堺市南区のM様より、「軒天が外れかけて落ちて来ないか心配」とご相談いただきました。
M様邸は築29年の住宅ということで、経年劣化が進んでいる可能性が高く、外れかけた軒天は安全面でも心配です。
まずはスライダーはしごに上って軒天の被害状況を確認します。

更に近くで確認すると、軒天材に隙間ができている事が分かります。
軒天材は、本来ならコーナー見切り材に差し込まれるように固定されているのですが、見切り材から外れてしまった事でズレが生じたようです。

現状では雨漏りは起きていませんが、ズレが大きくなると雨水が侵入し、最終的には雨漏りや鳥獣類の侵入といった可能性もあります。
軒天の落下や雨漏りなど大きな被害になる前に、早急に対応する必要があります。

M様とお話合いの上、軒天の修理をご提案しました。
調査は梯子をかけて行いましたが、工事の際に梯子に乗って作業を行うのは不安定で危険です。
2階の高さなので足場が必要なのですが、前面道路が片側一車線で狭い為、足場を組む事ができません。
そこで、今回は高所作業車を手配し、バケットに乗って作業を行うように提案し、工事のご依頼をいただきました。