現状のカラーベストの上から、裏面がシール状（粘着層）になった下葺材のタディス・セルフを貼ります。

カレッセ遮熱プラスを止めつけていきます。屋根材の前の部分が下の屋根材と噛み合いますし、噛み合う段の上のところで、下地と止めつけますので強風でも浮き上がったり飛散することはありません。また、本体の繋ぎ目には、本体同士がかみ合うのではく、雨水を流す幅広のスペーサーをいれますので、防水性の高さがこの屋根材の特徴です。

カレッセ遮熱プラスの特徴は、棟（屋根の一番高いところ、頂点の部分）板金形状も、他の角型形状でなく円形型で、しなやかで瓦っぽく仕上がってます。側面からビスで止めつけますので、釘のように年数が経つと浮いてくる現象などはありません。

カレッセ遮熱プラスのケラバ（屋根の妻側の端部のこと）板金は、一枚一枚取り付けますので、側面に陰影ができますので、重厚感のある屋根に仕上がります。

カレッセは他の類似鋼板屋根材より、働き足（段から段までの長さ）が短いので小割に見え、住宅の屋根が映えます。枚数はたくさんいるので、我々の手間は増えるのですが、、、黒く美しい横一文字の屋根が仕上がりました。

カレッセの切妻端の板金形状は他の鋼板屋根材のような一本物の板金ではなく、一枚一枚重ねて取り付け、高級感があります。これは、瓦葺きのように端部が見えるようにと、製造メーカーが考えたもので、このような形はカレッセのみです。棟の板金も瓦調の丸い形状をしております。