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橿原市で瓦屋根の漆喰詰め直し工事を施工しております
【工事のきっかけ】
基本情報
橿原市で瓦屋根の間接部分、※漆喰(しっくい)の詰め直し工事を行いました。
既設の漆喰は痛んでおり、剥がれたり、変色している部分が多々見られました。
漆喰の劣化状況や作業の内容をご紹介させて頂きますので、ご覧頂ければと思います。
※瓦屋根の間接部分で使用される主に白い部分(黒い場合もあります)
こちらが漆喰の状態です。
もともと白い漆喰ですが、耐水性を失い、汚れた水を吸い込む事によって、黒く変色しております。
黒く変色した漆喰は次期に剥がれてしまいますので、交換する必要があります。
昔ながらの日本瓦は屋根材としては異例で50年以上、耐久します。
しかし漆喰部分は10年から15年の間に一度交換する必要があります。
・黒い丸が「鬼巻(おにまき)」と呼ばれる部分で鬼瓦(おにがわら)の周りに塗られている漆喰です。
こちらの漆喰は剥がれてなくなっております。
・赤い丸は面土(めんど)と呼ばれる部分です。こちらも劣化で変色しております。
・緑の丸は谷板金(たにばんきん)と言われる部分で、錆びが出てきております。錆びて穴が開くとこちらも雨漏りに繋がります。
今回は谷板金の交換は見送りされる事になりました。
専用の工具で既設の漆喰を叩き割って、行きます。
弊社では必ず、既設の漆喰の撤去を行ってから新たな漆喰を詰め直します。
☆古い漆喰の上から、増し塗り(ましぬり)する方法も御座いますが、増し塗りは特に意味がない場合が多く、増し塗りが適切という状況はほぼありません。
なので、一度漆喰を撤去する方法で基本的には統一させて頂いております。
漆喰を撤去すると、旧漆喰と棟の中の土が出てきます。
漆喰はこの土を雨水から守る役割があります。
しかし耐水性を失った漆喰は、雨水を吸い越して土まで到達します。
土も吸い越してしまうと、雨漏りに繋がる可能性があるので、漆喰は定期的に詰め替える必要があります。
漆喰を撤去すると、大量の漆喰の廃材と土がでます。
今回は100mほど撤去しましたが、どのう袋10杯分ほど廃材が出ました。
撤去後の面土(めんど)の表面は柔らかい土で覆われております。
柔らかいボロボロの下地に漆喰は密着しません。
布でこすったり、刷毛で掃いたりして、固い下地まで到達させます。
漆喰の専用のコテで塗って行きます。
今回は水シャットというシリコンの混じった耐水性の強い漆喰を使用しました。
10年から15年ほど耐用年数がありますので、当分は安心出来るでしょう。
コテで押さえつけるように圧をかけて塗り込みます。
均等の量を塗布しないと、不格好になりますので、とても技術のいる作業です。
漆喰はなるべく薄く均等に塗るのがポイントです。
厚塗りしすぎて前に出すぎると、雨漏りの原因になります。
綺麗な白い漆喰を塗りおえた様子です。
周りの汚れが目立ちますので、ブラシや布を使用して清掃して行きます。
布で周りについた漆喰をこすりとって行きます。
仕上がった漆喰の様子です。
漆喰の機能性が回復して、10年から15年は安心出来ると予想出来ます。
以上が漆喰詰め直し工事の施工事例です。
お客様は屋根の危険サインを察知して、大事になるまえに対処出来た事を喜んでおられました。
工事中の職人の対応も良かったので、満足していると言って頂きました。
良くある職人とお客様へのコミュニケーション不足を補う為に、街の屋根やさんでは様々な取り込みと議論を度々、行っております。
こだわりの部分を評価して頂き、私も充実した工事を行う事が出来ました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1
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