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岩出市で棟瓦が飛散!積み直し工事、漆喰工事を行いました!
【工事のきっかけ】
岩出市在住H様より「家の周りに割れた瓦が何枚も落ちているので、一度点検してほしい。
」
とご相談頂きました。
点検を行うと、下屋や大屋根にひび割れた瓦や、破損し無くなっている部分がありました。
他にも棟瓦と呼ばれる部分の冠瓦等も飛散していたり、漆喰も劣化し剥がれていました。
「棟瓦積み直し工事
」「瓦
補修工事
」
「漆喰詰め直し工事
」を行うことになりました。
基本情報
点検の依頼を受け後日、無料点検へお伺いしました。
街の屋根やさん和歌山店では
、必ず無料点検を行ってから見積りを提出させていただきます。
岩出市在住H様邸の大屋根を調査すると、棟瓦が飛散していました。
飛散した瓦は大屋根に残っていたり、敷地内に落下したりと危険な状態でした。
棟瓦が飛散し瓦が無い状態が続くと、雨水が屋根内部に侵入し雨漏りを引き起こす原因となります。
H様邸では漆喰も劣化しており、剥がれていたり、コケが生えていました。
漆喰とは瓦を葺いた時にできる隙間や、棟瓦の取合い部分などに詰められている白い部分を指します。
漆喰は瓦の隙間や取合いから雨水が侵入するのを防いだり、瓦を固定する為の役割があるのですが、
その漆喰が劣化で剥がれてしまうと、雨水が侵入しやすくなってしまします。
また、漆喰にコケが
生える=漆喰に根を張っている
ということになり、
コケが雨水を吸収し、屋根内部が腐食することもあります!
なので漆喰は定期的にメンテナンスを行うことをおススメしています。
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大屋根、下屋どちらともに数枚
ひび割れている瓦がありました
。
ひび割れて飛散していたり、ひび割れた隙間から草が生えている箇所もありました。
なぜ、屋根から草が生えてきたのかと言うと、瓦の下には葺き土が葺かれていますので、
その部分に鳥の糞に混ざった植物の種や
、風などで飛んで来た種が落ちると
H様邸のように草が生えることがあります。
屋根に草が生えているご相談もよくあります!
草が生えるとコケと同じで、根が雨水を吸収し屋根内部を腐食させたり
雨漏りを引き起こす原因にもなりますので、草は放置せず撤去しましょう。
街の屋根やさん和歌山店でも屋根に生えた植物の撤去工事も行っていますので、お気軽にご相談ください!
いよいよ工事の日です。
屋根工事を行うときは大体足場を設置します。
工事範囲や工事内容によっては建物全体に足場を設置したり、一部だけ足場を設置したりと様々です。
実際に足場の職人が現場へお伺いしますので、当日
はスムーズに足場を設置する事ができます。
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足場の設置が完了すると、瓦職人が屋根に上り作業を行います。
まずは、棟瓦の積み直し工事を行いますので、棟瓦を全て撤去して行きます。
棟瓦とは、のし瓦・冠瓦・鬼瓦の3種類の瓦で形成しており、
屋根面同士の取合いに雨水が侵入しないよう積まれています。
なので、棟瓦が破損していたり、ズレていると雨水の侵入を防ぐことが
できなくなり、雨漏りの原因にもなります。
棟瓦を撤去した後は、現場で「スサ・砂・水
」を撹拌した葺き土を詰めながら
のし瓦・冠瓦をまっすぐに葺いていきます。
葺き土は瓦がズレないよう固定する為に詰められているのですが、
現在では葺き土が葺かれた屋根は少なくなっています。
それは、屋根が瓦や葺き土で
重たいことで地震に弱いと言われているからです。
土葺きの屋根で耐震をお考えの方は、葺き土を使わない
「屋根の葺き直し工事
」
や
軽い屋根材に葺き替える
「屋根葺き替え工事
」なども
行っていますので、
気になる方は一度ご相談ください★
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棟瓦を積み直した後は、更に瓦がズレないよう銅線を巻いて固定したり、一部瓦にコーキングを充填し瓦が飛散しないよう固定しました。
棟瓦の積み直しが完了したら、
続いて漆喰を詰め直して行きます。
棟瓦の積み直し工事にも今回のような葺き土を使った施工方法もあれば、葺き土を使わない【乾式工法
】
もございますので気になる方はご相談ください。
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棟瓦部分の漆喰方法は、一度劣化している漆喰と漆喰の下にある葺き土を削り落とします。
葺き土は経年劣化で乾燥してきます。
乾燥した葺き土の上から
漆喰を詰めても密着しにくいので、
削り落として新しい葺き土を詰めてから漆喰を詰めます。
漆喰を詰める時も、棟瓦よりも外に
漆喰が出ないよう詰めていきます。
漆喰が棟瓦よりも外に出ていると、漆喰が雨水に当たってしまい劣化を早めてしまいます!
棟瓦の取合い部分は、どうしても雨水に当たりやすくなりますので、厚めに漆喰を詰めます。
棟瓦の取合い部分は一度に厚く漆喰を詰めずに、少しずつ何度も重ねて塗っていきます。
何度も重ねて塗ることで強度が強くなり、漆喰が
すぐに剥がれるのを防ぎます。
「棟瓦の積み直し工事
」「漆喰詰め直し工事
」
が完成しました。
棟瓦をきっちりと積み直し、飛散した瓦は新しものへ交換しましたので
雨漏りや瓦の飛散の
心配がなくなりました!
続いては、屋根面の破損やひび割れた瓦を修理していきたいと思います。
ひび割れた瓦はコーキングで補修し、ひび割れて飛散している瓦は新しい瓦へ差し替えました!
コーキングとは乾燥するとゴム状になる充填剤で、防水工事などにも使用されています。
なので、ひび割れ部分から雨水が侵入する心配はありません。
しかし、コーキングもいずれ劣化しては来ますので、定期的(約7~10年
)
にメンテナンスを行う必要があります。
以上で岩出市在住H様邸の屋根工事が完成です!
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