岡崎市で木製破風板が劣化している現場紹介

お住まいは木造２階建てで日当たりの良い面の色褪せが目立ちました。
過去に１度塗装工事を行ったそうですが、かなり前の事で何年経過しているのか記憶に無いとの事でした。

木製の破風板は塗装で保護されているのですが、環境によっては比較的早く塗膜が薄くなり剥げてしまいます。
すると木が水分を吸収し始め腐食へと繋がっていきます。

そもそも破風板（はふいた）とはどの部分のこと？

破風板（はふいた）とは屋根の棟の両端部に取り付いている板状の部材で、風雨から家を守ったり火災の延焼を防ぐ役割があります。

板状の木材に
・塗装
・板金巻き
・窯業系の化粧部材
などを施して劣化を防ぎます。

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破風板の種類と補修の選択肢

１、木製
塗装もしくは板金巻き
いずれの場合も劣化の度合いが浅く、木材が健全でないといけません

２、モルタル製
塗装・・・ヒビ割れなどは隙間を埋める補修が必要である

３、ガルバリウム鋼板
塗装出来る場合はサビ止め処理を行う
劣化がひどい場合は張り替え

４、窯業系・樹脂系
塗装
継ぎ目のコーキングをやりかえる

破風板が劣化した場合の補修方法は？

塗装工事か板金巻きがほとんどで、劣化がひどい場合はやりかえとなることが多いです。

塗装工事のメリット
・板金巻きに比べて安価である
・破風板の種類を問わずに補修出来る
・カラーバリエーションが豊富

塗装工事のデメリット
・板金巻きに比べてメンテナンスサイクルが短い
・劣化による凸凹が目立ってしまう場合がある

板金巻き工事のメリット
・塗装工事に比べ長持ちする
・耐火性が向上する

板金巻き工事のデメリット
・塗装工事に比べて高価となる
・質感が変わってしまう

今回実施したガルバリウム鋼板巻きの様子

破風板はお住まいによって幅も厚みも形状も全て異なります。
事前に採寸しますが、取り付けには現場での加工が必要となります。

専用の工具を駆使して現場に合わせて作り込んでいくんですよ。

最終調整を足場の上で行います。
雨水がうまく流れるように注意しながら取り付けていきます。

破風板のガルバリウム鋼板巻きにかかった工事費用

▪️ガルバリウム鋼板巻きにかかった工事費用▪️
破風板長さ：約２０m
約￥１４０,０００　（税別）
※ 足場費用別

▪️塗装工事を行った場合の費用相場▪️
約￥３０,０００〜

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まとめ

破風板や軒天などの補修はどこに頼めば良いか分からないとお考えの方。
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