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熊本市中央区 熱割れ現象でひびが入った明かり窓のガラス交換工事|天窓の網入りペアガラスを交換した場合の費用・予算や工程をご紹介
熊本市中央区 天窓工事
【工事のきっかけ】
熊本市中央区のⅠ様より、「2階の明かり窓にひび割れがあるので、工事見積りをお願いします」とご相談がありました。
室内から明かり窓を確認すると、網入りペアガラスの内側に一本ひび割れが入っていました。
割れの症状を見ると、ガラスの温度差で割れる「熱割れ現象」で割れたと考えられます。
割れたまま放っておくと、雨漏りや断熱性低下などに繋がる為、できるだけ早く工事を行う必要があります。
Ⅰ様には「天窓のガラス交換」と「天窓の板金塞ぎ」の2通りでご提案を行い、今回は天窓のガラス交換工事をご依頼いただきました。
基本情報
- 使用材料:網入りペアガラス、防水シーラー、シリコンシーラント
こちらがひび割れている2階の明かり窓です。
斜めに1本のひび割れが入っています。
ペアガラスの内側だけが割れていると分かります。
内側が割れているという事は、外部から何かが当たった割れではありません。
また、
窓枠から1本のひび割れが入っている事から、ガラスの温度差でひび割れる
「熱割れ現象」ではないかと考えられます。
【参考】熱割れ現象について・現地調査の詳しい様子はこちら
Ⅰ様に確認すると、こちらの明かり窓がある部屋はあまり使わない為、塞いでしまってもいいという事でした。
その為、お客様とお話合いの上、明かり窓に板金塞ぎ工事とガラス交換工事の2通りで工事のお見積りを行いました。
板金塞ぎ工事を行うと、明かり窓としての機能がなくなってしまいますが、ガラス交換よりも施工費用を抑える事ができます。
【参考】天窓板金塞ぎ工事を行った現場
Ⅰ様に2通りのお見積りを提出し、費用を比較していただいた結果、今回はガラス交換工事のご依頼をいただきました。
まず、窓枠を固定しているビスを外し、窓枠を仮撤去します。
今回はペアガラスのみの交換ですので、仮撤去した窓枠はガラスの交換後に再取り付けを行います。
屋根材や窓枠を傷つけないよう、細心の注意を払って取り外しを行いました。
次に、ひびの入ったペアガラスを慎重に撤去します。
ペアガラスは非常に重いため、2人がかりで誤って落とさないように注意深く取り外しました。
ペアガラスを撤去した窓枠です。
作業中には細かいホコリやゴミが発生する為、室内が汚れないよう、事前に養生も行っています。
ガラス取り付け部と窓枠に防水シーラーを貼り付けます。
ガラス面とフレーム、窓枠とフレームの間をシーラーで防水します。
新しいペアガラスをフレームにはめ込み、窓枠に固定しました。
新しいガラスも、既存の物と同じ網入りのペアガラスを使用しました。
ペアガラスは一枚ガラスよりも断熱性・遮熱性が高いメリットがあります。
天窓は日光が直接当たる為、遮熱性の高いガラスやフレームを使う事で光熱費が抑えられます。
最後に、ガラスとフレームの間や、窓枠とフレームの間にシーリングを打設します。
防水シーラーも取り付けていますが、シーリングは一時防水で雨水が内部に入るのを防いでいます。
これで明かり窓のペアガラス交換工事が完了しました。
明かり窓(天窓)のペアガラス交換工事が完了しました!
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