諏訪市で行った屋根塗装工事の様子をご紹介します。
ガルバリウム鋼板の屋根で、サビは出ていませんでしたが色あせが進み、多分濃い茶色だった屋根が白っぽく褪色していました。金属屋根の塗り替えの目安は白っぽく褪色してきたタイミングです。屋根材はそれ自体に防水性がないので、表面を塗装して防水しています。塗膜が退職など劣化してくると防水性が低下して、金属屋根の場合はサビに進んでしまいます。屋根は365日24時間、雨や太陽から私たちを守ってくれています。塗り替えのタイミングを見逃さず、定期的なメンテナンスをしてあげたいものです。
今回は冬場の落雪にもお困りということで、併せてオールアルミ製の雪止めスノーエールを取り付けました。
この屋根塗装工事と雪止め取り付け工事の様子を写真で詳しくご紹介します。

街の屋根やさん松本諏訪平店は豊富な施工実績で皆様の屋根をサポート！屋根にお困りごと、お悩み事、不安なことがありましたら一度ご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。

工事前の屋根の様子です。
もともとは濃い茶色の屋根だったかと思いますが、かなり白く褪色しています。まだサビは出ていなかったので、いいタイミングで塗り替えすることができました

工事の様子です
まずは、屋根を高圧洗浄機で洗浄します。洗浄機はホームセンターや家電量販店、通信販売などでよく見かける電動の高圧洗浄機ではなく、ガソリンエンジン式の水圧が強力な洗浄機を使用します。電動の洗浄機だと水圧が足りず、ホースを細く絞って水圧を上げる必要があります。紙をボールペンで塗りつぶそうとすると、塗り残しが出てきれいに塗りつぶすことができないと思います。同様に細い吐水では洗い残しができてしまいます。一方、ガソリンエンジン式の高圧洗浄機は元の水圧が強力なのでホースを絞る必要はありません。紙を筆で塗りつぶすイメージです。塗り残しなく塗れるように洗い残しなく洗浄できます。

塗装の様子です。
屋根塗装は一般的には下塗り➡中塗り➡上塗りの3回塗りで仕上げます。まずは下塗りの様子です。下塗りは塗装面と塗料の密着を高める接着剤の役割がある塗料を塗装します。
上の2枚の写真はダメ込みと言って、ローラーが入らない細かいところを事前に刷毛で塗る作業です。今回の屋根は一文字葺きという葺き方ですが、上下の屋根の重なり部分を刷毛で塗っています。ダメ込みをすることによって塗り残しなくきれいに塗ることができます。
この後広い面をローラーで塗装します。ダメ込みをしてローラーで仕上げるは次の中塗り、上塗りの工程でも同様の手順で仕上げます。

次に中塗りの工程です。
中塗りは塗料が持つ防汚性や遮熱性などの機能を塗装する工程です。一見中塗りだけでもきれいに見えますが、まだ下塗りの色が透けるなど十分な仕上がりではありません。
使用した塗料はAGCコーテックの超高耐久フッ素樹脂塗料ルミステージ弱溶剤GTです。有名建造物や航空機などにも使用されている高耐久が期待できる信頼できる塗料です。

最後に上塗りの工程です。
中塗りでは下塗りの色が透けていましたが、もう1回塗装することで、透けがなくなり色やつやが落ち着きます。中塗り、上塗りは同じ塗料を塗装します。
この塗料は塗装後10年経っても塗りたてのツヤを維持しているという実績があり塗料です。弊社一押しの塗料です。

冬場落雪にもお困りということで、弊社が施工実績全国No1にもなったオールアルミ製雪止めスノーエールを取り付けました。
軒先に雪止めについているフックをひっかけ、既存の雪止めアングルにステンレスの針金で結束して止めます。ステンレスの針金なのでサビることはありません。雪止め本体もアルミなのでサビることはないと思います。豪雪地帯並みの積雪がなければしっかり落雪を止めてくれる雪止めです。

以上が今回の工事の様子です。
長期間屋根材を守ってくれるフッ素樹脂塗料ルミステージを塗装したので、15年以上はメンテナンスの心配はありません。また、雪止めもオールアルミ製で、ステンレスの針金でしっかり止めているので長期間仕事をしてくれると思います。

街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根の調査、点検、お見積もりは無料で行っています。屋根にお悩み、お困りごと、不安なことがありましたら一度街の屋根やさんにご相談ください。無料点検のご案内、お問い合わせはそれぞれ下の画像をクリック！お問い合わせはフォームからメールでお気軽にどうぞ。