新潟市秋葉区にお住まいの方より、天窓から雨漏りしているので修繕方法を提案して欲しいとお問い合わせを頂きました。

早速雨漏れの状況を確認してきました。

こちらのお宅は築２６年。

去年から雨漏れしていたそうですが、そこまでひどくなかったことからそのまま放置していたようです。

外壁は5年前にカバーリング済みで、まだ綺麗な状態でした。

さて、現地調査で確認したことについてお話します。天窓は3カ所。

そのうちの２カ所は大屋根に設置されているものでもう1カ所は、下屋に設置されています。

特に下屋の天窓から雨漏れがひどく、雨染みが濃くなっている状態でしたので、今後のことも踏まえて塞ぐ方法とその他の2カ所に関しては、採光用としてFIXタイプの天窓に交換するようにご提案しました。

天窓交換工事着手

それでは工事に関してお話します。

まずは、天窓周りの板金を外していきます。

板金を外してみると、上記写真の状態になります。

枠は木材で組まれてました。

ガラスの重さは15キロ近くあります。

天窓を交換する場合、ここで部材を取り除き新たな天窓部材を入れ替えます。

塞ぐ場合は、ここで屋根下地を造ります。

木材で枠組みをし、垂木、合板を張っていきます。

合板を張ったら、改質アスファルトルーフィングシートを貼ります。

この流れは屋根を葺くときと同じ工程です。

最後に既存の屋根材と同じオークリッジを葺き屋根上工事は完了です。

そして屋内天井の凹凸部分に関しては断熱材、天井ボード、内装を仕上げました。

足場設置から屋根工事、内装までで約2週間くらいです。

採光のためによく使用される天窓ですが、屋根材との間に設置しますのでどうしても屋根下地が経年劣化することによって雨漏れが発生しやすくなりますので、屋根上にあるお宅は定期的に点検することをオススメします！