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ギャンブレル屋根とマンサード屋根 どちらも「腰折れ屋根」
更新日:2023年10月02日
屋根カバー工法または屋根の葺き替えをご検討中ということで、点検・見積りのご依頼をいただいたお客様宅の屋根は「
ギャンブレル」という腰折れの形状が取り入れられていました。屋根材は化粧スレート(コロニアル)材で、耐用年数は25年~30年となります。
屋根の形状について
屋根の途中から傾斜が急勾配になっていて、傾斜が変わる部分を「腰折れ」と呼ばれています。
切妻(きりづま)タイプの屋根に腰折れがあるものを「ギャンブレル」、寄棟(よせむね)タイプに腰折れがあるものを「マンサード」といいます。
ギャンブレルとマンサードの違い
今回のお客様宅は、屋根は切妻タイプでしたので「ギャンブレル」となりますが、腰折れになっているのが、屋根の片面だけでした。また、妻側(軒のない側)の途中まで、外壁に屋根と同じスレート(コロニアル)材が葺かれていて、一見「マンサード」のようでもあります。
このように間取りや立地によって、屋根の形状が複合されている場合も多く「ギャンブレル」や「マンサード」のどちらなのか判断しにくくなっています。どちらも「腰折れ」があるので形状名にこだわらず「腰折れ屋根」という言い方のほうが伝わりやすいかもしれません。
屋根の状態を確認
塗装の劣化が進み、塗膜剥がれや
苔(こけ)、砂ほこりなどの汚れの付着が目立っていました。また、反りも発生している状態でした。化粧スレート材は、塗装によって防水性が保たれているため、塗装が劣化してくると水はけが悪くなり、苔が発生しやすくなります。スレート材が水分を含むと
膨張し、その後乾燥する際に
収縮しますが、これを繰り返すことで、
反り・
ヒビが発生しやすくなります。
築年数や屋根の塗装剥がれから、
屋根カバー工法か
葺き替えがおすすめとなります。アスベスト含有屋根材の場合は、葺き替えになると撤去・処分費が通常より高くなりますので、カバー工法をおすすめすることが多いです。屋根カバー工法は877,800円(税込み)~承っております。使用する屋根材や面積等により金額が異なりますので、無料点検・お見積りをご依頼ください。
私たち街の屋根やさんでは、点検・お見積りを無料で承っております。点検結果を写真と一緒に詳しくご説明し、お客様にとって最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
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