屋根の各部位や部材、なんという名称かわかりますか?重要部位をまとめて紹介!
更新日:2023年06月08日
一般の方には少しややこしい屋根の部位や部材の名称。業者から説明を受けてもどこの話をしているのかわからなかったというご相談もよく聞きます。街の屋根やさんではお客様にもお分かりいただけるよう、写真なども交えながら丁寧に説明いたしますが、全ての業者がそうではありません。
そこで、今回は街の屋根やさんがお客様とのお打ち合わせやご説明の際、よく使う屋根の部位名称をご紹介します。不具合の原因になりやすかったり、劣化しやすい部位であったりしますので、覚えておくと、今後のお住まいの点検・調査の時に必ず役に立つと思います!
それでは早速ご紹介していきます!
屋根の部位
棟
屋根の棟(むね)は、建物の屋根の最上部で、斜めに交差する屋根面の接点を指します。一般的に、棟は屋根の頂点であり、屋根の傾斜した面が交差する部分です。屋根の棟は、建物の構造を安定化し、雨水や他の天候の要素から建物内部を保護する役割を果たします。
一番高い位置にあり、平行な棟を「大棟」、軒に向かって斜めに伸びる棟を「隅棟」と呼びます。

谷
谷は、棟と同じく、2つの屋根面が斜めに交差する部分を指します。棟との違いは、棟が凸に屋根面がぶつかる部位であることに対して、凹にぶつかる部位が谷です。
屋根に降った雨水を集め、排水する役割を果たします。

破風、鼻隠し、ケラバ
破風、鼻隠し、ケラバはいずれも屋根の先端部分を保護するための部位です。あまり目立たない部位ですが、住まいを守る大切な役割を持っています。横方向から雨風が吹き込み、屋根の先端から雨水が侵入するのを防ぎます。いずれも、屋根の形状によっては存在しない場合もあります。

軒、軒天
軒は、屋根が外壁よりも外に突き出している部分を指します。軒天は軒天井とも呼び、その名の通り軒の裏側(天井に当たる部分)を指します。雨や日差しから建物を守ります。

屋根の部材
野地板
屋根材を設置するための下地で、構造用合板や杉などが用いられます。垂木の上に野地板を渡し、その上から防水紙、屋根材を設置します。屋根材を支える重要な部材です。普段、目には見えない部分ですので、屋根リフォームの時には必ず状態を確認しましょう。

防水紙(ルーフィング)
野地板と屋根材の間に敷かれる部材で、建物内部への雨水の侵入を防ぐ役割があります。防水紙のおかけで屋根材に破損や不具合が出ても、すぐには雨漏りにはつながりません。

棟板金、貫板
棟板金と貫板はともに棟に設置される部材です。棟板金は、棟からの雨水の侵入を防ぐため、棟部分に被せるように設置されます。貫板は棟板金の下地で、棟板金を釘で固定するために設置されます。棟板金は風の影響を受けやすく、劣化しやすい部分ですので、こまめな点検とメンテナンスが必要です。

谷板金
谷板金は谷に設置される部材です。雨水が集まる谷に設置される部材のため、谷板金の劣化は雨漏りの原因になりやすいです。穴が空いていないか、変形していないかなど、棟板金と並んで日ごろのメンテナンスが重要になる部材です。

記事内に記載されている金額は2023年06月08日時点での費用となります。
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