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下伊那郡部 ずっと色褪せが気になっていたという木部と外壁1部塗装工事
泰阜村 その他塗装
【工事のきっかけ】
とにかく木部の劣化を奥様が気にされていました。詳しく点検させていただくと外壁にもクラックが散見されましたので、一緒に補修を行うこととなりました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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お話を伺っていた通り、確かに木部の色褪せた劣化が気になりますね。
これは、手を入れればとても素敵なお宅が蘇りそうです！
木部と共に、水切り部分も色褪せてしまっています。
水切りは、外壁をつたって流れてくる雨水を文字通り切って、家の基礎を守る役割があります。
劣化を放置して本来の役割が果たせなくなってしまうと、雨水が浸入して基礎が腐食してしまう恐れがあります。
シロアリの心配も出てきますので、是非メンテナンスをしてあげてください！
外壁もぐるっと見せて頂きましたが、冒頭で触れた通り、クラックや剥がれが散見されました。
木部と外壁の間にあるコーキングが瘦せてしまって、隙間が空いているように見えますね。
コーキングは見落とされがちですが、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っていますので、外壁の塗装云々よりも、ここを気にしてほしいくらいなんです！
是非、ご自宅の外壁をチェックする際、ここも見てあげてくださいね。
平屋の家ですが、しっかり足場は組ませていただきます。
厚生労働省が定めた『労働安全衛生規則』というものに『事業者は、高さが２メートル以上の箇所（作業床の端、開口部等を除く）で作業を行う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない』等と明記されています。
どうか職人の安全のために必要なものですのでご理解いただきたいと思います。
職人が作業をする上で安全が確保されたところで、まずは洗浄作業から入ります。
ヒトがお化粧前に洗顔をするのと同じように、家の壁も余分な汚れを落としてから次の工程に取り掛かります。
塗装の前に、コーキングを施工し、塗料が付いてはいけない場所は養生をします。
「段取り八分」という言葉があるように、本番の塗装までに、いろいろと段取りがあります。
今回、木部の塗装に使用したのは「木守り専科」という国産の高機能木部塗料です。
色のバリエーションも豊富なのですが、今回は「古色ブラウン」という色を使っています。
この段階で、点検の際に散見されたクラックをきれいに補修します。
下地の調整も終わったところでいよいよ塗装に入ります。
下塗りに使用したのは、アステックペイント社の「エポパワーシーラー」です。
耐水性・耐薬品性、防カビ性があって付着性に優れた下塗り用の塗料で、上塗り用塗料と素地の密着性を高めてくれます。
細かいところはハケを使い、広い面はローラーで、丁寧に仕上げます。
上塗りは、同じくアステックペイント社の超低汚染シリーズ「リファインMF-IR」を使いました。
「クエリー」という色で3部艶です。
平屋の日本家屋なので、木部との相性を考え、艶を抑えた方が上品な仕上がりになると思い、提案させていただきました。
1回目の上塗りが完成しました。これだけでも新築のような美しい仕上がりになっています。
上塗りは基本、2回施工します。
木部も外壁も、落ち着いた風合いでステキに仕上がったと思います！
足場を撤去して完成です。
点検の際に気になったクラックやコーキング、木部の色あせもすっかりなくなりました。
木部を気にされていた奥様も喜んでくださり、その奥様の姿を見てご主人も笑顔になってくださいました。
さらにはお二人の姿を見て、担当者も本当に喜んでおります。
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