ホーム > 今治市でお客様の希望を叶える屋根リフォーム完了しました
今治市でお客様の希望を叶える屋根リフォーム完了しました
今治市 屋根材(アスファルトシングル)
【工事のきっかけ】
梅雨入り発表して直ぐの6月初めに、今治市在住のH様より
「家が雨漏りで困っています。先日あるリフォーム業者が家にきて屋根の塗装を勧められたんだけど不安だから、一度専門家に屋根を見てもらえませんか。」というお問い合わせを頂きました。
その日のうちに今治市のご自宅に伺い『屋根の調査』とH様のご希望を伺います。
その結果『雨漏りに悩まされたくない!屋根を20年は持たせたい!費用は少しでも抑えたい!』という
ご希望をお持ちでした。
2日後、『H様のご希望を叶えるための屋根リフォーム内容』の提案とお見積りを提出。
以前来られたリフォーム業者さんが提案した『屋根塗装の見積り』より高くはなってしまいますが、
当店の提案をH様が気に入ってくださり屋根リフォームをさせて頂くことになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(アスファルトシングル)
- 施工期間:4日間
- 築年数:40年
- 使用材料:アスファルトシングル『リッジウェイ』 (ヴィンテージグリーン)
【今治市・屋根リフォーム】 H様よりお問い合わせの電話をいただきました
梅雨入り直後の6月初め、今治市のH様よりお問合せを頂戴しました。
「雨漏りで困ってるんだけど、
先日あるリフォーム会社から屋根塗装をすすめられて
迷っています。是非一度屋根の専門家の人に見てもらえませんか。」というお問合せでした。
早速担当から連絡をして、当日の夕方にご自宅に伺いました。
関連ページ
『屋根工事のご依頼・ご相談が初めてのお客様へ
』
【今治市・屋根リフォーム】 雨漏り調査を行います。
今治市のH様邸
に到着したら
、さっそく雨漏り調査を開始します。
まずH様邸は築40年のセメント瓦で施工された屋根です。
このセメント瓦は1980年~1990年頃に多く出回った瓦で、その名の通り
セメントを主成分として
作られた瓦です。
陶器瓦が高級品とされた時代に、セメント瓦は
形が均一で大量生産が可能で安価。
施工がしやすく・耐火性もあるので多くの新築物件に施工されました。
しかし製造技術の発展で陶器瓦の価格が下がるとセメント瓦の需要は減り、現在ではほとんど製造されていません。
セメント瓦
は陶器瓦と違って吸水率が大きく、
表面の塗装で防水をしています。
そのため10年を目安に塗装が必要な屋根材です。でまた塗装が出来るのも2度くらい迄
が目安となっているため30年~40年くらいが寿命と考えても良いかもしれませんね。
H様邸も表面の塗装が傷み
苔が付いた
状態。
防水性
の大きく
低下している事でしょう。
何かしらの屋根リフォームは必須です。
関連ページ
『セメント瓦の適切なメンテナンス方法』
次にセメント
瓦をめくって見てみましょう。
【写真左(上
)】
では分りにくいかもしれませんが
重なり部分にゴミや埃
が積もっていますね。
この
ゴミが水を吸い上げてしまい雨漏りの原因になるんです
(>_<)
【写真右(下
)】
瓦を裏返した様子です。
瓦の裏に
大きく
水が染みている跡がハッキリと見えます。
では屋根下地(野地板
)
も見てみます。
【写真左(上
)】
先程の
ゴミが吸い上げた水がルーフィング(防水紙
)の上に大きく染みを作っています。
敷かれている
ルーフィング(防水紙
)
が破れて、そこから家の中に雨水が侵入していますね
。
雨漏りの証拠の発見です(;^ω^)
関連ページ
『ルーフィング(防水紙
)
の重要性』
【写真右(下
)】
軒下から野地板を見てみると
長年の雨漏りで
野地板
が腐食してます。
その野地板を支える
垂木(たるき
)も部分的に腐ってしまっています。
これは屋根が落ちてしまう前に早急に対処が必要ですね!
