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四国中央市土居町で風災害で瓦が飛ばされた屋根を屋根葺き替え工事
四国中央市 火災保険
【工事のきっかけ】
四国中央市土居町で台風の強風により屋根の瓦が飛ばされてお困りのお客さまから屋根修理のお問合せをいただきました。
被害の状況を確認に屋根調査に行くと、鉄筋コンクリート作りの2階建て住居で二階屋根に日本瓦が施工されたお住いです。
寄棟屋根の隅棟が崩れ飛ばされた棟瓦が屋根北面に落ちて瓦が広く割れていました。このままでは雨漏りを引き起こすので
雨漏りを起こさないようにシートで雨養生をして応急処置をします。
崩れていない棟も強風で瓦がズレて危険なので、既存の瓦を撤去して新しい屋根材へ交換する屋根葺き替えリフォーム工事をご提案しました。
地震や台風など自然災害に強い「防災瓦」の鶴弥スーパートライタイプⅠを使用することで安心の屋根リフォームとなります。
基本情報
- 施工内容:火災保険
- 施工期間:4日間
- 築年数:築30年
こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」店長の丹
基徳(たん
もとのり)です。
四国中央市土居町で台風の強風で屋根瓦が飛ばされてお困りのお客様より修理依頼のお問い合わせをいただきました。
まずは現地に急行して被害の状況を屋根調査します。
2階建てRC造のいわゆる鉄筋造りの住宅です。四国中央市土居町は日本三大突風の「やまじ風」の強い風が吹くことで
有名な地域です。ここでは40年くらい前にRC造住宅での建築が流行った時期がありました。現在では住宅の施工法もすすみ木造住宅による新築物件が主流となっています。
こちらは9月の
台風14号の強風で屋根瓦の一部が崩れて飛散したときに周りの瓦も割って被害が大きく早期の屋根工事が必要です。
それでは屋根調査の様子をご紹介します。
「街の屋根やさん西条・新居浜店」では屋根のお悩みやお困りごとについて無料相談と無料見積りを受け付けておりますので安心してお気軽にお問い合わせください!
西条市・新居浜市のほか四国中央市にお住いのお客様からのお問い合わせも大歓迎です!
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「街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!」
「四国中央市で屋根リフォーム、雨漏り修理の相談なら街の屋根やさん西条・新居浜店」
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】2階建てRC造の住宅
こちらが屋根修理のお問い合わせをいただいた物件で2階建てRC造住宅です。
1階の屋根は陸屋根ですが2階の屋根は「いぶし瓦」の寄棟屋根形状となっています。
RC造のコンクリート自体に防水性能がないので、防水処理や屋根材の
瓦で雨漏りするのを防いでいます。
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「あなたの屋根はどの形状(シェイプ)」
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】強風で崩れて飛散した隅棟
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】棟瓦の飛散で周囲の瓦に破損被害
隅棟の崩れた瓦がそのまま風による周囲に飛散した時に他の瓦を割ったようです。
平部の瓦が何枚か割れておりこのままでは雨漏りをします。
平部の瓦を調査すると本来あるはずの釘穴が瓦に開いていません。平部の瓦は釘留めされておらずただのせられているだけでした。
この状態では強い風で飛ばされる被害にあう危険があるので要注意です!
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】崩れた隅棟をシートで雨養生
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】屋根葺き替え工事をご提案
屋根調査が完了して後日、調査報告書と提案する屋根工事の御見積書をお客様に提出します。
ここまでは無料見積りとしておこなっておりますのでご安心ください。
こちらの屋根はもともと瓦を釘留めしておらず固定されていなかったので、また強風による飛散被害の危険があるので、古い瓦を解体撤去して新しい瓦へリフォームする「屋根葺き替え工事」をご提案させていただきました。
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「屋根葺き替えで不安を解消しませんか?」
お客さまも瓦が固定されていないと知って不安になり「屋根葺き替え工事」をご依頼いただきました。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】使わなくった太陽熱温水器を撤去します
それでは屋根葺き替え工事をはじめます。まずは屋根の上にのっている太陽熱温水器の対処について2種類あります。
今後も利用する場合は移動が必要です。瓦の解体と
瓦施工の時と最低でも
2回以上、作業工程を考慮して避けるように移動しないといけません。
もしくは新しい
温水器に交換する場合やもう使わない場合は屋根の上から降ろして撤去します。どちらの場合も温水器の中に水が溜まっていると重くて作業できないので事前に温水器の水を抜いておきます。
こちらの太陽熱温水器は古くなり
使っていないので屋根の上でいくつかのパーツに分解して軽くして屋根の上から降ろして産業廃棄物として処分します。
「街の屋根やさん西条・新居浜店」では使わなくなった太陽熱温水器の撤去だけでも承っております
太陽熱温水器の撤去ブログ
「
西条市氷見で使わなくなった屋根の太陽熱温水器(天日)を撤去」
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】屋根瓦の解体
つぎに屋根の瓦を解体します。こちらは「いぶし瓦」とよばれる日本瓦で兵庫県淡路島で製造された淡路瓦が施工されていました。
瓦を剥がしてトラックに積み込み処分場へ持っていきます。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】釘で固定されていない瓦は風に弱いので要注意!
