街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は尼崎市で行った「屋根葺き替え工事の費用紹介　瓦屋根～ルーガ」になりますよ(^^)/

耐久性の高い瓦屋根でも築35年を経過すると、経年劣化で雨漏りなどが発生します。

屋根からの雨漏りは防水シートの劣化が原因ですので、瓦屋根の下に敷いている防水シートを貼り替えなければいけません！

そうなったときに屋根葺き替え工事が必要になるのですが、どんな屋根材へ葺き替えるかによって費用は異なります。

今回の屋根葺き替え工事ではお勧め屋根材である「ルーガ」へ葺き替えましたので、参考にしてくださいね！！

尼崎市で屋根葺き替え工事を行う現場紹介

コチラが、尼崎市で瓦屋根～ルーガへ屋根葺き替え工事を行う現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数42年（10年前に屋根修理済）
・2階建て木造住宅
・屋根材　陶器瓦（50㎡）
・現在　雨漏りあり

10年前に漆喰を打ち換える屋根修理を行っているようですが、防水シートが劣化していることから複数個所で雨漏りしています。

何かの影響で、既存の瓦屋根が1枚割れていました(>_<)

瓦屋根が割れている場合、その部分を差し替える修理も可能ですよ！

屋根の漆喰に関しては過去に打ち換えているのできれいですが、雨漏りしているので屋根葺き替え工事を行っていきましょう。

尼崎市での屋根葺き替え工事で瓦屋根を撤去・処分する費用

それでは、尼崎市での屋根葺き替え工事スタートです(^^)/

この手の瓦屋根は「土葺き工法」で、瓦屋根の中には大量の土が入っております！屋根葺き替え工事をするには、この瓦屋根と土を両方撤去し処分する必要がありますよ。

屋根の面積は50㎡と比較的小さな面積ではありますが、瓦と土の総重量は4トン弱となります！

屋根葺き替え工事で重たい瓦屋根から軽い屋根材へ葺き替えることは「耐震工事」にもなりますので、地震が不安な方は注目ですよ(^^)/

撤去氏は土ホコリなどが発生する為、ご近所さんへのご挨拶も重要です。

既存の防水シートはボロボロの状態で、雨漏りしているのも納得ですね、、、

瓦屋根・土・防水シートを撤去すると、42年前の屋根下地が出てきました！

幅10センチ程度の板を敷き詰めている様子ですが、雨漏りの影響で腐食している部分が複数ありましたね(>_<)

屋根葺き替え工事では屋根下地を補強することも重要となってきます。

瓦屋根撤去処分の費用は1㎡当たり3,500円～

腐食した屋根下地を屋根葺き替え工事で補強する費用

お次は、屋根葺き替え工事で屋根下地の補強を行っていきましょう(^^)/

35mm角の垂木を流れ方向に取り付けていき、骨組みを強化します！既存の垂木と抱き合わせるようにビスで固定していくため、十分な下地補強が出来ますよ。

垂木取り付けの費用は1㎡当たり1,100円～

垂木を取り付けると、その上から厚み12ミリの下地用合板を貼っていきます(^^)/

こうすることで、垂木間に空気層が出来断熱効果や遮音性能も高まりますよ！

下地用合板には9ミリと12ミリがありますが、屋根葺き替え工事では十分な強度が必要ですので12ミリがお勧めです。

この様な感じで、ボロボロだった屋根下地が垂木と下地用合板を取り付けることにより丈夫になりました(^^)/

近年、木材の費用が高騰しているので工事費用に関してはご相談ください。

下地法合板を貼る費用は1㎡当たり2,000円～

屋根葺き替え工事で最も重要なのは防水シートの材質

お次は、屋根葺き替え工事で最も重要な「防水シート」を貼っていきます(^^)/

屋根からの雨漏り原因は防水シートの劣化ですので、防水シートを貼り替えないことには雨漏りを止めることは出来ません。

正しい手順で屋根へ防水シートを貼っていきますよ！

屋根葺き替え工事に使用する防水シートにも様々な種類があります！

今回使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで、ゴム繊維が含有されていることから釘やビス穴から漏水しないようになっていますよ(^^)/

防水シートを貼る費用は1㎡当たり800円～

尼崎市での屋根葺き替え工事でお勧め屋根材「ルーガ」を使用する費用

ここから、尼崎市で行った屋根葺き替え工事のメインとなるお勧めの屋根材を葺いていきましょう(^_^)/

今回の屋根葺き替え工事で使用した屋根材は「ケイミュー製のルーガ　雅」になりますよ！！

【ケイミュー　ルーガの特徴】
・瓦屋根に比べて重量が半分と軽量
・屋根材の表面が色あせしないことから塗装工事不要
・屋根材に繊維が含有されているため割れにくい
・台風・地震で飛散やズレの心配がない

お勧め屋根材であるルーガには2種類の形状と6色のカラーバリエーションがありますよ！！

【ルーガ鉄平】
・平板型のストーン調で洋風のお家にお勧め。カラーバリエーションは6色
（ブラック　ブラウン　グリーン　オレンジ　オーク　シルバー）

【ルーガ雅】
・波型の瓦調で和風のお家にお勧め。カラーバリエーションは6色
（ブラック　ブラウン　グレー　オレンジ　レッド　オーク）

屋根葺き替え工事でルーガを使用するには、メーカーが認めた施工IDが必要です(^_^)/

屋根材の費用としては少し高めですが、見た目や耐久性を考えるとお勧めの屋根材と言えるでしょうね！！ちなみに、今回の屋根葺き替え工事ではルーガ雅のモダンオレンジ色を使用しております。

ルーガを葺く費用は1㎡当たり7,000円～

屋根葺き替え工事でルーガの各部収め方

ここから、屋根葺き替え工事でルーガの仕上げ作業に入りますよ(^^)/

屋根の側面（ケラバ）に専用の役物を取り付けていきます！材質はルーガと同じですので、色あせすることなく長持ちしますね。

1つのケラバ役物に対して3本のビスで固定していきます！

屋根とケラバの間には防水シーラーを挟み込んで吹き降りの雨対策を行っておりますよ(^^)/

ケラバ役物の費用は１ｍ当たり3,800円～

お次は、屋根の一番高い部分にある「棟」を収めていきましょう(^^)/

まずは、棟瓦の下地となる「タフモック」を取り付けていきますよ！材質が樹脂であるため、経年劣化で腐食することはありません。

その上から「乾式自在面戸」と呼ばれる防水テープを貼っていきます！

これまでの瓦屋根では漆喰を使用していた部分になりますが、漆喰は10年に1回の頻度で打ち替え修理が必要です。

それに比べコチラの面戸材は打ち替え修理が不要ですので、長期的に安心できますよ(^^)/

そして、仕上げとして専用の棟瓦を被せていきます(^^)/

材質はルーガと同じで1本の棟瓦に対して2本のビスで固定しますよ！

棟瓦取り付けの費用は1㎡当たり4,500円～

尼崎市　屋根葺き替え工事の費用と保証内容

屋根葺き替え工事を行った場合、15年間の工事保証をお付けしております！！

「屋根からの雨漏り　台風などによる屋根材の飛散　施工不良による屋根材の割れ」が保証内容となりますね。

更に、アフターケアとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけるかと思いますよ(^_^)/

尼崎市で行った瓦屋根～ルーガへの屋根葺き替え工事費用ですが、50㎡に対して930,000円となっております！

単価で言うと1㎡当たり17,000円程度になりますね。

屋根葺き替え工事の中では高いほうの工事になると思いますが、メリットも多いのでルーガを使用する価値はあると思いますよ(^_^)/

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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