関連ページ
『
垂木ってなに?屋根を支えている垂木のメンテナンス
』
【今治市・屋根リフォーム】 雨漏り調査の結果のまとめ
H様邸では以下の4点の問題が見られました。
- 築40年のセメント瓦で表面の塗装の激しい痛みによる防水性の低下
- 重なり部に溜まったゴミや埃が原因の水の侵入
- 劣化して防水の役割を果たせないルーフィング(防水紙)
- 長年の雨漏りで傷んだ屋根下地(垂木+野地板
)
ではこれらの問題を
以前来られた
リフォーム業者さん
が
提案した『
塗装による屋根リフォーム』で解決できるでしょうか?…
確かに
一番上の
防水性の低下という問題点については解決できるでしょう
。
しかし下の3つの問題点に関しては一度瓦をめくってしまわなくては絶対に解決できません!
少しキツイ言い方かもしれませんが
屋根塗装は雨漏りの予防です!雨漏りの根本的な解決方法ではありません!
H様のご希望をしっかりと聞きながら、『H様邸のための屋根リフォーム』を提案していきましょう(*^^*)
【今治市・屋根リフォーム】 H様のご希望をお伺いします
『
H様のための屋根リフォーム』
をご提案するために、H様の
ご希望と今後のライフプランを
お伺いします。
現在70歳で今治市に在住のH様ですが、以前はお仕事で40年以上関西にお住まいでした。
今治市のお家は元々H様のご両親が住まわれていて逝去された後、何年か空き家になっていたそうです。
売れっ子営業マンだったH様は出張で日本全国を回られるほど忙しく過ごされていたそうです。
そのため、引退後はゆっくりとした時間を
過ごしたいとのことで今治市に帰って
、現在は
夫婦水入らずの時間を楽しんでいらっしゃいます。
今後何年後か分かりませんが、ご夫婦のどちらかが先に亡くなった時には
関西在住の息子さん家族と
同居される予定で現在のお家に誰かが住まわれる事はありません。
H様のご希望は3つでした。
ます1番のご希望は「雨漏りの不安を解消して安心して暮らせること
」でした。
雨が降る
度に、雨漏りを気にして心配しなければいけない生活
、、、そんなの誰だって嫌ですよね。
2番目のご希望は「少しでも屋根を軽くして地震に備えたい」
です。
関西で「阪神淡路大震災」を経験されたH様です。今後30年のうちに来るとされる「
南海トラフ地震」はやはり気になるようで少しでも屋根を軽くしたいそうです。
3番目は、「費用は出来ることなら抑えたい」というご希望です。
至極
当然のご希望ですよね。無駄遣いして良いお金なんてありません。お金は
ご自身が納得したことに有効に使いましょう。
以上のことを踏まえてH様のご希望=
「20年安心して暮らせる屋根づくり
」
をテーマに屋根リフォームのご提案をさせて頂くことになりました。
【今治市・屋根リフォーム】 セメント瓦の雨漏りを止めるためには
まずはH様の一番のご希望の「雨漏りの解消
」
。こちらを叶えるためにはどんな屋根リフォームが必要でしょうか。
先程も書きましたがH様邸の場合、屋根塗装では今回の雨漏りは解決できません。
私が考えるに、大きく分けて以下の二つの屋根リフォームが挙げられるかと思います。
1、既存のセメント瓦を再利用する「葺き直しリフォーム」
一度セメント
瓦を剥がし傷んだ屋根下地の補修。そしてルーフィング(防水紙
)
を2重に張って
厳重な下地防水。
剥がしたセメント瓦を
綺麗に掃除してから再利用
する屋根リフォーム
。
メリット
・既存のセメント瓦を再利用するので、瓦の処分代や新しい瓦代がかからず経済的
。
デメリット
・セメント瓦の防水性等の劣化を改善できるわけではない。
・防水に関しては下の2重に張ったルーフィング(防水紙)頼みで耐久性に不安がある。
関連施工事例
『今治市南宝来町で行ったセメント瓦の葺き直しリフォーム
』
2、新しい屋根材を使用しての「葺き替えリフォーム」
既存の
セメント瓦を撤去後、傷んだ屋根下地の補修。ルーフィング(防水紙
)
で下地防水を行い、新しい屋根材で屋根を一新する屋根リフォームです。
メリット
・新しい屋根材を使用することで、根本からの雨漏り解消が出来る!
