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水戸市で二階の大棟を強化棟に取り直し下屋根漆喰は詰め直しで修繕
【工事のきっかけ】
『2階の屋根瓦がおかしい』と、飛び込みの業者さんに指摘を受けているお宅でした。
ここ数年で数回、同様の指摘を受けたとの事で、さすがに心配になり当店の無料調査を希望されました。
実際の屋根に登らせて頂くと、二階の大棟は湾曲して巴瓦もグラグラしており、メンテナンスが必要である事は確かな症状でした。
棟の湾曲は、漆喰メンテナンスだけでは改善されないので、地震に強い強化棟を御案内。
同時に、十数年メンテナンスしていない下屋根の漆喰詰め直しをご提案させて頂きました。
現場調査時に記事▶水戸市で瓦屋根の棟漆喰を調査!棟工事と漆喰修理の境界線も解説
※2023年9月15日更新
基本情報
- 使用材料:強化棟金具・なんばん漆喰・七寸丸瓦・パッキン付きSUSビス
水戸市 / 強化棟への取り直し工事(2階) / 漆喰詰め直し(1階)
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、二階建ての瓦屋根現場から、二階の大棟(ぐし)を地震にも強い強化棟で取り直しを行い、下屋根の漆喰は詰め直しにて修繕させて頂いた施工ブログ記事です。
瓦屋根には切っては切れない漆喰メンテナンス!
『家もそろそろかな~』と考えられている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね(^^♪
対象の二階屋根は三角形の切妻屋根で、頭頂部に位置しているのが大棟※おおむね(ぐし)※です。
漆喰が剥がれたことにより雨水が台土まで浸水したと思われ、土台の弱体化に伴ってジグザグに湾曲してしまっている状態でした。
漆喰は、化粧する見栄えもありますが、台土を保護してくれる役割もある実は大切な物。
台土からの改善が必要となると、解体して作り直す棟の取り直し工事となります。
一方、下屋根は漆喰に傷みはある物の、湾曲や崩落があるほどの傷みはありません。
一階部は、漆喰の詰め直しで改善できると判断させて頂きました!
瓦屋根の漆喰は、症状によって修繕法の大小が決まりますよ。不具合に気づいたら放置せず、信頼できる屋根業者に早めに相談するようにして下さいね(^O^)/
今回の水戸市の現場は、外壁塗装も同時に依頼されているので、外壁塗装用の足場に昇降用ウインチを設営して荷物の揚げ降ろしに使用します。
屋根と外壁のメンテナンスサイクルは、ほぼ同じです。
屋根と外壁を同時にメンテナンスすれば足場は一回分!お得だと思いますよ(^^♪
先ずは、二階の大棟から3名体制で解体から着手します。
大棟は、以前は段数を積み上げる仕様が流行していましたが、東日本大震災後は段数を積まず、耐震性の高い棟を希望されるお客様が多くなりました。
風貌よりも安全性や機能性の向上が昨今のトレンドなんですね(^^♪
ではここからは早速施工に!先ずは、棟を今まで以上に強化する対策です。
今回取り直す工法は、強化棟用の金具を設置して地震の影響を軽減できる取り直し工法です。
この工法で肝になる物の一つが、この強化棟用の支持金具なんですよ(^^♪
次に、強化棟金具のガイドに腐食しない樹脂垂木を渡すように設置し、芯木(受け木)とします。
台土等を使用する旧工法と比べ、補強金具を使用する事で土台が安定し、揺れにも強い棟になります。
地震大国日本!巨大地震に備えるため、屋根の修繕の際に検討される事をお勧めします(^O^)/
そして、棟木を左右から覆うようにナンバン漆喰であるシルガードを形成して下地は完成です。
今回使用したシルガードは、一般的な漆喰と比べて防水性が高く、強度や耐久性も兼ね備えた商品!
また、棟木を両サイドから包み込むように形成して固体化するため、更に防水性が向上するんです(^^♪
下地が完成したら、表面材にあたる七寸丸瓦を設置します。
強化ガイドに渡した樹脂製の垂木が留め具の受け木となってくれるため、腐食しない垂木を棟木に使用するのも当店のこだわり。
更に、留め具には防水パッキン付きの瓦用ステンレスビスを使用するのも標準仕様です。
七寸丸瓦の固定には、
二本のビス留め固定を行うのが当店!これで頑丈な棟になりました~(^O^)/
建材の選定・ビス一本の有無は少しの違いかもしれませんが、長い年月使用していくのが屋根です。
見えない所だからこそ、プロの真価が問われる所。当店が、お値段以上の施工だと言われる由縁です(^^♪
続いて、一階の漆喰部分の詰め直しに移ります。
使用する材料は、防水性を持つシルガード漆喰と、下地と漆喰を密着させるプライマーです。
詰め直しなどで漆喰のメンテナンスを行う場合は、台土と漆喰の密着性を向上させるため、下処理剤として密着を強化するためのプライマーと塗布してから実施するのが当店流です。
『漆喰修理をしたものの・・・数年で剥がれてしまった・・・』
と言うお悩みも、この一手間が有るか否かで変わったりするんですよ(^^♪
漆喰をメンテナンスする場合は、
必ず古い漆喰の撤去が必要!
重ね塗りは若年剥離を招きます!
【塗る】と【詰める】は完成したばかりは同じに見えても、全くの別物です。
瓦屋根の漆喰は【詰めるもの】です!機能性や耐久性あっての工事なので、御覧の方も覚えておいてくださいね(^^♪
壁と棟の緩衝部にも一工夫(^O^)/
雨漏りの原因は、その殆どが継ぎ目や緩衝部である事を熟知しているのが当店の職人。
漆喰を塗布する前にシーリング材を打設し、その上で漆喰巻き施工を実施しています。
完成してしまえば見えなくはなりますが、この一手間が今後の安心につながるんです(^^♪
これで、一階部の漆喰詰め直しも全て完了です。
新しく詰め直した漆喰は白く化粧されてとても綺麗になり、耐久性も防水性能も向上!
お施主様からも『納得の行く出来上がり』と、嬉しいお言葉も頂け、一生懸命やった甲斐がありました(^^♪
T様、この度は、街の屋根やさん水戸店へのご用命誠にありがとうございました。
今回の水戸市の現場は、2階屋根が棟の取り直し、1階屋根は漆喰の詰め直しを行いました。
瓦屋根は、瓦自体は長く使用できるものですが、定期的な漆喰メンテナンスは必要です。
歪みや崩落、雨漏りにつながる前に、施工後15年を目安にメンテナンスをご検討くださいね。
『漆喰の詰め直しか?』『棟の取り直しか?』は、状態によっての判断となりますので、当店の無料見積り調査を事前に活用して頂き、検討して頂ければと思います。
茨城県内であれば全域!ご相談・調査・お見積りまで無料で賜ります。
茨城県で屋根工事をご検討の方は、気軽に街の屋根やさん水戸店へご連絡下さい。
漆喰関連記事▶傷んだ漆喰の詰め直し!棟の取り直しで瓦屋根を健全に保とう!
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