瓦から瓦への葺き替え工事開始！

今回の工事は瓦から瓦のやり替え工事になります。この青い瓦は陶器瓦の一種で青緑瓦と呼ばれるかわらになりますが、新しく使用する瓦は燻し瓦になります。

まず最初に瓦と土の撤去作業からになります。

以前の瓦屋根は瓦の下に土が置かれていて、その瓦と土を最初に撤去していきます。

瓦と土を撤去した後はビニールのシートをめくっていきます。これはハイトンとも呼ばれ今使用されている防水シートのルーフィングとはまた違う材料になります。

撤去が終わりましたが、その作業の途中で必ず天井裏に以前の土やほこりが落ちてしまいます。
落ちた土などは取れる範囲で清掃していきます(^.^)

清掃が終わりますと野地板を貼っていきます。以前はバラ板など貼っていただけなのですが今は構造用合板などを屋根全面にはっていきます。

構造用合板を貼り終わった次は防水シートを貼っていきます。この防水シートは改質ゴムアスルーフィングという雨漏りを防ぐ部材になります。

ルーフィングを貼った上に瓦のズレなどを防止する桟木を野地板に止付けていきます。この木に瓦を引っかけて下にズレないようにする役割をします。ここまでが瓦を施工する前準備になります(^^)/

先ほどの桟木に瓦を引っかけて一枚、一枚ステンレスの釘を打っていきます。

瓦を葺き終わった次は棟に垂木を強力金具に止めていきます。ちなみに棟とは屋根の頂点の写真で木のある所が棟になります。そして木の下に金具がありますがあれが強力棟金具になります。

その金具と垂木で作った土台にしっくいを施工していきます。これで強力棟工法の土台が完成です。後はこの土台に一体棟瓦をのせてビスで固定していけば強力棟の完成です。

先ほどの土台の垂木に棟瓦をビスで止めて工事完了です。

この工法が一体棟の強力棟と言うのですが、何度も実験などされて出来た台風や地震に強い工法になります(^^♪

これで今回の工事は完了になりますが、以前より台風や地震に強くなった事は間違いありません。この工事は施工業者もおすすめの工事なりますので、もしご興味ありましたらご相談だけでもお気軽にしてください(^.^)

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