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日立市で軒天と破風板へガルバリウム板金を重ね張りし耐水性も向上
日立市 破風板・軒天補修
【工事のきっかけ】
破損を繰り返すベニヤ板の軒天の調査を行ったところ、軒先の周辺に雨が染み込んだような跡が見つかり、破風板も煤けて剥がれた状態でした。
屋根の点検で、留め具の釘が抜けて大きく隙間があいた棟板金が、漏水の原因だと判明しました。
長年の漏水で傷んだ屋根を下地から改善して葺き替えた後、軒天と破風板はガルバリウム鋼板の重ね張りを行い、耐水性を向上させました。
基本情報
- 施工内容:破風板・軒天補修
- 施工期間:10日(屋根葺き替え工事期間含む)
- 築年数:約40年
- 使用材料:ガルバリウム鋼板・ステンレスビス・軒樋半丸105・竪樋60Φ・集水器・支持金具
日立市 / 軒天・破風板修理 / ガルバリウム鋼板重ね張り
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
先日屋根葺き替え工事が完了した日立市の現場より、引き続き軒天と破風板の修理、雨樋交換の模様をお届けいたします٩(ˊᗜˋ*)و*
ベニヤ板を張り替えてもすぐに傷んでしまう軒天は、屋根の棟板金からの漏水が原因で、下地の垂木まで被害が及んでいました。
軒天は主に、
「塗装・重ね張り・張り替え」の3つの修理方法があります。
塗装は比較的傷みが軽微な場合に行いますが、今回は内部にまで雨水が廻っているため、既存の軒天に新たな材料を重ねて設置する重ね張り(カバー工法)で対応します。
重ね張りの前に、軒天全体に胴縁(どうぶち)を取り付けます。
胴縁は仕上げ材を固定するための板状の部材で、強度が弱くなる部分に設置されます。
通常の重ね張りは、新しい軒天材を垂木に留め付けますが、調査の段階でその垂木に腐食箇所が見つかっています。そこで強度に問題がある垂木に代わり、胴縁に軒天材を取り付ける方法を用いることにしました(๑•̀ – •́)و✧
今回の重ね張りに使用するのはガルバリウム鋼板です。
雨水による腐食に強く、木製と比べてはるかに耐久性に優れ、軽量で重ね張りに適している点が特徴と言えるでしょう。
以前の軒天と同じ白色を用意し、あらかじめ採寸した通りに切り出したガルバリウム鋼板にたっぷりとコーキング材を塗り、しっかりと胴縁に接着させます。
古い軒天には、所々に有孔ボードが配置されていました。
等間隔に小さな穴があけられた有孔ボードは、屋根裏に溜まる湿気を排出する役割を果たしていましたが、ガルバリウム鋼板を重ねることで塞がれてしまうため、それに代わる軒裏換気口を新たに設けることにしました。
通気性を考えて場所を選び、複数個所に換気口の取り付け口を四角くカットしておきます。
穴の大きさに合わせて切り出したガルバリウム鋼板に、軒裏換気口を設置しました。
これでだいぶ通気がよくなり、湿気や熱気が排出されるとともに、屋根裏の温度上昇や結露防止にも一役買ってくれますね((*^^)v
ガルバリウム鋼板は接着させた後、胴縁に沿ってステンレスビスでしっかり留め付けました。
垂木に固定する場合と異なり、軒天に水平に配置した胴縁に直接打ち込んでいるので、全部で500本ほどのビスを使用しています。
破風板にも主に、
「塗装・板金巻き・交換」という3つの修理方法があります。
塗装膜がボロボロに剥がれた木製の破風板や鼻隠しに対し、軒天同様に耐水性を高めるため、ガルバリウム鋼板で板金巻きを行います。
施工の際には雨樋を取り外す必要があり、古くなった雨樋も交換することになりました。
木質系の破風板や鼻隠しを、
金属板で包んで覆う方法を板金巻きと言います。
屋根の突端にある破風板は、雨風の侵入を防ぐ重要な役割を果たしていますが、板金巻きを施すことで耐水性はもちろん、耐火性も一段と向上し、塗装のようなこまめなメンテナンスが不要となるメリットもあります(•̀ᴗ•́)و ̑̑
板金巻き用のガルバリウム鋼板は、切り出した平板をそのまま取り付けることが大半かと思いますが、当店は現場によって
縞模様に折り込んでグラデーションを付けたオリジナルを使用しています。
なぜ手間をかけて加工しているのかというと、築年数が40年以上の住宅は破風板や鼻隠しが歪んでいる場合が多々見られ、表面が滑らかな平板で覆うと歪みが残ってしまいます。
それらを改善するため、このように模様を付けて加工を施し、目につきやすい破風板の外観にもこだわっているんです。もちろん機能性が損なわれることなく、むしろ絞りを入れることで板金自体が強化されますので、安心してくださいね(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
元々濃い茶系で塗装されていた破風板の色味はあまり変えず、高い耐久性を備えつつも、引き締まった印象に仕上がりになりました。
最後に雨樋の交換工事を行いました。
集水器に雨水を効率よく集めるため、水糸(赤い糸)を使って勾配を設け、その傾斜に従って軒樋を支える支持金具を取り付けていきます。
軒が長い場合は、途中で樋同士を繋げる部材として軒継手を使います。
雨樋専用の接着剤を塗布した軒継手を、軒樋の繋ぎ目にしっかりと挟み込みました。
軒樋が受けた雨水を集めて、竪樋(外壁にそって垂直に設置されている樋)へと誘導するのが集水器です。
取り付け方法は、まず竪樋に適切な大きさの穴をくり抜きます。
雨水が流れ込んで負荷がかかる集水器が外れないよう、丸い状態の穴をわざとギザギザにして、爪を作って折り曲げ加工をしているんです(๑•̀∀– )و˚
軒天は傷んだ箇所だけを直しても、その原因を作っている大元を改善しなければ、再発を繰り返してしまいます。破損箇所から小動物が入り込み、住処にされてしまうケースも多く、できれば
原因をはっきりさせた上で、速やかな修理をお勧めします。
破風板の傷みも目立っている場合は、今回のようにガルバリウム板金を用いた軒天との同時施工も検討されてはいかがでしょうか。
街の屋根やさん水戸店では、茨城県内全域で無料診断を実施しております。
軒天・破風板を始め屋根やお住いに関するお困りごとを、プロの目で見極めて問題を解決いたします( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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