更新日:2023年12月04日
袖ケ浦市蔵波台にて実施した屋根調査についてご報告です (^_^)
実は、ご依頼されたのは外壁についてでしたが、屋根も併せて見てほしいとのご要望をいただきました。
今回は屋根の点検結果についてご報告します!
屋根の塗装劣化が進んでいました
陽当たりの良い屋根面を確認すると、色褪せや汚れの付着が目立っていました。
スレート(コロニアル)屋根の場合、表面の塗装により防水性を維持しているため、経年により塗装が劣化してくると防水性が損なわれ、水はけが悪くなってきます。
塗装が剥がれてくると、表面がザラザラと凹凸ができるため、雨水が滞留し苔が発生しやすい環境になります。
また、湿ったところに飛散してきた砂埃が付着し、黒ずんだり、更に水はけが悪くなることもあります(´ω`)
屋根の位置で状態に差が発生
反対側の屋根面は、隣家との距離が近く、日陰になる時間が多いようです。
そのためか、湿った感じの印象でオレンジ色の苔や黒ずみが広がっていました。
苔や汚れの付着は、高圧洗浄でキレイに落とすことが可能です。
ただ、苔や汚れを落としても、防水性は戻りません。また、高圧洗浄を行う場合、足場が必要になりますので、塗装メンテナンスと同時に行われるのがベストです。
塗装メンテナンスの際は、下処理でしっかり高圧洗浄を行いますのでご安心ください☆彡
棟板金の浮き 固定の施工不良?
てっぺんの棟板金に浮きがあることを確認しました。棟板金はキレイな状態なのですが・・
下地の貫板(ぬきいた)も見えてきているため、強風に煽られた場合は剥がれてしまう恐れもあります。
せっかく、樹脂製の貫板が使用されているのにもったいない、なぜ?という感じです (◞‸◟)
樹脂製の貫板は、木製と違い、水分による腐食が無く、しっかり固定できて耐久性もあります。
棟板金を固定する場合、棟板金の側面から下地の貫板へ釘やビスで固定します。
貫板の厚さは15㎜で、釘やビスで固定する際に角度などが悪いと、貫板をかするような固定になってしまう場合があります。
ビスを使用する場合は、空回りするため気づけるのですが、釘の場合は気づきにくい可能性もあるようです。
点検の結果、棟板金の補修/補強と、屋根塗装のご提案となりました。
屋根塗装は470,800円(税込み)~承っております(遮熱塗料で塗り替え の例)。
塗料は、日々進化しています。お客様のご希望や屋根材に適した塗料などご相談のうえ決定していきます。
お気軽にご相談ください ( ^∇^)σ
記事内に記載されている金額は2023年12月04日時点での費用となります。
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