屋根の重要パーツ！棟板金（むねばんきん）とは？

屋根の棟板金とは、屋根の最上部にある金属製の板金のことです。

棟板金は、屋根の頂点にある屋根材の接合部分を覆って、雨水の侵入を防いでくれています(^^)/

また、棟板金は屋根の美観を保つためにも重要です。

棟板金は、亜鉛メッキ鋼板やアルミニウム、銅などの金属から作られており、耐久性が高いですが、屋根の頂点にあるので雨風の影響を受けやすく、経年劣化によって破損することがあります。

頂点にある棟板金が劣化すると、雨漏りや屋根材のずれなどの原因となり、建物全体に影響を及ぼします。

棟板金の劣化の症状としては、

■棟板金を固定する釘やビスの浮き

■棟板金の浮きや剥がれ

などがあります。

これらの症状が見られた場合は、早急に修理や交換を行う必要があるため、定期的な屋根点検をしておくことが重要なんです(^^)/

棟板金のメンテナンスで屋根の寿命はグッと変わります！

棟板金のメンテナンスには、

①ビスの増し打ち補修: 棟板金を固定するビスが浮いている場合は、新しいビスを打ち込んで固定します。

②棟板金の塗装: 棟板金の色がはげたり、サビが出たりした場合は、塗装を行って美観を回復させます。また、塗装は、棟板金の防水性能や耐久性を高める効果もあります。塗装には、専用の塗料や下地処理が必要です。

③棟板金の交換: 棟板金が浮いたり、剥がれたり、破損したりした場合は、交換を行います。交換には、新しい棟板金やビス、シーリング材などを使用します。

といった方法があります。

棟板金のメンテナンスは、経年劣化や風雨の影響によって変わりますが、一般的には５～７年に1回が目安です。

棟板金の不具合は、屋根の防水性能や美観を低下させるだけでなく、雨漏りや屋根材のずれや落下などの原因となる可能性があります。

雨漏りや屋根材の損傷は、屋根の寿命を短くするだけでなく、家の中の家具や電気製品を傷めたり、建物の構造体にダメージを与えたり、カビの発生を促進したりするリスクもあります。

棟板金のクギをしっかり固定し直すだけでも、屋根の寿命を大きく延ばすことに繋がりますよ(^^♪

川西市×棟板金修理　～クギの増し打ち～

川西市にお住まいのお客様邸宅で、棟板金ビス増し打ち工事を行いましたのでここからは現場の作業の様子をご紹介します(*^^*)

釘の浮きが出始めている部分の横に共に押し込むようにしてステンレス製の板金ビスで下地の貫板に効かせて打っていきます。

屋根面での作業は、足場を踏み外してしまえば屋根から落ちるリスクもあり、強風時には屋根材や工具の落下も考えられるため、どんな作業も細心の注意を払いながら手早くおこないます。

ビスを打つ際は、固定ビスを打つ箇所に合わせて力を入れてビスを打っていくため、力が入っていないとなるとビスも滑ってしまい落ちてしまいます。

棟板金のビス増し打ち工事は簡単そうに見えて、職人として慣れるまでは実は難しい作業です。

棟板金全体を補強させていただきました

全体の棟板金にビスを増し打ちして固定力を上げて施工を行います。

部分的に所々で釘が浮いているということは、今後他の部分も浮いてくるケースが多いため、棟板金全体にビスを打つ間隔(既存の釘に合わせて)打っていきます。

棟板金がしっかり固定されていれば台風などの災害時も安心！

棟板金は、比較的高所に設置されているため、風の影響を受けやすく、台風などの災害時にはもっとも被害に遭う箇所のため、台風通過後に修理のお問い合わせを１番多くいただくパーツです。

棟板金が飛んだり剥がれたりすると、近隣の方々や物に当たって怪我や損害を与える恐れがあります。

こうしたちょっとした棟板金のメンテナンスをしておけば、棟板金の固定力が強化され、飛散や剥離による被害トラブルを防ぐことができますよ！

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棟板金のビス増し打ち工事完了です

全体の作業を終え、棟板金のビス増し打ち工事完了です！

この工事により、棟板金の強度が高まり、屋根の防水性能や美観も向上します(*^^*)

ビス増し打ち工事は即日で完了できるリーズナブルな方法ですが、その効果は思いのほか大きいです！

屋根のメンテナンスには、定期的に棟板金の状態を点検することが大切です。

街の屋根やさん神戸店では、屋根の無料点検を随時受け付けております(^^♪

屋根上の写真や動画を撮影して分かりやすくご報告させていただきますので、屋根の健康診断のような感覚でお気軽にご利用くださいね(^^)/

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「お住まいの健康診断！街の屋根やさんの無料点検とは？」はこちら

川西市×スレート屋根補修　～ひび割れの補修～

続いて、スレートにヒビ割れがありましたので補修させていただきます。

スレート屋根がひび割れる原因は、

経年劣化：スレート屋根は新築時に表面に塗装が施されていますが、その防水性能は約5～7年で失われます。防水が切れると雨水が浸み込み、冬場に凍って膨張することでスレートが割れてしまいます。また、夏場の紫外線や酸性雨によってもスレートは脆くなります。

飛来物：スレートは耐久性が高いですが衝撃には弱く、台風や強風などの影響で、石やペットボトルなどが飛んできたことにより、スレート屋根にひび割れが生じることがあります。スレート屋根にひび割れが発生すると、雨漏りの原因となります。そのため、定期的な点検や補修が必要です。

養生テープを使い、割れ以外の箇所がコーキングが付着しないように養生させていただきました。

コーキング材を充填します

スレートのひび割れから雨水が浸入すると屋根下地が傷んできますので、コーキング材を充填して防水性能を回復させます。

こうした補修によって屋根下地が腐食して全体を交換する大がかりなリフォームになるのを防ぐことが出来ます(*^^*)

ひび割れを清掃して、ほこりや汚れを除去しコーキング材をひび割れに沿って充填します。

川西市にてスレート屋根の補修工事が完了しました

コーキングを充填し、均等に圧着させましたら養生していたマスキングテープを外して工事完了です！

この度は誠に有難うございました！

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