更新日：2023年12月07日

　葛飾区新小岩にお住まいのO様邸にて行った天窓からの雨漏り補修工事の様子をご紹介致します。

雨漏り箇所の確認

　室内の様子になります。天窓からの雨漏りは、水下側の角から大雨の際に雨水が垂れてきてしまう状況とお伺い致しました。

　雨水の侵入により、壁紙の継ぎ目付近が浮いてしまっているのが確認できます。壁面には大きな雨染みはない為、比較的最近に発生した雨漏りだと考えられました。

　また、お話をお伺いする限りでは降雨量に対しての雨水の浸入量が少ないことから雨水の浸入口は微細な隙間だと想定されます。

　天窓の外側を確認してみると、屋根との取り合い部の収まりに問題は無い状態でした。

　しかし、天窓の枠とガラスの間に設置されているパッキンが抜けている箇所が確認できました。天窓のパッキンは、設置から15年～20年程経過すると劣化してしまい最悪の場合雨漏りへと繋がってしまいます。

雨漏り補修工事

　補修工事の様子になります。今回の補修内容は、ガラスの取り合い部をコーキング材にて防水処理する内容となります。

　先ずは、コーキング材の接着面となるガラスと枠の取り合い部の清掃を行います。清掃完了後は周囲を汚さぬようにマスキングテープで養生を行い、コーキング用接着剤のプライマーを塗布します。
　

　下処理後は、コーキング材を充填し表面の仕上げを行います。

　コーキング材の充填時には、空気が入り込まないように注意して充填する必要があります。空気が入ってしまうと、空気の膨張によりコーキング材が膨れてしまい穴あきに繋がってしまいます。

施工完了

　雨漏り補修工事が完了となりました。工事後に雨が何度か降りましたが、雨漏りの再発は無いとの事で、お客様にご安心してお過ごしいただけております。

　今回の雨漏り補修工事の費用は、昇降用の部分な足場の組み立てが必要でしたので145,000円（税込み）にて承りました。

　私達「街の屋根やさん」では、点検・お見積りを無料にて行っております。建物の事でお困りの際には、お気軽にお問い合わせ下さい。