笛吹市で桃農家さんの農業用倉庫の折半屋根と鉄部の塗装工事を行いました。

農業用の倉庫から雨漏れがしているとお問い合わせをいただき、調査をさせて頂きました。

折半屋根は色が褪せていてビスの部分はサビてしまっていました。

雨漏れはビス部分からのものでビスのカバーキャップを取り付けることとなりました。

また、屋根下の鉄部もサビていて塗装が必要な時期になっていました。

工事をさせて頂ける事になり、塗装前に屋根の掃除とケレン作業を行いました。

ビスに付いてしまった錆を全てグラインダーや手ケレン道具を使い綺麗に取り除いていきます。

折半の屋根部分にもケレンをかけ旧塗膜や飛来したゴミやほこりを取り除いていきます。このケレン作業には鉄板に傷をつけることにより塗料の付着を強め剥がれに強くさせる効果もあります。
錆や旧塗膜が多く残っていると剥がれや塗りムラの原因になるため丁寧に行いました。

鉄部も同様にすべて手ケレンで錆を落とします。

ケレン後ゴミや除去した錆を綺麗に掃除した後は下塗りに入ります。

今回使用した下塗り材は日本ペイントの一液ハイポンデクロの赤さびを使用しました。

面はローラーですが細部は入らないので刷毛を使い丁寧に入れていきます。

塗り残しがあるとその部分から剥がれの原因になってしまいます。

続いてビスカバーを設置します。

サビヤーズという折半屋根専用のカバーキャップを使いました。

変成のシリコンシーリング材をキャップに入れビスに被せていきます。

今回は350個使用しました。

これでビス部分からの雨漏れは安心です。

残りは中塗りと上塗りです。

ダレや塗り残しに注意しながら塗装します。

使用した塗料は日本ペイントのシリコンルーフⅡのコーヒーブラウンを使用しました。

背中がムチムチしてますね。

最後に上塗りを入れ完工になります。

2回塗ることにより塗りムラや塗り残しがないようにきれいに仕上げます。

以上が今回の折半屋根塗装工事になります。

お施主様には長年気になっていたので綺麗になってよかったとおっしゃっていただきました。
とてもうれしかったです！

屋根にさびなどが気になった場合、時期を逃すと雨漏れの原因になります。
調査、見積もりは無料ですのでお気軽にご連絡ください！！