私たち街の屋根やさんでは、風災等からの復旧で
火災保険を使用したケースのブログや施工事例を数多くご紹介しています。今年に入ってから、強風・暴風の発生頻度が多いように思えます。
強風後には「
棟板金剥がれ」や「飛来物による破損」などのご相談も増えています。私たち街の屋根やさんでは、保険適用の復旧工事も数多く対応させていただいております。今回は、火災保険について少し詳しく解説いたします。
火災保険とは
火災保険は、損害保険の一種で、
地震以外の
災害・・「火災、落雷、破裂・爆発や、台風、暴風などの風災や雹災(ひょうさい)、雪災」などで生じた
建物や
家財の
損害(被害)を補償する保険です。
補償対象は「建物のみ」、「家財のみ」、「建物+家財」の3種類から選ぶことができます。
●建物とは「建物そのもの」や「それに付帯する門・塀・物置き」などのことを指します。
●家財とは「建物内にある家具や家電・衣服など」の日常生活に使用している
動産を指します
。
加入されている火災保険を確認しましょう
風災などの自然災害で建物や屋根の復旧する際、火災保険が適用されればお客様のご負担も抑えられます。住宅ローンでお家を購入された場合は「
返済期間と同期間の団体信用生命保険」と「
火災保険」の加入が
必要です。
一般的に「
返済中=保険加入中」という認識になると思いますが、情勢は日々変化しております。現在は以下2点について注意が必要です。※特に②は気を付けてください!
① 最近では、さまざまなニーズにあわせ、補償内容を細かくカスタマイズできるタイプも多くなっています。余計なものを省くというつもりで「
家財の補償」を外してしまうと、いざという時に結構大変かもしれません。
② 以前まで
火災保険の長期契約は、
ローン期間の平均に合わせて「
36年まで」加入することができました。 しかし、
2015年10月から「
最長でも10年」に短縮されました。うっかり更新を忘れないように注意が必要です。
ローン完済後も火災保険継続が心強い
この時期に発生するのは、強風などの風災害だけではありません。
火災も発生します。このところ東京や群馬・栃木で山林火災の発生など、ニュースで報じられています。空気が乾燥している上に、強風により鎮火まで時間が掛かってしまうようです。
火災による悲しいニュースも見聞きする機会も増えています。建物火災での
失火は、自分だけの問題ではありません。近隣を巻き込んだり、巻き込まれるという場合もあります。
もらい火事が原因であっても、建物の建て直しや修繕・家財の買い直しをするときの費用は、自分自身で負担する必要があるのです。
筆者は以前、失火により自宅が半焼しましたが、幸い周りの3軒を巻き込まずに済んだという経験があります。火災保険には加入していましたが「
家財補償」を付けてなかったため、焼失したパソコンの支払いだけ残りました。
保険会社の方より「本当に良かったですね。隣家に被害があったら、ここには住んで居られなくなりますからね」という悪気のない励ましのひと言や、家財を買い直す費用の工面で精神的なダメージも大きかったことを覚えています。
せめて「
家財補償」に入っていれば多少は楽だったのではないかと思います。
毎年のように被害を及ぼす
台風や、いつ発生するかもしれない
自然災害の備えのためにも、ローン完済後も
火災保険の継続をおすすめします。
現在、私たち街の屋根やさんでは、
新型コロナウィルスの予防対策として、点検結果のご報告や御見積書は、郵送/メールで対応させていただいております。※現在は「
zoom」も対応しております。お気軽にお問い合わせください。