ホーム > 想定外の積雪 屋根のチェックを忘れずに
想定外の積雪 屋根のチェックを忘れずに
更新日:2023年03月17日
2022年1月6日、何年かぶりに関東首都圏で積雪となりました。正確には2018年以来、4年ぶりの大雪になるそうです。10㎝ほどの積雪でも、首都圏の交通網は大きく影響を受け、人身事故も発生していました。私たち街の屋根やさんにも、雪による影響で発生した屋根の不具合についてお問合せをいただくことがあります。今回は、積雪による屋根への影響について簡単にご案内します。
雪による被害は火災保険で補償してもらえる?
雪により、建物(家財)に被害があった場合、
火災保険に風災・雹災・雪災の補償を付けていれば、補償を受けることができます。保険内容(会社)により「損害額の金額(20万円以上)」や「免責金額」が設定されていますので、事前に保険会社へ確認されておくことが大切です。また、大雪後には可能な範囲で、建物に不具合や破損などが無いかチェックされることもおすすめします。
屋根の雪がもたらす不具合や破損
積雪による屋根への影響が考えられる部分として「雨樋(あまどい)の変形・破損」、「凍害」があります。
●
雨樋(横樋)・・屋根の雪が軒先にズレてきた場合、既に雨樋(横樋)自体にも雪が積もっていれば更に雪の重みで負荷が掛かります。最近では、
太陽光パネルを設置した屋根も多くなっており、太陽光パネルに降り積もった雪が勢いよく滑り落ちてしまうことで、雨樋が破損してしまうということもあります。それ以外にも、隣家へ滑り落ちてしまい損害を与えてしまうことも増えてきたようです。
●
凍害(凍て割れ)・・屋根材中の水分が0℃以下になった場合、
凍結膨張(水が氷ると、固体となって体積が大きくなる現象)が発生します。これにより屋根材にヒビ・割れ・剥がれ・亀裂が入る現象です。一度積雪した位で発生する可能性は低いですが、屋根材の劣化や、飛来物などによるヒビが入っていたなど、水分を含みやすい状態であれば
凍結膨張が発生する可能性はあります。
屋根材には、それぞれ
吸水率があり、その値が高いほど水分含有量が多くなっています。
粘土や
セメントといった
土由来の屋根材は、新品の時から
水分を
含んでいます。金属屋根材はもともと水分を含んでいない為、凍害の対処には最適です。
雪止めの設置
雪止めの後付けは可能です。屋根材の状態(劣化等)によっては難しい場合もありますので、まずは無料点検をおすすめいたします。私たち街の屋根やさんでは、点検結果を写真と一緒に詳しくご説明します。点検結果をもとに、現状で最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問合せください。
現在は、オンラインでのお打ち合わせも承っております。
このページに関連するコンテンツをご紹介
あなたの屋根はどの形状(シェイプ)
街の中には様々な形、様々な材料の屋根があります。カッコイイ屋根、素敵な屋根もあれば、神社・仏閣などの荘厳なものや、文化財に指定される建物では歴史の重みと風格を感じさせます。ここでは屋根を形状別にご紹介いたします。…続きを読む
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。