更新日：2024年01月14日

富津市二間塚にて屋根の無料点検を実施しました 😊

築30年を経過されたスレート（コロニアル）屋根で、今後どうしたら良いかということで、まずは点検からさせていただくこととなりました (^^)/

屋根の様子

だいぶ苔（コケ）が繁殖している状態でした。スレート（コロニアル）屋根の場合、表面の塗装により防水性や防藻性等を持たせているため、塗装の劣化は苔（コケ）が発生しやすい状況になります。

苔（コケ）は、住宅密集地等の立地であったり、近くに公園や林などの樹木がある環境により、発生状況に違いがあります。（　．．）φ

屋根の面により差がある

お客様宅の近くには、緑が多い環境がありました。苔（コケ）の胞子が飛散してきやすいといえます。

緑が多い方の屋根面には苔が繁殖していて、写真でも差が分かります。同じ建物なのに、すごい差ですよね。

ただ、苔（コケ）が少ない屋根面でも軒先に近い部分には、しっかりと苔（コケ）が発生している状態でした。この日は、点検前に通り雨があり濡れているため目立たなくなっています。

苔（コケ）以外にもメンテナンスサインが

棟板金を確認すると、釘浮きがちらほら。また、シーリングにも劣化が見受けられましたので、こちらも補修の時期になっていました。

スレート（コロニアル）屋根は、苔（コケ）が発生してきたら塗装のメンテナンスサインです。しかし、築年数を考えると塗装メンテナンスよりも屋根カバーか葺き替えのご提案となります。

築年数から、アスベスト入りのため、ヒビ割れもほとんど確認できないほど耐久性がありますが、下地部分も30年経過しているということになります。

屋根の下に敷かれた防水紙の耐用年数は約20年、その下にある屋根の下地である野地板（のじいた）の耐用年数は30年といわれています。

そのため、スレート（コロニアル）屋根の耐用年数（寿命）25年～30年を迎えられる場合は、塗装メンテナンスではなく、屋根のリフォームが必要です。

耐用年数を迎えたスレート（コロニアル）のメンテナンス方法は？

雨漏りが発生している場合等、野地板から手入れが必要な場合は屋根の葺き替えが必要です。
屋根の葺き替え工事は1,097,800円（税込み）～となります。

アスベスト含有のスレート（コロニアル）屋根の場合は、雨漏り等で野地板が傷んでなければ屋根のカバー工法がおすすめです。
屋根カバー工事は877,800円（税込み）～となります。

屋根の葺き替えも、カバー工法も、使用する屋根材・部材や面積等により金額が異なってきます。まずは、私たち街の屋根やさんへお気軽に現地調査依頼をどうぞ (^_-)-☆