更新日：2021年11月15日

 お住まいにはもちろん屋根がありますよね。皆様の家の屋根材の種類は何でしょうか。街並みを眺めてみると、お住まいによって屋根材の種類が違うことがわかるかと思います。屋根材の種類には、スレートや瓦、金属などの種類がありますが、それぞれのメンテナンス方法とは一体何でしょうか。

多く普及されているのはスレート屋根？

 まずは、スレート屋根のついてお話します。スレート屋根は、現在日本で最も多く普及されている屋根材で、ケイミューが製造しているスレートのシリーズ名である「カラーベスト」、または商品名の「コロニアル」と呼ばれることもあります。実は、スレート屋根にも種類があり、日本で多く普及されているのはセメントに繊維素材を混ぜ、薄い板状に加工した「化粧スレート」屋根です。天然素材を使用した天然スレートもありますが、日本ではあまり普及されていません。化粧スレート屋根のメリットはシンプルなデザインが多いためどんな家でも相性が良いことです。また、普及率も高いため、対応している業者が多いのもメリットの一つでしょう。化粧スレートは、定期的に塗装のメンテナンスをし防水性能を維持する必要があります。塗装でのメンテナンスをすることで費用はかかってしまいますが、お住まいのイメージチェンジをすることができますね。

瓦屋根と金属屋根のメリットやデメリット

 現在日本で多く普及されているのはスレート屋根ですが、その他には瓦屋根や金属屋根などの種類もありますよね。瓦屋根にも種類があり、セメントや砂、水を混ぜ合わせたセメント瓦やモニエル瓦は塗装でのメンテナンスが必要になります。粘土を焼成した日本瓦は、粘土瓦とも呼ばれ、耐久性が高いため塗装でのメンテナンスは不要ですが、固定や接着のために塗られた漆喰のメンテナンスはもちろん必要になります。また、瓦は瞬間的な衝撃を受けると割れることもあるため、その場合には瓦の差し替えが必要になります。金属屋根もスレート屋根と同様、屋根塗装が必要になります。塗装が剥げ、剥き出しの状態になった金属はサビに弱いため、注意が必要です。特に海沿いにお住まいの方は塩害にも気をつけた方が良いでしょう。  屋根材には様々な種類があり、それぞれメンテナンス方法なども異なります。皆様のことを守ってくれている大切な屋根、何かあった際には私達、街の屋根やさんに何でもお気軽にお問い合わせください。