・使用する屋根材特有
のメリットが受けられる
(メンテナンス不要、屋根の軽量化、屋根の断熱性アップなど
)
デメリット
・セメント瓦の処分費+新しい屋根材の材料費
のコストが掛かる
関連ページ
『屋根葺き替えリフォームで不安を解消しませんか?』
【今治市・屋根リフォーム】 H様のための屋根リフォームを考えます。
ではH様邸
にはどちらの屋根リフォームが
良いでしょうか。H様と相談しながら考えていきます。
H様のご希望の中にあった「費用を抑えたい
」というご希望・・・
こちらを最優先にするのであれば、「葺き直し
」
による屋根リフォームになるかと思います。
しかしテーマである「20年安心して暮らせる屋根づくり
」
という点で見るとどうでしょうか?
「葺き直し」だと劣化した
セメント瓦を再利用するため、どこかで塗装のメンテナンスが必要です。
メンテナンスにはお金が掛かりますし、何より
劣化したセメント瓦を使い続けて「安心できる暮らし」
とは言えないですよね(;^ω^)
では「葺き替え」による屋根リフォームだとどうでしょうか?
確かに費用はかかりますが、雨漏りの解消という点で「葺き替え
」に勝るものはありません。
また、どんな屋根材を使うかによって費用を抑えられるものもありますし、
受けられるメリットも様々なものがあります。
H様と相談して
「雨漏りの解消」はもちろん「屋根の軽量化
」も叶えられる屋根材での「葺き替え
屋根リフォーム」を提案させて頂くことにしました。
【今治市・屋根リフォーム】 屋根材別「葺き替え」屋根リフォーム案
今回H様邸の「葺き替え」
屋根リフォーム
案として2つの屋根材で提案させていただきました。
まず一つ目の屋根材が石粒付金属屋根『
DECRA・セネター』
です。
耐久性に優れたガルバリウム鋼板に天然石チップを焼き付けたもので、「超軽量」な屋根材です。
セメント瓦が1㎡あたり45㎏に対してセネターだと1㎡あたり7㎏で6分の1以下の重量。
屋根下地に通気用胴縁と構造用合板(12㎜)の増し打ち分(910㎏)の重量を足しても
総重量 5400㎏→1740㎏とー3660㎏・
67%の
重量カットが可能です。地震にも安心ですね。
また表面の天然石チップのおかげで色褪せの心配がなく「メンテナンスフリー」
30年品質保証がつく「高耐久性」も併せ持ちます。
屋根材同士を専用ビスでガッチリ
と固定、
台風にも負けない「耐風性」で当店でも一押しの屋根材です(*^^)v
関連施工事例
『新居浜市で軽量で人気のセネターで屋根葺き替えリフォーム
』
H様邸の場合、既存のセメント瓦の撤去・処分費。屋根下地の垂木の補修+合板張り増し補強含めて120㎡で180
万円(税抜き)でのご提案になります。
2つ目のご提案はアスファルトシングル
『
リッジウェイ』
です。
高耐久のガラス繊維を芯材に
耐候性のアスファルトを使用、表面には塗料を焼き付けた彩色石をコーティングしたシート状の屋根材です。
言うなれば下地防水
に使われるルーフィング
を屋根材仕様
に
丈夫で
分厚くしたものですね(*^^)v
こちらも「軽量」な屋根材で
1㎡あたり13㎏。
総重量で5400㎏→2460㎏とー2940㎏・半分以下の重量
になります。
「柔らかな風合い」
と彩色石による高い「耐色性
」
。しっかりと基準をクリアした「耐風性」もあり、また施工手間の少なさから比較的リーズナブルな
屋根材になります。
関連ページ
『柔らかな陰影が魅力のシングル屋根材・
リッジウェイ』
H様邸(屋根面積:
120㎡
)
の場合
、140
万円(税抜き
)とDECRAのセネターよりもだいぶ経済的ですよね。
アスファルトシングル『リッジウェイ』での屋根リフォームに決定しました
H様邸では「20年
安心して暮らせる屋根づくり」
という点と「費用を少しでも抑えたい
」
ということで、
少しリーズナブルな『
リッジウェイ』
