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第１弾　👉　古民家平屋築１００年の瓦屋根全面葺き替え工事を四日市にて施工中

第２弾　👉　四日市市にて古民家平屋の瓦屋根垂木補修交換作業第２弾

第３弾　👉　古民家平屋の瓦屋根を全面葺き替え工事四日市にて実施第３弾

第４弾　👉　四日市にて完成間近の古民家屋根補修瓦葺き作業第４弾

第１弾から第４弾のおさらい

第１弾では、古民家の土葺きの屋根の撤去を行いました

古民家の土葺き瓦屋根を垂木を残して、全て撤去しました。
まずは瓦の撤去から　⇒　瓦の下にある土葺き撤去　⇒　わらの撤去　⇒　野地板(竹)の撤去
これらの作業状況について解説してあります。

第２弾は腐った垂木と穴が空いた箇所の補強修理

腐った垂木の交換と、穴が空いた箇所の垂木、母屋、柱の補強修繕。この補強修理には結構な時間がかかり大変でした。下地はなんに問わず重要な部分になります。

瓦屋根の基礎となる垂木を修復し野地板を波打つことなく敷き詰めました。

第３弾は瓦を葺いて(設置)していく為の作業の紹介

ルーフィングシートの設置の後は、瓦桟木の設置をしていきます。瓦をのっける土台桟木は、雨水を流す仕組みがあります。
古民家屋根のケラバ部分、屋根の三角部分を破風と言い新しい破風板の取付けを行いました。

第４弾は瓦の設置状況をお伝えしました

２０００枚以上になる瓦を屋根上に並べて設置。どうやって運んでいるか？職人さんの技術を紹介しました。
瓦が飛ばされないように瓦屋根葺き替え工事の改定がなされその解説をしています。令和４年１月～訪問販売に注意

第４弾からの続き瓦屋根の大棟(冠瓦)の葺き替え

瓦屋根のトップ棟の冠瓦の葺き(設置)作業になります。まずは防水シート(ルーフィングシート)の上に右の写真にある棟取付け金具を取付けて行きます。

大棟、冠瓦の設置は漆喰塗りが重要

こちらの写真は先程の棟金具を取付けた後に桟瓦を左右に葺き終えた状態になります。一枚だけ置いてある冠瓦の下に右側の写真にある水シャットと呼ばれるモルタルを塗りつけて棟の冠瓦を葺いて(設置)していきます。

今回使用した水シャットは、一般的な漆喰と比べて防水性が高く、強度や耐久性も兼ね備えた商品となります。この漆喰は隙間なくたっぷり塗るのが重要で屋根のトップですから雨水の侵入を完全にシャットアウトするのです。水シャットの塗ってある真ん中に見える木が瓦桟木、この上に冠瓦を葺いていき専用のネジで固定して行きます。

大棟(冠瓦)の葺き替え完工！

大棟(冠瓦)の完工写真になります。波うった大棟も補修し、きれいに真っ直ぐな仕上がりになりました。旧工法と比べ、補強金具を使用する事で土台が安定し、揺れにも強い棟になります。地震大国日本！巨大地震に備えるため、屋根の修繕の際に検討される事をお勧めいたします。

瓦屋根の材料【鶴弥スーパートライ】の紹介

今回使用した瓦の材料【鶴弥スーパートライ】の性能を紹介したいと思います。
上の写真の様に瓦にロックがついた物を防災瓦と呼び、下の瓦のハイパーアームが上の瓦のアンダーロックをがっちりと押さえ込むため耐風性能が発揮されます。台風時などの強風に威力を発揮するオリジナルな工夫です。愛知県三河窯業試験場で行った「瓦屋根標準設計施工ガイドライン」にもとづいた耐風圧性能試験にて、強さも証明されています。
他にも耐震性能・耐久性能・防水性能・施工性能にも大変優れた製品になります。

古民家瓦屋根の旧工法、土葺き工法から今回の葺き替え工法にした場合約３分の１まで軽量化する事が出来るため地震に強く耐久性にも優れています。

古き良き日本家屋にお住みの皆さま方是非一度ご検討してみてはいかがですか！