屋根修理のお問合せの際、覚えておくと説明がしやすくなる名称
更新日:2021年01月20日
ふだん、頻繁に屋根修理が必要になるということはなかなかありませんよね。そのため、いざ問合せをしようと思っても何から話していいかわからない、破損や不具合箇所だったり、状況をうまく説明できないという方も多いのではないでしょうか。そこで、特にお問合せをいただくことが多い「屋根の部位」について簡単に解説いたします。私たち、街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの予防対策として、現地調査の際はマスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。
とりあえず覚えておくと便利な名称
お問合せをされる際「不安だし早く点検に来てほしいのに、説明がうまくできなくてなかなか伝わらない」というのはとてもストレスになります。屋根の名称や、だいたいの位置を覚えておくのがおすすめです。覚えてしまうと、お散歩中や信号待ちなどの際、つい屋根に目が行ってしまうようになるかもしれません♪①「棟板金/棟瓦」
屋根の頂上にある、屋根の面と面が合わさる部分を「棟(むね)」といいます。金属屋根や化粧スレート屋根など(瓦以外ということで覚えましょう)の場合は、棟部分に金属の板を被せているため「棟板金(むねばんきん)」と呼ばれます。瓦の場合は「棟瓦(むねがわら)」と呼ばれます。頂上にある「棟」から下に向かって同じように屋根の面が合わさる部位を「隅棟(すみむね)/下り棟(くだりむね)」といいます。もし、その部分の板金や瓦のことを説明したい場合は「隅棟の板金/瓦が・・」というようにご説明されると伝わりやすいです。まずは「棟(むね)」の位置を覚えてしまえば「棟から見て・・」というように説明されると、イメージしやすくお話がスムーズになると思います。
②「雨樋」
屋根の軒先に沿うように取り付けられている雨樋は「横樋(よことい)/軒樋(のきとい)」と呼ばれています。あまり目立つ存在ではありませんが、雨水を集め地上や下水に排水させる重要な役割を担っています。「横樋」のほかにも、上の屋根の横樋から集まった雨水を「竪樋(たてとい)」で下屋(1階)へ下ろし、「這樋(はいとい)」で下屋の横樋(集水器)へ送ります。「竪樋/這樋」は無理に覚えなくても大丈夫です。「竪樋:縦になっている雨樋」や、「這樋:屋根に這うように取り付けられてる雨樋」といえば、十分伝わりますのでご安心ください。
③「破風/軒天」
「軒天(のきてん)」は、屋根の下側にあたる、外壁から外側に出ている部分です。下から見上げると、比較的見える位置にありますので、日頃から目視でのチェックが可能です。雨や風の影響を直接受け劣化しやすい部分でもあります。軒天は、住宅における傘のような役割をしていて、この傘により外壁も守られています。
「破風(はふ)板」は、ざっくり言ってしまうと、雨樋(横樋)の付いていない「棟板金/瓦」の両端にある側面の板です。
今回解説させていただいた名称以外にも、まだまだ沢山ありますのでご興味のある方はこちらへ。
このページに関連するコンテンツをご紹介
屋根補修の時期が近い?屋根が出している補修のサイン
お住まいの屋根のメンテナンス、定期的に行っていますか?屋根は様々なサインで私たちメンテナンスの時期を教えてくれます。屋根のメンテナンスについてのご相談はまでご相談ください。…続きを読む
でを行ったお客様の声
















































































































