟瓦を撤去

まずは、瓦屋根の部分修理で雨漏りしている棟瓦を撤去していきましょう(^_^)/

棟瓦の中には土台となる土も入っているので、同時に撤去していきます。

今回の瓦屋根修理では仮設足場を設置していないので、土などが落下しないように慎重に作業をしていきますよ！

この様な感じで、棟瓦を積み替える部分のみ撤去すると瓦屋根の上をキレイに掃除していきます(^_^)/

多少のほこりが発生しますので、工事前にご近所さんへご挨拶も行っておりますよ！

出来るだけ屋根をキレイに清掃してから次の工程へと移っていきましょう。

部分的な瓦屋根修理で棟瓦を積み替え

まずは、棟瓦の土台となる「シルガード」と呼ばれるものを打設して1段目の「のし瓦」を取り付けていきます(^_^)/

シルガードは土と漆喰を水で混ぜたようなもので、固まるとセメントのように固くなるので土よりも長持ちしますね！

そして、1段目ののし瓦ですが真っすぐラインが通るように糸を貼って取り付けていく必要があります。

棟瓦でのし瓦を積む段数は現場によって異なりますが、この部分修理現場では「隅棟3段」「本棟5段」とのし瓦を積んでいきますよ(^_^)/

昔は、のし瓦の段数が高ければ高いほどお家の格式が高いと言われていたそうですが、今では全く気にされていないですね。

棟瓦を全て積み替える場合は、のし瓦を使用しない場合もあるくらいですよ！

棟瓦の積み替えでのし瓦を積んでいく際のポイントですが「接合部分にシーリングを塗ること」です(^_^)/

のし瓦は経年劣化や地震の影響でズレが発生しやすいのですが、接合部分にシーリングを打設して連結することによりその心配がなくなります。

台風・地震対策を行っておくことも重要ですよね！

今回は部分的な棟瓦積み替えとなるため、施工しない部分の棟瓦と高さを合わせる必要がありますよ！

糸を貼って高さを調整し、棟瓦の取り合い部分をきちんと合わせていきます。

この様な部分は雨漏りしやすいので、シルガードやシーリングを用いてしっかりと止水対策を行う必要がありますね(^_^)/

棟瓦の端部には「鬼瓦」を取り付けているのですが、鬼瓦は重たいためステンレスの針金でしっかりと固定しておきます。

昔は銅の針金で固定されていることが多かったのですが、銅は劣化すると切れることがありますのでステンレスのほうがお勧めですね(^_^)/

そして、瓦屋根部分修理の仕上げとなる「冠瓦」を取り付けていきますよ！！

見えない部分でシーリング固定をお行い、のし瓦同様に台風・地震対策を行っておきます。

コチラも真っすぐラインが通るように取り付ける必要がありますね(^^)/

この様な感じで、元の棟瓦の通りに積み替えることで部分的な修理ではありますが違和感のない仕上がりとなりますよ！！

部分的な棟瓦積み替え修理の仕上げとして漆喰工事

最後は、棟瓦の取り合い部分に止水材となる漆喰を塗っていきます(^_^)/

この漆喰は仕上げ材でもありますので、表面がキレイに見えるように小手で慣らしながら施工することがポイントですね。

瓦屋根に使用する漆喰の打ち替え時期は10～15年程度です！

放置していると漆喰が割れて剥がれ落ちたり、雨漏りの原因となることもありますので早めにメンテナンスを行ってくださいね(^_^)/

これで、小野市での瓦屋根部分修理は完了となります。

この工事のほかに「谷板の入れ替え」も行っているのですが、現場ブログのほうでご紹介しますのでよろしければ見てくださいね！

小野市で棟瓦積み替え修理後に頂いたお客様からの口コミ

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・屋根から雨漏りしていたので直してほしかった。数年で引越す予定なので、部分的な修理を希望していた。できるだけ安く工事をしてほしかった。

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・してません

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・ホームページに雨漏り修理の事例が複数のっていたこと。すぐに調査に来てくれて、部分的な修理方法を教えてくれたこと。工事費用が安かったこと。

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・工事もすぐに着工してくれて安心しました。雨漏りが直っているかはこれからですが、工事中の写真を見て、安心しています。

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・すぐに対応してくれる会社。雨漏り修理のプロと紹介します。

これから雨が多くなる季節ですので、雨漏りが再発しないか経過観察を行っていきたいと思います！

街の屋根やさん神戸西店では2年に1回の無料点検や、最長15年の工事保証もお付けしておりますので長期的に安心していただけると思ますよ(^_^)/

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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