ホーム > 【伊丹市 葺き替え工事】重たい瓦屋根から軽い屋根材へ
【伊丹市 葺き替え工事】重たい瓦屋根から軽い屋根材へ
伊丹市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
伊丹市のお客様より
「自宅の屋根から雨漏りをしています。築年数もかなり経過したのでそろそろ葺き替え工事を検討しています。瓦屋根はかなり重たく建物にも負担がかかるときいたので、なるべく軽い屋根材に葺き替えたいです。一度お見積もりをお願いします。」
とお問い合わせいただきました。
お問い合わせいただきありがとうございます。
早速現地へ伺い、屋根の状態を拝見したところ、どうやら防水シートの劣化が原因で雨漏りをしているようでした。
軽い屋根材に、とのことだったので、スーパーガルテクトへの葺き替え工事でご提案させていただきました。
屋根材も気に入っていただけたようで、発注いただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:6日
- 築年数:37年
- 使用材料:垂木 下地用合板 防水シート スーパーガルテクト
街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
今回は、【伊丹市 葺き替え工事】重たい瓦屋根から軽い屋根材への施工事例のご紹介です。
築37年の瓦屋根全体を軽くて丈夫な屋根材に葺き替える工事となります。
今回は「IG工業スーパーガルテクト」を使用しました。
弊社でもおススメの屋根材ですので最後までご覧ください!
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ>>>
この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
こちらが今回の現場となります。
【建物情報】
・エリア 伊丹市
・築年数 37年(2階建て木造住)
・屋根材 瓦屋根※現在雨漏りあり
・工法 葺き替え工事
今回は雨漏りをきっかけに耐震性を高める工事をご検討されたとのことでした。
屋根材を軽くすることで地震の際に揺れを軽減できるのは事実です。
現在瓦屋根のご自宅にお住まいの方は、本記事を参考にしていただき、軽い屋根材への葺き替えをご検討されてはいかがでしょうか?
こちらが工事を考える原因となった雨漏りのシミです。
2階の室内に複数の雨染みが見受けられました。
1か所ではなく、複数か所雨漏りしていることから瓦の下の防水シートが劣化している可能性が高いと判断させてもらいました。
こちらが問題になっている瓦屋根です。
この瓦は陶器瓦と呼ばれる瓦屋根です。
日本では瓦屋根を使用した建物はたくさんありますが、その中でも最も使用頻度の高い種類の瓦となります。
この瓦事態に目立った外傷はないのですが、雨漏りのシミを複数見つけてしまったので、瓦の下がどうなっているかも含めてみていきます!
それでは葺き替え工事の最初の工程、足場を設置して、重たい瓦とその下の土を撤去していきます。
瓦屋根を撤去する際はほこりが立つので、仮設足場を設置して養生しています。
洗濯物などにほこりがかかってしまうと大変なので、ご近所さんへのご挨拶も行っておくと丁寧です。
弊社ではお客様に代わって、近隣の方々へのあいさつ文を事前にお配りしております。
外した瓦と土を合わせると、かなりの重量になります。
今回は50平米ほどの範囲での葺き替え工事でした。
が、外した瓦と土の重さはなんと約4トンにもなります。
建物にこんなに重たいものが乗っていたら負担がかかるのも無理はありません。
撤去した土の下からは防水シートではなく杉皮というものが出てきました。
この杉皮、油分を多く含んでいることから昔は防止シート代わりに使われていました。
ただ、すでにかなり年数が経っている為、油分もなくなって防水の効果は切れてしまっています。
今でも時々瓦屋根をめくると杉皮が出てくることがあります。
次は屋根下地の状態を確認です。
これは目視で必ず確認を行う必要がありますので、先ほどの杉皮は撤去して下地の確認をします。
かなり広範囲に雨漏りが発生していたせいか、屋根下地のあらゆる床枝鬼腐食が確認できました。
既存の屋根下地は10センチ程度の板を敷き詰めているのですが、写真でもわかるくらい隙間だらけで全く強度をなしていない状態です。
新しい屋根材を葺く前に下地の補強も必要です。
まずは、下地を補強するにあたり、「垂木」(たるき)と呼ばれる角材を取り付けます。
垂木とは、屋根の骨組みを形成するために用いられる斜めの木材です。
既存の屋根にも垂木が設けられているので、その上に新しい垂木を設置することで下地を補強します。
これで、屋根下地の骨組みを強化することができます。
先ほど取り付けた垂木の上から下地用合板を貼ります。
今回は12ミリの下地用合板を使用しました。
下地用合板は、新しい屋根材を支えるための安定した基盤を作るために使用されます。
既存の下地は隙間だらけで意味をなしていなかったので、この段階で頑丈な下地を作っておきます。
これで、どんな屋根材を葺いても安心です。
お次は屋根材を葺く上で最も重要な工程「防止シート貼り」です。
屋根を葺き替える際には必ず防水シートも新しくします。
防水シートにも様々な種類があります。
現場の屋根の種類や勾配など、様々な角度から検討したうえで最適なものをご提案させていただきますのでご安心ください。
防水シートを貼った段階で、すでに雨漏りの心配はなくなります。
今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。
従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。
施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです!
