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豊橋市にて築46年のミサワホーム、アスベスト入りカラーベスト屋根の雨漏り修理で部分葺き替えを行いました
豊橋市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
築46年、ミサワホームにお住いのお客様。
2階の天井からの雨漏りにお困りでした。
天井には雨漏りによる無数のシミがありました。
室内の雨漏り箇所のすぐ横には照明器具があり、危険を感じ照明を外し、部屋も使用していなかったとの事。
雨漏りし始めてから何年かは放置してしまったようで、下地の傷みも気にされていました。
屋根に上がらせて頂くとカラーベスト葺きで、築年数から考えるとアスベスト入りのカラーベストという事が分かりました。
下地の傷みも考慮した結果、全面葺き替えをご提案しましたが、アスベスト入りのカラーベストの高額な処分費がネックとなり、部分葺き替え+塗装という事で方針が決まった経緯があります。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:5日
- 築年数:昭和53年新築ミサワホーム 築46年
- 施工費用:¥440,000(税込) アスベスト含有屋根材処分費含む 足場費用別途
- 使用材料:野地板(構造用合板12㎜) ゴムアスルーフィング KMEWコロニアルクァッド 防腐処理済み貫板 棟包板金 など
屋根材がアスベスト含有という事もあり、工事の方向が2点3点した今回の改修工事。
お客様とも充分打ち合わせをし、部分葺き替えという事で方針が決まった経緯がありました。
アスベスト(石綿)含有建材調査者の講習を受講済みの私が事前調査にお伺いし、適切な見積りや工事計画を立てさせて頂きました。
建物の外回りで言えば、カラーベストやスレート、サイディング、軒天などに石綿が含まれている建材が使われていることがあります。適切な処分や工事を行わない業者はペナルティを受けることもあるので注意が必要です。
カラーベスト屋根の表面は劣化が酷く、苔が生えていたり色褪せが激しかったりといった状況でした。
前回のメンテナンスからどのくらい経過しているのかは記憶に無いとの事でした。
雨漏りが疑われる箇所は人が歩くと明らかにブカブカしており、野地の傷みがハッキリと分かりました。
ただ傷みの範囲・深刻さは見た目では判断できない為、カラーベストをある程度の範囲めくってみての修繕というお見積りとなりました。
野地の傷みが疑われる以上、「カバー工法」はお勧め出来ません。
カバー工法とは既存の屋根を撤去せずに上から新たな防水紙(ルーフィング)を張って新しい屋根材を施工する工法です。
新しい屋根材は健全である野地板・垂木へ固定していきます。
◆屋根カバー工法◆
前回はご主人がDIYで屋根塗装をされたそう。
塗料の塗膜がパリパリになっていて、「縁切り」もされていませんでした。
屋根塗装などは雨漏りに直結するのでプロにお任せくださいね。
棟部分は棟板金の釘浮きが屋根全体で見受けられました。
板金自体もそうですが、板金下地の傷みもひどく下地ごと交換する事にしました。
上下方向の重なり部分が塗膜で塞がってしまわないようにする、大事な下処理です。
これを怠ると、カラーベストの隙間などから侵入した雨水が排出されず釘穴などから室内に雨漏りしてしまいます。
また毛細管現象を引き起こし、同じく雨水が逆流あるいは長い時間隙間に滞留し釘穴などから雨漏りします。
棟板金を撤去します。
下地には「貫板」と呼ばれる厚み18㎜ほどの木材が使われています。
変色している部分は水分を含んでおり、一部腐食も進んでいました。
この状態ですと、釘の保持力も無くなり、台風などの強風・突風で飛散する被害を招いてしまいます。
また釘・ビスを増し打ちしてもその効果は得られません。
カラーベストを撤去すると、理由は分かりませんが2種類使われていました。
形が微妙に違いますね。
野地は歩くのも危険なほど傷んでいました。
この状態を確認しないままの「カバー工法」は危険でしたね。
幸い垂木の傷みは無かった為、垂木の交換・補修は不要でした。
室内天井を屋根側から見た写真です。
中央に漏水の痕跡が残っていますね。
このあたりの確認が出来ないと室内側の天井補修も出来ませんよね。
腐食した野地板は取り除き、新しい野地板:構造用合板12㎜を張ります。
既存の野地板の厚みも12㎜だったため、段差など出来ることはありませんでした。
ルーフィングも新たに張っていきます。
「改質アスファルトルーフィング」で耐用年数は30年ほど期待できます。
今回は雨漏り箇所の補修、その後屋根塗装という事でまだらな部分も塗装で綺麗になります。
棟板金の下地を取り付けます。
ピンク色に見えるのは「防腐処理済み材」を使用しているためです。
雨風にさらされる屋根へは「防腐処理済み材」もしくは「樹脂製人工木」を強くお勧めします!
「樹脂製人工木」は樹脂製なので木材のように腐ったりしません。
これが一番のメリットなんです。
棟板金はすべて下地から交換しました。
このあとは塗装屋さんへバトンタッチとなります。
【工事内容】
・雨漏り箇所の部分葺き替え
・葺き替えに伴う下地の交換
・発生廃棄物処分(アスベスト含有材含む)
《含まれないもの》
・足場費用
・屋根塗装
【工期】
・5日
【工事費用】
・¥440,000(税込)
雨漏りも解消され、お客様にも確認頂きました。
今回は予算の都合で部分葺き替えとなりましたが、ルーフィングの耐用年数に関してのご説明はさせて頂きましたので、また雨漏りなどでお困りの際はお声掛け頂くお約束を致しました。
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り(屋根・外壁・雨樋など)のお困りごとを解決しますよ。
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