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　飯田市内で行った屋根外壁などの塗装工事のご紹介です。
　遮熱塗料を使用していますが、外壁にはアステックペイント社の防カビ剤を使用しました。

　この防カビ剤は水や温水にもほとんど溶けず、気化してしまうこともなく、長期間に渡る効果が期待できるという優れた防カビ剤です。

　日当たりの悪い家の壁などで、カビの付着が気になるという方にはお勧めです！

無料点検のようす

　施主様と一緒に家の周りを見ながら、気になっている個所をお聞きしました。

　劣化症状が分かりやすいのはやはり木部でしょうか。色あせを気にされていました。

　また、サッシ周りなどに雨だれの跡が確認できました。
　新築当時の外壁には水や汚れを弾く力が十分にありますが、経年劣化と共に撥水性も低下してしまいます。
　自分で洗浄することもできますが、外壁の機能が落ちていると汚れが付着するのも頻繁になってしまいますので、根本的な解決には外壁塗装が一番です。

足場組立・養生

屋根塗装

　今回屋根に使用したのは、アステックペイント社の「シャネツトップワン」という遮熱塗料で、色は「チャコール」です。

　通常の塗装は、錆止め（下塗り）→中塗り→上塗りと、3工程が必要なのですが、この遮熱塗料は錆止めの成分が含有されているので、錆止め（下塗り）の工程を省くことができるのです。
　工期の短縮、コスト削減が可能な塗料です。
　しかも遮熱効果があるので、夏場の光熱費の削減も期待できます。

　メーカー発表の期待耐用年数は13～16年で、シリコン塗料ですがフッ素塗料並みの高い効果が得られます。

　錆が多く出てしまっている屋根の場合は、通常通り錆止めを塗布しなければなりませんので、この塗料を使ってみたいという方は一度現場調査をさせてくださいね。

外壁塗装

　外壁塗装に使用したのは同じくアステックペイント社の塗料です。

　下塗りには「エポパワーシーラー」を使いました。
　「シーラー」は、上塗り材との密着を高めるような働きがあります。この下塗り材にも防カビ性があり、耐水性や耐薬品性にも優れた塗料です。

　上塗りは2回行います。
　上塗りに使用するのは「リファインMF-IR」という遮熱無機フッ素塗料です。

　期待耐用年数は20～24年と長期間で、無機成分が配合されているので超親水性に富んだ塗膜を形成し、汚れが付着しにくいという特徴があります。

　ここにさらに「アステックプラス」という防カビ剤を添加します。

　冒頭で申し上げた通り、環境に左右されない安定性を持つ防カビ剤です。
　食品関係の工場や倉庫でも採用されるほど、環境ホルモンを一切含まないので人体にも安心な塗料です。

　10年後、20年後が楽しみです！

付帯部・木部塗装

　破風板や雨樋など「付帯部」という部分も塗装します。
　外壁や屋根を塗装する場合、一緒にメンテナンスを行いたい場所です。

完成！

　施主様が気にされていた場所も、全てきれいになりました！
　破風板も美しく生まれ変わりました。木の風合いはやはりすてきですね。

　最近ではこのように高機能な塗料も様々な種類が出てきています。
　屋根や外壁のカビのような汚れが気になるという方も、是非お問い合わせください！