での屋根リフォームをさせて頂くことに決まりました。
DECRAのセネターに比べると
「耐久性」等で多少
劣る点はありますが、「
雨漏りの解消」はもちろん「屋根の軽量化」も
出来るH様の希望を叶える屋根リフォームになるはずです。
屋根工事の際には、トラックの出入りや騒音、埃の飛散などが出てしまうことがあります。
ある朝、急にご近所で工事が始まって騒音で
驚かされたら誰だって良い気はしませんよね、、、
そんなご近所トラブルを起こさないために、事前の挨拶は欠かせません。
当店では、工事期間の予定や作業を行う時間帯、万が一ご迷惑をかけてしまった際の連絡先を明記した挨拶状をもって、ご挨拶させて頂くようにしています。
【今治市・屋根リフォーム】屋根リフォームの開始!まずは既存屋根の撤去をします。
それではここから本格的に屋根リフォームを開始しましょう。
まず初めに
行うのが
既存の瓦とルーフィング
の撤去・清掃です
【写真左(上
)】
セメント瓦は基本的に鉄
釘で留め付けされているんですが、錆びてしまってほとんど固定力がありません
。
手で簡単にめくれてしまいます。
【写真右(下
)】
セメント瓦がめくれたら、次はボロボロに朽ちてしまったルーフィング(防水紙
)
を掃除します。
ルーフィングが風で飛ばされてしまわないように、瓦がめくれた所から随時掃除をしていきましょう。
既存屋根の撤去が終わりました。
写真でもハッキリと雨漏りの跡が見てとれます。長年の雨漏りで部分的に腐ってきていますね(;’∀’)
野地板は屋根材を留め付ける土台になる要の
部分です。せっかく屋根リフォームを行っても野地板が悪いせいで、屋根材が台風で飛んでしまった、、、なんてことになっては台無しです。
当店では屋根材をめくる屋根リフォームをする際には必要であれば
野地板の
補強も
させて頂くようオススメしてます。
H様邸でも野地板の補強をしっかりとしていきます。
関連ページ
『
屋根の最重要部位・
野地板の重要性』
【今治市・屋根リフォーム】屋根の基礎部分、垂木の補修と野地板の打ち増し補強
これから新しい屋根に生まれ変わるための屋根下地工事を行います。
まず初めにするのが傷んだ垂木の部分補修です。腐ってしまった部分を切り取りましょう。
【写真左(上
)】
新しい垂木を添えて、既存の垂木の腐っていない部分に横から
ビスで打ち付けます。
垂木を支える
桁と言われる柱
部分に向かって上からもビスを打ち込んだら垂木の補修完了です。
【写真右(下
)】
垂木を補修したところに化粧板を張ります。
この板は下から見えるところなので、他の部分と色の違いが出すぎないようにあらかじめキシラデコールという防腐剤で着色しています。
垂木の部分
補修が終わったら
、つぎは全体の野地板補強です。
【写真左(上
)】
垂木の上に通気胴縁と呼ばれる厚み20㎜・幅45㎜の木材をビス留めします。
これは垂木の補強の役割が第一。第二に
屋根材をセメント瓦からアスファルトシングルに替えるために軒先やケラバ部の木部の高さをフラットにする為の底上げの
役割があります。
【写真右(下
)】
次に構造用合板(12㎜
)を先ほどの通気胴縁に釘で打ち付けます。
構造用合板は新築の屋根でもメイン
に使われるもので、1820㎜×910㎜の大きさで屋根を面でしっかり支えてくれます。
【今治市・屋根リフォーム】 ゴムアスルーフィングで下地防水!
野地板の補強が済んだら下地防水を行います。
使用するのは改質アスファルトルーフィング(通称ゴムアスルーフィング
)
。
もともとH様邸で使用されていたのはアスファルトフェルトと呼ばれる原紙にアスファルトを染み込ませただけの簡単な
ものでしたが、
今回使用する
ゴムアスルーフィング
は
合成樹脂などが添加された改質
アスファルトが使われ
、表面は鉱石粉でコーティングされているため。
耐久性は格段に上がっています。
こちらを軒先から1段ずつ隙間なく張れれば下地防水の完成!
