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「既存の屋根に雪止めを設置したい」というお問合せをいただきました
更新日:2024年08月20日
年が明け、連日のように北陸地方を中心とした記録的な大雪のニュースが報道されています。富山市では35年ぶりに積雪が100センチ以上になったというニュースや、各地で除雪中の事故による死傷者も出ているという悲しいお知らせもありました。今回は、屋根に取り付ける「雪止め」について簡単に解説します。
落雪被害
積雪の時期になると「落雪でカーポートが破壊され、駐車していた車が被害を受けた」などの落雪による被害のニュースを耳にすることがあります。自宅の敷地内に落雪するのであればまだ問題ないですが、隣家の家屋やカーポートへの直撃、さらにはお怪我などがあった場合は大変です。
敷地内への落雪くらいでも、きちんと対処されないと今後のお付き合いに響いてしまう恐れがあり、深刻な問題です。私たち、街の屋根やさんにも「隣家の敷地や建物に落雪してしまった」というご相談や、何かのきっかけで雪止めの必要性を感じられ「雪止めの取り付けをしたい」というご依頼をいただくこともあります。
雪止めとは?
「
雪止め」とは、屋根に積もった雪が一度に(まとまって)地面に落下することを防ぐため屋根に設置する設備です。瓦の場合、瓦自体が雪止めになっている「雪止め瓦」もあります。実は「雪止め」は、豪雪地帯の屋根には殆ど設置されていません。屋根の雪かき(除雪)作業の映像や写真をご覧になることがあると思いますが、軒下へ滑らすように除雪していますよね。
もし、「雪止め」が設置されていた場合、どんどん降り積もった雪がとどまることで、重さに耐えきれず雪止め自体が変形してしまったり、雪の重みにより建物全体に負荷がかかってしまうため、雪の多い地域ではあまり適さないのです。
雪止めは必要?後付けは可能?
年に1~2回降るか降らないか・・という地域にお住まいでも、昨今の
気候変動(異常気象)もあるため、雪による被害(雪害)に備えておく必要があります。思わぬ
落雪被害に遭わないためにも「雪止め」は必要です。
また、特に建物が密接しているような住宅地では、思わぬご近所トラブルに発展してしまう恐れもありますので、不安材料は無くしておいた方が賢明ですね。私たち、街の屋根やさんでは、
屋根のリフォームをされる際は「雪止め」の設置をおすすめしております。既存の「雪止め」の
交換、既存の屋根に
新たに取り付けることも可能です。
雪止めを後付けされる場合、各屋根材に適した「雪止め」を使用して、適切な位置への取り付けが必要です。取り付け方等が悪いと「雨漏り」に繋がる恐れもありますので、設置をお考えの場合は専門家へご依頼してください。
私たち、街の屋根やさんでは、
新型コロナウィルスの予防対策としてソーシャルディスタンスを取りマスク着用で現地調査を行わせていただいております。
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