市原市千種にて剥がれた棟板金の調査 木製貫板の腐食が進んでいました
更新日:2023年10月18日
市原市千種にお住まいのお客様より、強風で剥がれた棟板金のお見積きました。瓦屋根以外の屋根の棟に使用されている部材は、金属板で「棟板金」といいます。そして、棟板金は強風の影響を受けやすく、飛び込み業者さんからの指摘が多い部分でもあります。
棟板金の状況を確認
大棟(おおむね)の棟板金がケラバ近くを残して剥がれ落ちていました。幸い、お怪我などの二次災害は無かったそうで何よりでした。大棟にある棟板金は、屋根のてっぺんにあるため、雨・風の影響を直接受ける位置となります。屋根の面と面が合わさる部分のため、雨水の浸入を防ぐべく棟板金が設置されていますが、この状態が長く続いてしまうと雨漏りに繋がる恐れがあります。
屋根の下に敷かれた防水紙により、建物内部への雨水浸入を防いでいますが防水紙にも耐用年数があります。種類や環境等によりますが耐用年数は約20年で、10年経過した頃から劣化が始まるといわれています。そのため、築20年以上という場合は注意が必要です。
剝がれた部分を詳しく確認していきます
金属板の棟板金が千切れていました。下地材の貫板は木製のため、水分を含み色も変わっています。木製の貫板が劣化してくると釘周りの固定が弱くなってしまいます。そのため、棟板金と一緒に貫板も剥がれてしまい、屋根に打ち込まれた釘だけ残ってしまう場合があります。近年は、水分による腐食に強い樹脂製品等の貫板も出ています。新築時に使用される貫板のほとんどは木製品のため、メンテナンスを機に樹脂製等の貫板をご使用される方も多くなっています。
屋根全体のメンテナンスが望ましいです
残っている棟板金では釘浮きがあり、内部の貫板も劣化が進行していることは確かです。屋根全体は、塗装が剥がれ、苔や汚れも目立っていました。スレート材の素地が白く出てきている部分もあるため、塗装によるメンテナンスで防水性等を持たせるか、築30年前後であれば「屋根カバー工事」または「屋根葺き替え工事」で屋根全体のリフォームをおすすめします。雨漏りの有無・屋根材や野地板の状態により、屋根カバー工法ではなく葺き替えのご提案となる場合もございます。
私たち街の屋根やさんでは、写真と一緒に詳しく屋根の状態をご説明します。お客様のライフプランも踏まえ、現状で最適なご提案・ご相談させていたします。ぜひ、ご安心してお問合せください。屋根カバー工法は877,800円(税込み)~承っております。(切妻屋根/60㎡の既存屋根を金属屋根でカバーした場合)
記事内に記載されている金額は2023年10月18日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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