しっかりとした野地板と下地防水で「
20年安心して暮らせる屋根リフォーム」の土台ができました。
【写真左(上
)】
少し前後しますが、こちらは壁を部分的に切断して撤去しています。
この壁の部分撤去によって、後ほど施工する捨て谷と呼ばれる板金を入れる事ができるようになります。
【写真右(下)】壁際のルーフィングは雨水が壁の向こうに入らないようにしっかりと立上げておきましょう。
次は水切り板金で雨仕舞いをしていきます。
雨仕舞いとは、雨水を屋外に上手く排水できるように雨水の通り道を作って誘導してあげることです。
【写真左(上
)】
軒先水切りの施工です。
この板金は軒先の瓦の裏を伝って侵入してこようとする雨水を外に逃がすための板金です。
【写真右(下
)】
こちらは
ケラバ水切りと言われる板金で、屋根面のサイドの部分にあたるケラバと呼ばれる場所で使われます。
ケラバ部分の雨水を軒先まで排水してくれる役割を持っています。
関連ページ
『雨漏りをさせないための雨仕舞とは』
続いて紹介するのが壁際の捨て谷の施工です。
この捨て谷は、雨水が風で
壁方向に
押されて
屋内に入らないように雨水を排水するための板金です。
壁際は雨漏りが多い箇所になりますのでしっかりと施工を行います。
これで雨仕舞いは完成です。
雨仕舞いは地味で分かりづらいですが、屋根リフォームをする上で大変重要な部分です。
「ここの雨水はどこに流れるのかな?
」と疑問に思った際はお気軽にスタッフに
お尋ねください(*^^)v
【今治市・屋根リフォーム】『リッジウェイ』で屋根リフォームに入ります。
それではここから『
リッジウェイ』
本体を使用しての屋根リフォームの開始です。
今回使用するのは『
リッジウェイ』
のヴィンテージグリーン
という落ち着いたカラーを使用します。
このリッジウェイですが本体の幅が349㎜あり、施工していく際は149㎜を1段として残り200㎜は重なり部分となります。
そのため釘を打つ場所では3重にリッジウェイが重なっていることになります。
釘穴からの雨漏りも安心ですね。
【写真左(上)】こちらは
シングルセメント「PW2000
」・リッジウェイ専用の接着剤です。
このシングルセメントで
リッジウィの
重なり部分が風でペラペラめくれないよう接着します。
リッジウェイは主に
この
シングルセメントと専用釘で施工することで風に強く
風速38m/sにも耐えられる屋根になるんですね。
【写真右(下)】スターター(軒先1段目の下に施工するもの)
を目印の赤
墨
にあわせて
施工している様子です。
軒先部分も釘打ち場所が
3重になるように
200㎜幅のスタータ
を最初に打って
その上に1段目を施工していきます。
下
から舞い上がる風でめくれないようにシングルセメントを塗ってから釘打ちをしましょう。
2段目以降の施工の様子です。
【写真左(上)】リッジウェイの裏側にはセルフシーラントと呼ばれる接着剤が塗られた状態で来ます。
このセルフシーラントがくっつく事で重なり部分がめくれないようになっているんですが、
台風がある日本では先ほど紹介したシングルセメントも併用するようにメーカーから推奨されています。
今治市をはじめとした愛媛県は海と山に挟まれ台風が来ることもある地域なので、シングルセメントの併用は欠かせません。
【写真右(下)】釘打ちラインの少し上側を目安にシングルセメントを塗っていきます。
シングルセメントを塗ったら、リッジウェイを並べていきます。
基本的には必要ないんですが、当店では2段に1本間隔(働き149㎜×2段=298㎜
)
で赤墨を打って、それに合わせながら
並べていきます
。
こうすることで誰が施工しても大きく曲がることなく
綺麗に
葺くことが出来るので安心ですよね。
リッジウェイを並べたら専用の釘で打ち付けます。
【写真左(上
)】
釘打ち機用の専用釘で
通常の釘よりも頭が大きく、リッジウェイを貫通しないようになっています。
【写真右(下)
】
釘打ちラインに沿って打ちます。
このラインより下過ぎると
次の段のリッジウェイを重ねた時に釘が見えてしまうし、逆に上過ぎると
3重になる
重なり部分から外れて固定力が弱くなってしまいます。焦らずにしっかりと打ちましょう。
ケラバ付近と棟付近の写真ですね。
【写真左(上)】
ケラバ部分の
釘打ちでは水切り板金部分を避けて打ちます。
なぜなら雨仕舞いで、この板金の上を雨水が流れて軒先まで排水する仕組みになっているからです。
【写真右(下
)】
棟部はしっかりと棟際までリッジウェイが重なるように、最後の段は上半分を切って施工しています。
これでリッジウェイ本体部分の施工は完了です。
ここまできたら屋根リフォーム完成まであと少しです。頑張りましょう!
【今治市・屋根リフォーム】仕上げの板金工事で屋根リフォーム完成!
