木更津市東太田にて瓦屋根の調査 熨斗瓦のズレが目立っていました
更新日:2024年04月05日
木更津市東太田にて実施した瓦屋根の点検結果についてご報告いたします。 瓦が1枚落下したとのことでしたが、幸いお怪我や近隣被害が無かったそうで何よりでした。
ここ数年の異常気象により、台風並みの強風や暴風雨・雹などが発生することが多くなっています。天気が落ち着いた際は、目視でチェックをして異常が確認された場合は早めのメンテナンスをおすすめします。
屋根の状態を確認

大棟の熨斗瓦(のしがわら)がズレて外れそうになっていました。棟部分は、熨斗瓦と冠瓦(丸瓦)を番線(銅線)で固定しています。
熨斗瓦がズレている部分は、番線が無くなっている部分と、番線の位置が偏っていたため、熨斗瓦を積む際に塗られた棟土(むねつち)だけが頼りの状態となっていました。
番線の固定が効かない状態

大棟の多くの番線が無くなっていたり、残っていても位置がズレている状態でした。また、鬼瓦と棟部分の隙間を埋めていた漆喰が剥がれ、屋根上に落ちていました。
熨斗瓦が外れてしまった部分から、雨水が内部へ浸入しやすい状態です。棟土が流れ出てしまうと雨漏りが発生する恐れがあります。
番線が無くなってしまった部分は、強風や地震などの揺でズレたり落下してしまうリスクが高く、出来るだけ早めの対処が必要です。
心配な部分を確認

外壁と下屋根(1階屋根)の取り合い部分にある土居熨斗瓦(どいのしがわら)の一部がズレてしまっていました。番線(銅線)で固定されていましたが、番線設置時の位置に問題があったのか、適切な位置ではないため地震や台風等の建物の揺れで徐々にズレてしまったと思われます。
また、漆喰の一部がパテのようなものやセメントで補修されていました。熨斗瓦から漆喰が外にはみ出ている部分もあるため、雨水が排出されず内部に入り込んでしまう恐れもあります。
私たち街の屋根やさんでは、棟瓦の取り直し工事をはじめ、漆喰のメンテナンスも数多く承っております。漆喰メンテナンスは、状態により方法が異なります。
無料点検にて、現状で最適なメンテナンス方法をご提案いたします。棟瓦取り直し工事は18,150円(税込み)/m~承っております。 ※3段まで(棟の段数、場所(下り棟/親棟)により変わります)
記事内に記載されている金額は2024年04月05日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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