ここで今回の主役の軽い屋根材の登場です。
今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。
【IG工業スーパーガルテクトの特徴】
・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い
・非常に軽量なため耐震性が高い
・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い
・引っ掛け工法により台風や地震に強い
この屋根材は材質がガルバリウム鋼板(鉄とアルミの混合金属)でできているので割れる心配もありません。
この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。
その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪
メリットとデメリットも紹介しておきますね。
【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の1
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない
【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20~25年で色あせ、塗装する必要がある
上記を踏まえてどのような屋根材が合っているのか、ご相談に応じますので工事の際はお気軽にご相談ください。
スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。
【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン
標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド
フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。
おススメの屋根材、スパーガルテクトを葺き終えたら、仕上げの工程に入ります。
屋根材の棟の周りに吹き降りの雨が浸入しないよう、「防水シーラー」を貼り付けます。
その上から仕上げの棟板金(屋根の一番高い部分)の下地材となる貫板(ぬきいた)を取り付けます。
貫板はほとんどの場合が木材となりますが、最近では人口木材や防腐剤が入ったものもあります。
気になる方は工事の前に一緒に適した材料を決めていきましょう。
強風にあおられて飛んで行かないように、ステンレスのビスでしっかりと固定します。
先ほど取り付けた貫板の上に棟板金を取り付けます。
この棟板金は、屋根材と同じガルバリウム鋼板でできているので、屋根材同様錆にも強く安心です。
棟板金は強風の影響を受けて飛散しやすいので取り付けの際はビス止めを行います。
ジョイント部にはシーリングも挟み込み、雨水が入ってこないように施工します。
今回使用した屋根材のIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いています。
・表面の塗膜が剥がれないこと
15年
・表面に錆が発生しないこと
20年
・表面に穴が開かないこと
25年
上記に加えて弊社の工事保証として
・屋根からの雨漏り
・屋根材の飛散
に対して15年間の保証もお付けしております。
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。
今回は瓦屋根からスパーガルテクトへ全面葺き替え工事の様子をお届けしました。
工事費用は屋根面積50㎡に対して900,000円となりました。
使用する屋根材や、屋根の状態などによって費用は前後いたしますので、ご参考程度にご覧いただけましたら幸いでございます。
この度は、ご成約いただきありがとうございました!
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ!
お問い合わせフォームからまずはお問い合わせください。
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ>>>
レゴリスホーム株式会社は街の屋根やさん神戸西店と街の屋根やさん宝塚店の2店舗を運営しておりますm(__)m
兵庫県内でしたらどこでも対応可能ですので、いずれかの店舗にご相談ください。
【街の屋根やさん神戸西店のサイトはこちら】
https://yane-kobenishi.com/
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒665-0044
兵庫県宝塚市末成町29−7
兵庫県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@nishinomiya-onishi.com
株式会社大西瓦
〒663-8221
兵庫県西宮市今津大東町7−20 緑ハイツ202号
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
株式会社マックスリフォーム
〒657-0836
兵庫県神戸市灘区城内通4-2-31栄ビル南棟211
電話 0120-989-742
E-Mail 808@ya-ne-himeji808.sakura.ne.jp
株式会社濱屋
〒671-1524
兵庫県姫路市揖保郡太子町東保365-4
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒655-0044
兵庫県神戸市垂水区舞子坂3丁目17−5
第3春名ビル2F南号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@okabousui.co.jp
有限会社岡防水工業
〒674-0074
兵庫県明石市魚住町清水2051−8
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。