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雪害:雪による建物被害 火災保険は使える?
更新日:2024年08月22日
先日、関東の首都圏では4年ぶりの大雪となりました。雪による交通網への影響や、事故などの情報もニュースで取り上げられていました。雪による影響で、建物に不具合や破損を招くこともあります。
雪による被害も、ご加入されている火災保険で原状回復することが可能です。今回は、建物に関する火災保険の雪災補償について簡単にご案内します。
雪による被害(雪災:せつさい)
ここ数年、台風被害の影響により、
風災害でも「
火災保険が使用できる」ということが認知されてきました。「火災保険」というと、
火災=火事というイメージかもしれませんが、
地震以外の
災害・・・「
火災」・「
風災(ふうさい)」・「
雹災(ひょうさい)」・「
雪災(せつさい)」などで生じた
建物や
家財の
損害(被害)を補償する保険です。
もちろん、それぞれの補償を付けていることが前提ですので、事前に補償内容を確認されておくことをおすすめします。
<雪害・雪災の具体的な事例>
ご加入中の火災保険に「
雪災」補償がある場合は、雪害で被害を受けた建物を原状回復(復旧)するための補償が受けられます。以下は具体的な事例ですが、補償対象などご不明点がある場合は、まず加入されている保険会社へ相談しましょう。
・屋根の雪が軒先にズレ落ちてきて、雪の重みにより
雨樋/軒先が歪んだ(破損した)
・雪の重みにより
ベランダ屋根が歪んだ(破損した)
・雪の重みにより
カーポートが歪んだ(破損した)
・屋根からの落雪により給湯器を破損した
雨樋被害
積雪による影響で、いちばん被害を受けやすい部分は「
雨樋:あまどい(横樋)」です。屋根の軒先に設置されている「雨樋」は、屋根からズレ落ちてくる
雪の重みで
変形や
破損してしまうことが多いです。
また、屋根に設置されている
太陽光パネルや温水器等から
勢いよく滑り落ちて雨樋を破損させてしまうこともあります。豪雪地域では、もともと雨樋が取り付けられていないこともあるそうです。
豪雪地域以外で、年に一度降るか降らないかという地域では、屋根に「
雪止め」を取り付けられることをおすすめします。「
雪止め」があることで、屋根の雪が下にズレ落ちても、雨樋に雪の重みが一気に掛かるのを防いでくれます。
「雪止め」は
瓦屋根や
金属屋根でも後付けが可能です。まずは、お気軽にお問合せください。
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