更新日:2023年12月24日
瓦屋根が丈夫だからと言って、メンテナンスを放置していませんか?
確かに丈夫な粘土瓦であれば耐用年数は半世紀を超えると言われますから、ちょっとやそっとのことでは問題は起こらないでしょう。
しかし、屋根は瓦だけでできているわけではありません!瓦は丈夫でも他の建材はどうでしょうか?
瓦屋根に使用される建材の代表格と言えば、「漆喰」です。
今回は、漆喰について、特徴やメンテナンス方法を解説していきます(^_^)/
漆喰とは?
漆喰は消石灰に「すさ」や糊を混ぜて造られた建材で、日本では瓦と同じく、古くから使用されています(^_^)/
屋根に積まれた瓦を固定し、瓦と瓦の隙間から雨水が侵入しないように防ぐ役割があります。
また、今ではほとんど見かけなくなってしまいましたが、住まいの外壁材として用いられることもあります。
漆喰の劣化症状
丈夫な瓦とは違い、漆喰の耐用年数は10年~20年程とされています。
耐用年数を迎えた漆喰は経年劣化を起こし、瓦の固定力も防水性能も低下します。
メンテナンスを行わなければ、雨漏りや瓦の倒壊といった被害につながってしまうでしょう。
漆喰に以下のような症状が現れていれば、メンテナンスが必要なサインです(^_^)/
ひび割れ
ひび割れは、漆喰の劣化の初期症状です。
割れ目から徐々に雨水が浸透するようになります(+_+)
ひび割れ自体も広がっていき、より大きな被害につながります。
剥離、崩れ
ひび割れが進行すると、漆喰の剥離や崩れが起こるようになります。
屋根内部に吹き込む雨の量もひび割れより多くなり、雨漏りや瓦の倒壊に直結する症状なので要注意です!
庭先に白っぽいかけらが落ちていたら、屋根から落ちてきた漆喰かもしれません!屋根をチェックしてみましょう(+_+)
漆喰のメンテナンス方法
漆喰の補修工事には「漆喰詰め直し」や「棟取り直し」工事があります。
どちらの工事も古い漆喰を撤去してから新しい漆喰を詰め直す工事です。
棟取り直し工事は、棟瓦が歪んで崩れる可能性があるときに必要な工事で、漆喰だけでなく棟瓦自体を解体して積み直します。
瓦屋根の点検・メンテナンスは街の屋根やさんへ!
今回は瓦屋根に使われる漆喰の劣化症状やメンテナンス方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
漆喰の点検・補修は瓦屋根のお住まいには欠かせないメンテナンスとなります(^_^)/
瓦屋根だからメンテナンスフリーということはありませんので、ご注意ください。
街の屋根やさんでは、屋根瓦・漆喰の点検を無料で行っています!
しばらくメンテナンスされていない方や屋根にお悩みがある方は、ぜひお気軽にお問合せください(*^^)v
記事内に記載されている金額は2023年12月24日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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