瓦には釘穴があり釘で固定するようになっていますがこちらの屋根瓦は釘で固定されていませんでした。この状態では強風や地震時の強い揺れで瓦がズレたり飛ばされる危険があります。
現在の屋根工事では瓦は全て釘やビスで固定するようになっているので地震や台風など自然災害にも強く安心できる瓦屋根を施工しています。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】ベタ葺きの大量の土
瓦の下には土が敷かれていました。これは「土葺き工法」といって昔の施工法です。土葺き工法
にも瓦の下に筋状に土を置く「筋葺き工法」とこちらの屋根のような屋根全面に土を置く「ベタ葺き工法」とがあります。
ここ四国中央市土居町は風の強い地域なので対策として
屋根に重量をもたせる家づくりをしていました
。他の地域よりも大量の
土をのせた屋根が多い地域性があります。こちらの屋根で約3トンの大量の土がのっていました。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】RC造のスカイモルタル屋根下地
土を集めて袋に小分けにいれてトラックに積み込みます。土埃で近隣へ迷惑がかからないように配慮しながら迅速に作業を進めます。
土を取り終えると屋根下地が現れます。木造住宅だと野地板と呼ばれる木の板ですが、こちらのようなRC造の鉄筋コンクリート作りの場合は「スカイモルタル」と呼ばれる屋根下地となっています。
スカイモルタルとはパーライトに特殊繊維が混入されている釘が打てるモルタルです。屋根材を施工するまでの間は直接
釘
打ちすることができ、その後硬化しきると
くぎの保持力が上がっていくという優れものです。
時間が経つとただのモルタルでカチカチに硬化しており新しい
瓦を留める釘が打てないのでスカイモルタルの屋根下地への屋根葺き替え工事は、この上に構造用合板の新しい屋根下地を作ることが必要です。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】スカイモルタル下地の上に合板で新しい下地つくり
既存のスカイモルタルの下地の上に新しい瓦を施工するため、
構造用合板で新しい屋根下地をつくります。
合板を固定する為、ビス留めする位置にドリルでスカイモルタルまで下穴を開けます。
1820㎜×910㎜の畳と同じ大きさの合板を1枚あたり12カ所ビス留めするので下穴を開ける量は大量となります。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】モルタル下地にはコンクリ―トビスを使用します
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】防水紙「田島プラチナスタイル」
新しい合板の屋根下地の上に防水紙を施工します。防水紙とは瓦の下に侵入した雨水が雨漏りするのを防ぐ重要な役割があります。
防水性に優れる改質アスファルトルーフィング(通称:ゴムアスルーフィング)を使用しています。
ゴムアスルーフィングの中でも耐久性と止水性に優れる「田島プラチナスタイル」を使うことで万が一の雨水の侵入も雨漏りすることはありません。
水下の軒先から順番に上に向って張り重ねていきます。この時に注意するのが防水紙の重ね代。上下方向に10㎝・左右長手方向に20㎝以上重ねて張ることで防水紙の継ぎ目から雨水が侵入するのを防ぎます。
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「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】軒に軒先水切の取付け
防水紙の次は軒に「軒先水切」と呼ばれる金属製の部材を取り付けます。瓦の上を流れてきた雨水が軒先の雨樋に排水されるときに
風の影響で
軒先の木部を濡らすのを防ぐ役割があります。
軒先の防水紙をめくって軒先水切を取り付け防水紙を上に被せます。これで軒先の木部が雨水で濡れる心配はありません。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】地震や台風など自然災害に強い「防災瓦」
防水紙の上に瓦の寸法の割り付けをして位置を墨打ちします。
墨の位置に合わせて瓦桟木(かわらさんぎ)を取り付けます。
瓦桟木は瓦の裏面にあるツメを引っ掛けるため、耐久性の高い防腐剤を加圧注入した特注の瓦桟木を使うので長持ちして安心です。
今回使用する屋根材は耐候性と
防音・遮熱に優れる陶器平板瓦を施工します。さらに地震や台風など自然災害にも強い「防災瓦」となっているので大事なお住いをしっかりと守ってくれて安心です。
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「地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦」
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】瓦はしっかりと釘留め
軒先の瓦から施工していきます。瓦は全てステンレス製の瓦釘で固定しますが屋根の端部の軒瓦は風の影響を受けやすいので、より強力に3カ所釘留めします。
特殊な瓦形状により互いの瓦を押さえてロックし釘で固定することで台風の強風でも飛ばされる心配はありません。
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「軒とは?屋根の各部位の名称」
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】屋根の形状は寄棟屋根
屋根の平部の瓦の大半が施工できました。こちらの屋根は「寄棟屋根(よせむねやね)」と呼ばれる屋根形状で隅棟があるのが特徴です。隅棟部の瓦は屋根形状に合わせて斜めにカットして施工します。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】棟は耐震工法で施工
屋根工事の最後の仕上げの棟
の施工をします。
棟の位置に耐久性に優れる
ステンレス製の
「耐震棟金具」を90㎝間隔で取り付けます。これで地震の強い横揺れでも棟の瓦が崩れることはありません。
この棟金具の上に木下地の芯木をのせてしっかりとビスで固定させます。4㎝角の丈夫な
木材で人間の身体でいうと背骨のような重要な役割を果たします。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】棟は乾式面戸シートにより軽量化と省施工
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】棟瓦はしっかりとビス留め固定
乾式面戸シートの上に棟瓦の「冠瓦(かんむりかわら)」を被せてステンレス製のビスで木下地に固定します。
ビス頭から雨水が侵入しないように止水のパッキン付きの専用ビスを使用します。
ビスでしっかりと固定することで日本三大突風「やまじ風」が有名な四国中央市土居町でも瓦が飛ばされる心配はありません。
【四国中央市土居町・防災瓦で屋根リフォーム】陶器平板瓦への屋根葺き替え工事完成
これで屋根葺き替え工事の完成です。
地震や台風など自然災害に強い「防災瓦」の陶器平板瓦で屋根葺き替え工事したので安心・安全な屋根へ生まれ変わりました。
きれいに仕上がり
お客様にも喜んでいただけました。
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