更新日:2024年01月19日
足立区島根にお住まいのお客様より「屋根の瓦が落下してしまいそうになっている為、修繕を検討している。調査お見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
私達「街の屋根やさん」では、建物の現地調査からお見積りの作成までは無料にて承っておりますのでお気軽にご相談をいただけますと幸いにございます。
現地調査
現地調査の様子になります。
築50年程経過した木造2階建ての住宅になります。使用されている屋根材は大屋根がセメント瓦で下屋根が瓦棒葺きの屋根材となっております。
立地の関係上で梯子では、大屋根にアクセス出来ませんでしたので、下屋根から大屋根の確認を実施致しました。
セメント瓦は名前の通りセメントを主成分として形成された瓦で現在は廃盤の商品となっております。セメント瓦を調査する際の注意点は人が乗ってしまうと割れてしまう危険性が高い為、基本的にセメント瓦に乗っての調査は行いません。
廃盤商品となっておりますので割れてしまっても、在庫として保管されていない限りは代用品が見つからず交換が困難ですので細ンのリスクは避けるようにする必要があります。
棟の瓦では、端部の瓦の納まりが悪く斜めになっております。固定している銅線にも劣化が生じておりましたので、銅線が切れてしまうと落下の危険性が高くなります。
棟瓦は1枚でも数キロの重さがありますので落下すると、物の破損や人に対して怪我をさせてしまう場合がありますので注意が必要となります。
建物の裏手にはアパートが建っておりますが、アパート側の軒先では瓦が複数枚落下し野地板が露出しておりました。防水紙もない状態でしたので、野地板の腐食が進行し耐久性が低下しておりました。
また、落下していない軒先の瓦の中にもズレてしまい落下の危険性がありましたので早急な対応が推奨されました。
瓦が落下している部分の直下の軒天では、雨水が軒裏に浸入してしまい軒天のボードが水分を吸ってしまい苔やカビが発生しておりました。
野地板や軒天の状況を考慮すると、雨漏りが発生してから数ヶ月経過していると想定されましたので垂木等の木材の腐食が心配されました。雨漏りを放置してしまうと住宅の構造材を腐食させ建物を劣化させてしまいます。構造材が腐食してしまった場合、修繕は大掛かりになり費用もかさみますので雨漏りの対応は早いに越したことはありません。
調査報告を行い屋根全体のメンテナンスとして屋根葺き替え工事のご提案を行いました。屋根葺き替え工事の費用は、税込み1,0970,800円より承っております。使用材料や施工面積、既存の屋根材により金額は異なりますので詳しくはお問い合わせ下さい。
記事内に記載されている金額は2024年01月19日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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