北杜市で劣化してしまい、苔が生えてしまっている倉庫屋根のアスファルトシングル材の交換工事を行いました。

母屋の屋根と外壁の塗装工事に伴い、倉庫と薪置き場の屋根の塗装工事を行う予定でしたが劣化してしまっていて塗装をしても割れなどが目立ってしまう状態でした。

アスファルトシングルとは、ガラス繊維基盤にアスファルトをコーティングして小石を付着させた屋根材です。防水効果が高く軽い素材なので地震に強い材料です。ただ軽いため強風に弱いことがデメリットになります。

今回はこの屋根の交換工事しました。

まずは既存のシングル材の撤去作業を行います。

シングル材は専用の釘とボンドを使っているため、バールを使い下地に傷付けないように撤去していきます。

10袋程の廃材が出ました。

全て既存の屋根材を撤去した後、ルーフィングシートを貼ります。

シングル材にも防水効果がありますが、下にシートを防水のシートを貼ることにより防水効果を高めます。
水切り等は今回交換せずに既存のものを使用しました。

続いてシングル材を付けていきます。スタートを決め交互になるようにシングル材を張り付けます。

接着には専用のボンドを使います。さらに屋根専用の釘を使い完全に固定させます。

この作業をひたすら繰り返します。

一人がシングル材のカットして一人が張り付けるを最上段まで繰り返します。

間に切れ目が入るようにをカットを正確に行う必要があります。

倉庫、薪置き場ともに同じ作業をして完工となりました。

アスファルトシングル材はしけっている場所では苔が生えやすく見栄えが悪くなってしまうことが多くあります。

水性の艶消し塗料で塗装可能ですが、張替え費用も比較的に安価で施工することが可能です。

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