台風被害が多い棟板金は樹脂製貫板とビス留めで安心です。
ここから仕上げに入ります。まずは棟板金から
。
三角
屋根の頂上部分にあ
たる棟は風の影響を受けやすく、台風や強風時に一番被害が出やすい場所です。
しっかりと施工を行わなくてはいけません。
関連ページ
『
台風
被害が多い
棟板金!』
棟板金を固定するための貫板(ぬきいた
)
を設置します。
水を吸わずに腐らない樹脂製のタフモックと呼ばれる貫板を使います。
裏側には水が回り込まないように防水スポンジを貼りつけてビスで打ち付けます。
【写真左(上
)】
貫板に棟板金をかぶせます。
棟板金同士が重なる部分は水が入り込まないように、シリコンコーキング
をつけて防水しておきましょう
【写真右(下)】棟板金の横から貫板に防水パッキン付き
ビスを打ち込んだら棟板金の完成です。
最後に壁際の雨押え板金を施工します。
リッジウェイ施工前の水切り板金を取り付けるために、壁を部分的に
切り取っています。
その切り取ったところに雨押え板金を取り付けましょう。
【写真左(上
)】
棟板金の時と同じように防水スポンジを貼った樹脂製貫板を設置します。事前に設置した捨て谷の水が流れる部分に穴を開けないよう注意しながら壁の中にある柱にビスで打ち込みます。
貫板に雨押え板金をビス留めしましょう。
【
写真中(中
)】
板金を付け終わったら変性シリコンを、切り取った壁の隙間を埋める様に塗ります。
キレイに仕上がるように、マスキングテープは欠かせません。
【
写真右(下
)】
変性シリコンが乾いてしまわないうちにマスキングテープを剝がしたら壁際
雨押え板金の施工完了です。
【今治市・屋根リフォーム】H様のご希望を叶える屋根リフォームの完成です。
今治市H様邸の屋根リフォームが完成しました。
築40年で傷んだセメント瓦の屋根
。お家の至る所で起こる雨漏りにお悩みの日々でしたが、これで解決です。
屋根を支える垂木の痛みはしっかりと補修・補強を行い、野地板も構造用合板の打ち増し補強。
ゴムアスルーフィングでの下地防水と「
リッジウェイ」で雨漏り解消!
もとの「セメント瓦の屋根」5400㎏から「補強屋根下地+リッジウェイ
」2460㎏へと屋根重量2分の1以下の軽量化で地震にも強くなりました。
これで20年夫婦水入らずで安心して暮らせますね(*^^*)
費用もH様の想定の範囲内に収まり、工事内容ともに大満足していただけました。
今回の屋根リフォームで
当店を気に入っていただき
、後日
お家
のちょっとしたお困りごとなんかの相談も
して頂けた事は
大変嬉しい限りです。
最後にH様から頂いたアンケートも載せておきますので、宜しければご覧ください。
街の屋根やさん西条新居浜店では
小さな修理から大きなリフォームまで
お客様に合わせた工事を
行い
ます。
今回の今治市をはじめ愛媛県東予・中予地区どこからのお問い合わせも大歓迎!
なにかお困りごとがある際はお気軽にご相談ください(*^^*)
街の屋根やさん西条・新居浜店
電話番号0120‐12‐0603
【追記】 アフター点検と板金部分の屋根塗装をしました
2022年4月
、今回『
屋根リフォーム』
をおこなった部分のアフター点検と板金屋根部分の屋根塗装をしました。
【写真左(上
)】
『リッジウェイ
』に浮きが無いか、棟板金のビスに緩みが無いか等の点検をしました。
どちらも問題なく一安心です(*^^)v
【写真右(下
)】
赤錆が広がっていた板金屋根部分は耐久性とコストパフォーマンスに優れた「シリコン塗料
」で
塗装をしました。
綺麗になってH様も満足して頂き何よりです(^^)/
詳しくは下記の施工事例をご覧ください
関連施工事例
『今治市で屋根リフォーム後のアフター点検と屋根塗装をしました
』
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒793-0073
愛媛県西条市氷見丙466
愛媛県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒791-1102
愛媛県松山市来住町798−7
ベルメゾン南久米102号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-niihama@higaki-roofest.com
桧垣スレート株式会社
〒792-0811
愛媛県新居浜市庄内町3丁目1−46
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。