更新日：2021年01月20日

「工場の修繕もやってますか？」とお問い合わせをいただくことがあります。私たち街の屋根やさんでは、戸建て・集合住宅はもちろん、畜舎や工場・倉庫などの工事も数多く対応させていただいております。ご安心してお問合せください。今回は、工場や倉庫などで使われている屋根材の「スレート波板」について簡単に解説します。

「スレート波板」とは？

　一般的に「波板」というと、戸建ての屋根やベランダ、テラスなどに多く使用されていますので、普段から目にすることが多いですね。「波板」で代表的なものは「塩ビ波板」・「ガラスネット波板」・「ポリカ波板」・「カラートタン波板」・「ガルバリウム波板」の5種類です。それぞれ特徴や適した用途があります。「カラートタン」や「ガルバリウム波板」は金属製で、住宅の屋根や外壁だけでなく工場や倉庫の屋根にも使われています。 　「スレート波板」は、セメントと繊維を波型に成型したもので、2004年以前に製造されたスレート材には、繊維として「アスベスト」が使用されていました。アスベストによる人体への影響が心配されますが、スレート波板のアスベストは基本的に屋根材を粉砕しない限り飛散することはありません。畜舎や工場・倉庫などの屋根で多く使われている素材には、金属製以外に「スレート波板」があります。素材の種類以外にも、それぞれの「山の頂点から頂点までの幅（ピッチ）」や「谷の深さ」により「大波」・「小波」に分類されます。工場などの屋根には「大波」が使われていることが多いです。

部分補修とカバー工法による屋根修繕

・部分補修

　 　飛来物などによって大波スレートが一部破損してしまうケースがあります。その場合は、ノンアスベストの大波スレートで部分的な葺き替えが可能です。

・屋根カバー工法または葺き替え

　 　スレート波板は耐用年数25年以上といわれていますが、固定している「フックボルト」の経年による錆が原因で「雨漏り」が発生することが多いです。雨漏りの都度、フックボルト部分をコーキングにより補修することも可能ですが、か、思い切って全面葺き替えにするか、上から新しい屋根材（金属屋根材が多いです）による屋根カバー工法がおすすめです。私たち、街の屋根やさんでは、屋根の状態をきちんと把握したうえで最適な修繕方法をご提案いたしますので、まずは無料点検のご依頼がおすすめです。 私たち、街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの予防対策として、現地調査の際はマスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。ご理解の程、宜しくお願いいたします。